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第2版研究成果逐次報告書


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2010年4月27日〜本日現在

イージーセットプールの寿命 シリコンシーラントの毒性 雨水利用水洗トイレの研究結果   
電力自立比較表 「核力」関連用語の改正が必要    
ミジンコは無くてもホンモロコ養殖は出来る
ミジンコの寿命
 
    
養殖事業の断念とその理由     


核力(原子力)に関する「科学用語」の混乱を整理する必要がありますので先ず最初に 核関連用語 についての論考結果をここに記します。
放射性物質に関する日本文化は根底から見直される必要があるにもかかわらず、今回の大事故(2011,3,11 福島第1核エネルギー発電所事故)が2012,1,24 の時点でもはや終息に向かいつつあるような社会的雰囲気に怒りを感じています。つきましては「文化」の基礎である「文字」を変更する提案をします。「文字」を変えれば「文化」は変わると思います。

(⇒の通りに変更 : その理由)
1)、炉心溶融 ⇒ 炉心熔融 : 炉心にある核燃料は水に溶けるのではなく金属の核燃料が2800℃と言う異常高熱で液体になるのです。
2)、炉心が溶けて穴が開く ⇒ 炉心が熔けて穴が開く : 炉心は厚さ15センチの鋼鉄で出来ており決して水に溶けない、鋼鉄が熔ける場合は異常な高温になった時だけです。
3)、原子力  ⇒ 原子核力 : 「原子」に力は無く「核」に力があるのです、湯川秀樹博士の原子核内 「中間子」 論の力がそれです。
4)、原子炉  ⇒ 核反応炉 : 英語では ヌークレアリアクター(核反応炉)と言います。
5)、原子力エネルギー ⇒ 核エネルギー 、「核」に在る力を熱に変える事によって「エネルギー」が発生します
6)、原子力発電所 ⇒ 核エネルギー発電所(英語ではヌークレア パワー プラント、中国語では「核電所」)
7)、日本原子力研究開発機構 ⇒ 日本原子核力研究開発機構 : 放射性物質に関する学術・官公庁用語全てに「核」を入れます.
(追記)はここに書きます。  

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(追記その1)

第2次世界大戦で日本が負けた後、戦勝国は日本語文字を「ローマ字」にすると提案しました。日本の国語学者は猛烈に反対し、妥協の産物として「当用漢字表 (現在は常用漢字表)」が出来ました。

「文字」のあつかいに関するどさくさにまぎれて意味のあいまいな言葉が沢山出来ました。その典型が

「原子力の平和利用(核力の発電への利用)」です。

「原子」は物質の最小単位となる「粒(つぶ)」であり電子顕微鏡で見る事が出来ます。「原子」に「力」は有りませんので「原子」は本質的に「平和」です。「原子」に力は無く「原子核」に力があるのです、アインシュタインは 物質=エネルギー との学説を立てましたがこの学説を完成させたのは日本の湯川秀樹博士です。エネルギーのもととなる 「力」 は「核力」であり、湯川秀樹博士の 「中間子論」 によって初めて実証されたのです、アインシュタインの大雑把な 物質=エネルギー 学説を証明したのは日本の湯川秀樹博士です。

「核力」は「核」を壊さなければ出て来ませんので「核エネルギー」の本質は人間の制御不能な種類の 「破壊」 にあるにもかかわらず 「原子力の平和利用(核力の発電への利用)」 と言う言葉を日本の人びとは何故使ってきたのでしょうか? 「原子核を壊すこと」と「平和利用(発電への利用)」は互いに相容れない概念なのです。

アメリカが「原子力の平和利用=アトムズ・フォー・ピース」という言葉を使うのは理解できます。制御不能で遺伝子をも傷つける大量破壊兵器を使った政治的失敗を帳消しにするために政治的成功を計らねばなりませんでした。制御不能な「破壊」エネルギーでも「制御」さえ出来れば政治的成功をもたらすことが出来ます。しかし、この政治的計画は宇宙の法則までだます事は出来ませんでした。その証明が今回の福島第1事故だったと言えると思います。

第2次世界大戦敗戦後の「どさくさ」の時期に日本の国語学者はもっとしっかりと自分の職責を果たすべきでした。「原子力の平和利用(核力の発電への利用)」はアメリカの政治作戦である事を見抜き、この言葉を日本では使わないよう配慮していれば「放射性物質に関する日本文化」はこれほどまでに軽佻浮薄(けいちょうふはく、軽々しく浅はかでうわついていること)にはなっていなかったと思います。

私は、「国語学者」でも「核エネルギー専門家」でもありませんが、自分の書く文章に、約8年前から、あえて「熔融」を使って来ました。今後は既述のとおり の 「原子核力」 「核反応炉」 「核エネルギー」 「原子核力研究」 等の言葉を使い 「放射性物質に関する日本文化」 の質を向上させようと思っています

(追記その2)

日本の中学数学教育を今回の事故をきっかけに正常化すべきです。次のように。

.........................................................
中学校の数学教科書に 「事故期待値」 の項目を復活させる。
........................................................
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その論拠は次の通りです。
(論拠)
「事故期待値」 の項目が数学教科書から消えたのは1977年発行の文部省学校教育指導要領からです。それまでは「事故期待値」が教科書に載っていたので す。

原子力推進派(核エネルギー発電推進派)の人達は「事故期待値」に触れること、いや、その言葉を使うことすら避けて来たのです、そして、ついに1977年、「事故期待値」と言う言葉を数学教科書から消し去ったのです。

『事故期待値とは、事故による被害額に事故の起こる確率を掛けたものである。この計算は1本の宝くじを買った時の賞金期待値の計算と全く同じである。事故期待値をもとにして原発事故被害を推定すると、次の通りである。福島第1原発6号炉(出力110万キロワット)が炉心熔融事故を起こせば関東全域は放射性物質による壊滅的被害をうけることになり、その被害額は原状復帰の費用を含めるならばほとんど無限大と言って差し支えない』

詳しく知りたい人は、炉心熔融事故発生確率、豊田利幸博士の予言を読んで下さい。



  1. <2010年4月27日、記。イージーセットプールの寿命>

    イージーセットプール(養殖池)の底部材寿命は 5年 であると判明しました、「養殖池、外観と構造」2010,4,26 参照。私は底部材を修繕しさらに使い続け何時まで使えるかを確認します。
    註1 :2005年4月に使用を始め、2012年12月に修理しながらの使用をやめ新しい物と取り替えました。従って寿命は 7年 であるという事が出来ます。取り換えの手間はあまりかからず、レザーソー(極薄刃片刃ノコギリ)とハサミとカッターナイフで約2時間の作業でした(2012,12,22 古いイージーセットプールを撤去し、分解、「燃えるゴミ」として廃品回収に出した部分はほとんど無く、ほぼすべてを雑草遮断用敷物、新プールの敷物に使いました)。
    註2 :裏庭敷地貯水槽(裏庭敷地は住宅部分敷地よりも2メートル高い)に使っている同種プール(7トン)は 2013,11,11 に至るも使用中なので「貯水槽」としてこのプールを利用する場合は 最低限 8年 使用できます、おそらくこれからも数年は使用可能でしょう。


  2. <2010年10月2日、記。シリコンシーラントの毒性

    シリコンシーラントは熱帯魚水槽の隙間埋め剤兼接着剤としても使われるものですが、養殖池の底で大量に密閉状態で使うと魚を全滅させる事が分りました。2010年度の4回にわたる稚魚大量死の原因を多面的に調べた結果最大の原因はシリコンシーラントの大量使用と固化未完了にあったと知りました。いくら水を替えても続いた謎の大量死の原因は極めて単純であり改めて 「ホンモロコはそう簡単には死なない」 とわかり、養殖を続ける励みとなりました。
  3. ▲▲先頭へ▲▲▲

  4. <2011年5月17日、記。私と妻の二人が過去93ヵ月間に水洗トイレの汚物流し(フラッシング)に使った雨水の量
    2003年3月〜2010年11月の93ヶ月間に雨水でトイレ汚物の洗浄(フラッシング)を行なった量は 191.4リッポウメートルでした。1ヶ月に付き 2リッポウメートル(191.4÷93≒2) でした(私と妻、二人の生活で使うトイレの水の量は 1ヶ月に 2リッポウメートル(=2トン) でした)。 また、この間に節約した水道料金は ¥26796(140×191.4=26796)でした。


  5. <2011年6月7日、記。仔魚⇒稚魚 の成長にとってミジンコは不要であると確認しました>
    従来ホンモロコの養殖に於いて孵化直後の仔魚を全長1センチ以上にまで育てるには「ミジンコが必要」が常識でしたが私はこの常識は間違っている事を確認しました。私は仔魚用初期餌料生物(ゾウリムシ、ワムシ等)を発酵生ゴミ(残飯、調理残滓をEM菌で1年間発酵させたもの)で湧かせていますがこの方法は有効でありミジンコは不要なのです。
    従来、「養殖の常識」にとらわれて不要な手間をかけてきた事が判明しました。


  6. <2012年1月31日、独立型太陽光発電普及の鍵は主に蓄電池が握っています、第2版では装置を改良し実践的研究を続けます、太陽光発電の新旧比較表を書きとどめます>
    屋根に出力130Wのパネル16枚を設置し大容量高性能の蓄電池を設置すれば冷蔵庫1台の電力を自立的に賄う事は十分に可能です。この場合の最大の課題は「大容量高性能蓄電池」です。
    根拠となる事実は、エアーポンプ55W・24時間連続駆動の場合と冷蔵庫の場合とは1ヶ月消費電力量がほぼ同じ(約40KWH)だからです(55/1000×24h×30days=39.6≒40≒36=冷蔵庫の消費電力量
    。私の現在の装置(出力100wパネル数=4枚)による研究では55Wエアーポンプ自立度が25%なので出力100wパネル数が16枚ならば自立度が100%となると、単純に算定出来ます(16/4×25=100)。

    「ほぼ不可能」を「可能」にするには高性能で安い蓄電池の開発が必要です。日中にまれに発生する「持て余すほどに大量の瞬間的電気」を蓄電池に蓄え夜間や雨天時に電気を取り出して使うには極めて高い蓄電池性能が必要です。

    註 : 第2版の「台所用電力等の自立」のページで出力130Wパネル16枚を使った独立型(オフグリッド型)太陽光発電設備を設置し太陽光の電化利用研究を発展させます。

    電気エネルギー(太陽光利用・蓄電池使用)

    初版の装置と第2版の装置との比較 ▲▲先頭へ▲▲▲
     初版の装置(物置屋根、半独立型)、研究は完了(ただし現在も稼働中)第2版の装置(母屋屋根、完全独立型)、研究は始まったばかり(2012,4〜)
    パネル1枚の出力100W 130W 
    パネル数4 16 
    パネル広さ3m2 16m2 
    パネルの設置角度0度 25度 
    パネル総出力 400W(100w×4=400) 2KW(130w×16=2080≒2000) 
    発電の型半独立(太陽光電源のスイッチOFFにより電源が自動的に全て商用電源に切り替わる) 独立、オフグリッドも言う(切替えはそれぞれの電化器具コンセントの抜き差しで行なう) 
    蓄電池の質廃棄寸前の自動車用、12V アメリカでのオフグリッド用定番品、12V,105Ah,ディープサイクル式新品  
    蓄電池の数4 16 
    負荷規定負荷=東庭池用55wエアーポンプ、
    臨時負荷=東庭池を除くエアーポンプおよび谷水汲み上げ水中ポンプ
    台所用等電力 {冷蔵庫(153W、1ヶ月45Kwh)、炊飯器(適時600W)、製パン器(適時120W)、電子レンジ(適時1200W)、小型湯沸かしポット(適時1250W)、ニクロム線電熱器(適時300〜600W)、オーブントースター(適時800W)、アイロン(適時900W)、洗濯機(適時550W)、合併処理浄化槽エアーポンプ(常時55w)、掃除機(適時1000W)、谷水組み上げポンプ(適時200W)} 自立のための電気器具
    生産電力の1ヶ月平均値(Kwh)総合負荷分で15Kwh、(規定負荷分で10Kwh) 総合負荷分で推定130Kwh(計算式は、パネル広さ× 日・m2当たり発電量( 0.274kwh )×30日 : 16×0.274×30=131.52≒130Kwh)
    註 :130Kwhを超えれば 一般よりも発電能力が高い太陽光発電装置であるという事が出来る ここで公開中
    電力の自立度池のエアーポンプ55W(規定負荷分)の自立度は
    25%(10kwh/40kwh=0.25=25%)
    自宅の台所等電力量の総電力量からの自立度は
    推定で30%、実際はここで公開中
    〔130kwh÷450kwh(自宅の1ヶ月平均生活電力量)=0.2889≒0.3=30%〕
    註 :30%を超えれば 一般よりも自立度が高い太陽光発電装置であるという事が出来る
    費 用材料費 ¥30万、工事費はゼロ(自分で施工) 材料費 ¥192万、工事費は ¥50万   計¥242万


  7. <2013年10月30日、記、ミジンコの寿命

    ミジンコは毎年4月末に田んぼに現れますが、庭に甕(かめ、70リットル)を埋め、甕の中で田んぼから採集してきたミジンコを養殖した場合どうなるかを観察し確認しました。次の通りでした。

    本日、ミジンコ養殖池の水を透明コップに掬い取って観察しました。水中には長さ3ミリほどの白いもやもやとした「脱皮後の殻」が無数に漂い、生きているものはコップ底に2匹のみでした。数日前に体内に茶色に見えた粒子は「越冬卵」でした。脱皮の際に「越冬卵」を水底に沈めてミジンコ達は死んだのです。

    毎日、甕から 8リットル のバケツ 2杯 のミジンコを掬い取って種親魚に与えていましたがその作業は本日をもって終わりとしました。

    従ってミジンコの寿命は毎年 4月〜11月 です。
  8. ▲▲先頭へ▲▲▲

  9. <2014年3月28日、記、ホンモロコの親魚全滅、養殖事業の断念、その理由

    2011年5月15日に、雨水のトイレへの利水を廃止した事をきっかけとして東庭池のホンモロコ達の健康状態が悪化するようになりました。年間を通じて死ぬ魚が多くなりました。トイレへの利水廃止当初は雨水地下貯水分を時々裏庭貯水槽に汲み上げていましたが不定期的汲み上げであり、とてもトイレで毎日20回くらい東庭関連雨水を排水するに相当するような定期排水には及びませんでした、死ぬ魚が出ないように、濾過砕石を更新し、点滴注水、表面自然排水の設備、日光・降雨防除覆いを新設したのですが、本年3月22日に東庭池の親魚15匹が全て、原形をとどめないほどの死骸となっているのを発見しました。
    (東庭池が親魚の「死の池」となった原因)
    1)、最大の原因は容量5トンの池の底(地下貯水槽)から毎日20回くらい外部へと排水(1ヶ月に2トン、地下貯水槽⇒トイレの汚物強制排水⇒合併処理浄化槽)され、その分は降雨によって満たされると言う池水循環が絶たれた事。
    2)、雨水の溜まった池は幾ら内部循環や濾過を強くしても「定期排水・注水」が無ければ「死の池」となる事
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