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(第2版)「一生活者」の哲学的短文集


筆者は人類史と自分史を吟味しつつ考えました
短文例11本⇒ の検索一覧表はここ
ご挨拶 へ
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★、諸案内
1)、私の哲学の結論は、人間は生物なのだから 「食べること 早寝・早起き・睡眠」が必要。人間は聖なるものにつながる存在なのだから 心身・身辺 が清らかであることが必要、「生活者としての人間は IT & AI を用心深く賢く使わねばならない、 IT & AI を愚かに使えば絶滅する」「賢く使うか愚かに使うかは人間の精神世界における未体験の戦争である」 私のどのページにも IT & AI 簡略解説はありませんが既知概念として扱うことをお許しください。
2)、この版(第2版)の開始日は おおむね2011,11,25、動機は福島第一核力発電所事故(原発事故 2011,03,11[平成23])が与えた衝撃が私の「哲学意欲」を掻き立てた事
3)、映画「シャニダールの花」のネアンデルタール人絶滅原因仮説は正しいかも。現生人類も IT & AI によって生物としての免疫力を衰弱させられ、未知のウィルスや未知の殺人植物の肥料となって絶滅する、かも。シャニダールの場所はここ。
4)、(初版)[繁殖と漁獲(27ページの代表)] はここ なお、初版のURLは http://www.eonet.ne.jp/~morikama/ですがデータ量が27ページ分あるにも拘わらず各ページのバイト数が少量なのでスマートフォンで読むことが可能です。
5)、付記 私の願い1 : スマートフォンで手軽に読んでほしい、当初はデスクトップ用に書きましたので「自分への語り掛け」でしたが 世界史概観 を上下に分割することによってスマートフォンでも読めるようになりました、「検索機能」が使える方式でスマートフォンに入れておくとデスクトップと同じように検索も出来ます(長大な世界史概観上下)でもそれぞれ30秒未満で立ち上がります、もちろんデスクトップでなら一瞬で。
6)、付記 私の願い2 : 最近二人のアジア人ユーチューバー(YouTuber)が哲学的に深いレベルの記事を公開しています、スマートフォンで手軽に視聴できますのでぜひ二人の哲学に触れてほしい、このページのここにまとめてあります
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★、特別挿入記事の頭および、ページ末尾記事 の頭はここ
初めに、世界史概観・上 関連書き込みの はじめに その1 を膨らませます】
世界史に於て、地中海沿岸地方がヨーロッパの文化・文明をけん引したのに対(つい)をなして日本文化が東側で発達してきたことを述べました、ここでは長文を避けて観念を凝縮して述べます、

サミュエル・P・ハンティントン(現代を代表する思想家の一人)が日本という国は単独構成で一つの文明圏を形成し、他の 七つの文明の複数国構成と対照的である と 述べているそうですが(下記 特別短文例1 に出できます)私は単独での文明圏形成を重く受け止めています。「重く」とは今後の世界史にとっての責任が重いという意味です。大げさに言えば 「進化の矢印」 を方向付ける行動を期待されているという意味になりますし、日本人の「今日一日」の暮らし方が直ちに世界史に影響を及ぼすという意味にもなります。ぼんやりと[情報技術 インフォメーションテクノロジー](IT)や[人工知能 アーティフィシャル インテリジェンス](AI)に対して受け身で過ごしてはならず、IT & AI を人間本位にこき使ったり廃棄したりする覚悟を持つ必要があります、

簡単に言えば「広告・宣伝・ロボット」を私たちの進化都合に合わせて使いまわす必要に迫られているという意味です。従来の戦争は「人間対人間」でしたが今後は「人間対 IT & AI」となります。現状は、「気付いたら IT & AI にしてやられていた」状況が多いと思います(一例、個人情報の世界規模流出、あまりにも早いモデルチェンジ、プラスチックごみの地球表面占拠現象等)、私のどのページにも IT & AI 解説はありませんが AIの I は 「数値計算力」 であるにすぎず 「知恵」 ではないと指摘するくらいしか出来ません、乞ご容赦。
人間の IT & AI との戦争とは
IT & AI の持つ危険性、破壊性、外延性、自己発展性、複雑雑多性、等の、特に外へ外へと限りなく発展してゆく外延性と、人間の最大の特性である 内包性(考えること)
この二つの違いが起こす災害を「戦争」と位置付けています。最近ではこの戦争に負けそうになって「閉じこもる」人が増えているのはこの戦争を戦っている人が増えたと私は受け止めているのです
最も分かりやすい具体例としては、「高レベル放射性廃棄物」を人工的に、莫大なお金と9年間をかけ、1回の加速器電気代は3億円、出来た物質の命名は「ニホニウム」、という例は明らかに かつての 「人道に反する罪」 に当たります。「人間対 IT & AI 」の戦争に 人間 が負けた一例です。今後はこういう 戦争をやめさせ、そのお金を人間性(倫理本能(内包力))鍛錬の費用に回しましょう。日常生活での  IT & AI  の代表はスマートフォンですがこれは手ごわい戦争相手です、一人一人に宣伝・広告を好きなように送り付け「時間」を奪うことは 「自然法」 に反しますので戦わなくてはいけません。日本人がしっかりしなければ。ようするに、「ヒトが IT & AI を使う」「ヒトが IT & AI に使われない」世の中を作りましょう。

【歴史関連書き込みの末端について】
末端書き込みのご案内、時の流れを書き留めるときに必要なのは「末端記事」です。私はいくつかの末端記事を書き残しましたが、次の 5点 に絞ってけじめをつけました。

〜〜以下(1)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(1)、世界史概観・上 の最終書き込み、日本、国家総動員法成立(最下部に「日米の原爆使用意欲比較表」があります)
〜〜以上(1)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜以下(2)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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(2)、[2019年11月13日]過去の主な巨大台風被害・巨大水害、との比較図表。・・・・狩野川台風(1958)や 伊勢湾台風(1959)に比べれば今回の被害実態は 「さほどでもない大きさ」 と言えそうです。
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【日本史の現在時刻はここです(日本 WW2 戦後史最終書き込み)】
〜〜以上(2)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜以下(3)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【2021年1月5日 コロナで変わる世界 、「新しい 『哲学』」 で 「世界共和国」を作らねばならない】、(デジタル毎日新聞より部分コピー) コロナで変わる世界、インタビューに答える社会学者の大澤真幸さん=東京都千代田区で2020年12月21日、内藤絵美撮影、地球が覆った危機が導く「世界共和国」 大澤真幸さんが語る未来  新型コロナウイルスの感染拡大が今後の社会や国家、そして世界のあり方に与える影響について、社会学者の大澤真幸さんに聞いた。【聞き手・木下訓明】 
◆これまでいろいろな戦争や紛争、災害があったが、すべてローカルだった。第一次世界大戦は欧州中心で、第二次世界大戦はそれよりも広いが、戦争に関係のない地域もあった。しかし、新型コロナはあっという間に地球全体、人類全体に広がった。これは初めてのことだと思う。
(3)、【2021年1月22日】、核兵器禁止条約、核禁止条約(Treaty on Prohibition of Nuclear Weapons(TPNW))発効、「世界共和国」を目指して。 世界史本流の最終として書き込んだものです
↑↑  ↑   ↑   ↑   ↑   ↑  ↑ 
【世界史の現在時刻はここです(世界史本流の最新書き込み)】
〜〜以上(3)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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〜〜以下(4)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(4)、世界史概観の書き込みをすべて終えた時点の記事です。
世界史概観の書き込みをすべて終えた時点の記事が上記です(上へと行をたどって
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ーが現れるまで)。
〜〜以上(4)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜以下(5)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(5)、この玄関ページにおけるご挨拶記事。
〜〜以上(5)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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私は人類の今後について考えた時三つの柱とその方向性を明確にすれば 「希望」 が沸いてくることに気づきました(2020,6,21)。
 【科学】 は日常生活重視の方向
    短文例8  太陽光発電  電気自動車  など 
 【政治】 は地球正常化の方向へ 
    有識者からの警告 など 
 【宗教】 は個人精神生活水準向上の方向へ 
    仏教 キリスト教 など都市居住から地方居住へ など

なお、より具体的には「自己紹介」のページの(次に)で述べています。

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特別短文例2⇒「極東国際軍事裁判」で絞首刑にされるべきだったのはフランクリンルーズベルトのあとを引き受けてアメリカ大統領となったトルーマン(原爆投下を命令した人物)です、「世界共和国」樹立を目指した考察と本サイト完了のご挨拶 2021年(令和3年)5月 記。 (このページに在ります)。
特別短文例1 ⇒ 日本は1国1文明圏なので中共国ともアメリカとも順応せず混沌とした現在の世界を政治的に第2段階へと進めるべく、人類政治の 調停役 として働くでしょう。 2021,1 記。(このページに在ります)。
短文例1 ⇒ 「産業革命」の原因・産業の未来 等についての考察、「科学」は今や厄介者! 2017,4 記。 (このページに在ります)。
短文例2 ⇒ ベースロード電源についての考察、太陽光の徹底利用を!  2020,3 記。 (このページに在ります)。
短文例3 ⇒ 「核」 関連用語についての考察、「原子力」の使用を廃止し「核力」を!  2017,7 記。 (このページに在ります)
短文例4近・現代史 における 政治現象 は スラブ民族 の 自信過剰癖 が 「芯」 となって展開し、今後もこの流れは変わらないと思います。すでにクリミアを侵略しています。 2018,3,6 記。 (このページに在ります)。
短文例5 ⇒   毎月の書き込み内容案内 2017年9月の 7)、 及び 2019年2月の 5)、北マケドニア関連記事 を転用。今後、第三次世界大戦が起きるとすれば 「コソボ」 で、ロシアが火を付ける可能性があります。 2019,2 記。 
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短文例6(冊子) ⇒ 核力発電所(原発)は天然自然の摂理に違反する存在です。2019(令和1),6,6 初稿、々,7,5最終稿
この冊子は分かりづらいという声が聞こえてきます、先ず日本カトリック正義と平和協議会 発行のリーフレット 「原子力発電は ”温暖化” 防止の切り札ではない!」を読んでからこの冊子を読んでいただくことをおすすめします 
短文例7 ⇒  宇宙史は鉄とウランがキーワード、画像中心に宇宙史を考えました  2020,3,27 記。
短文例8 ⇒  元素の周期表を改正して 「世直し」 のきっかけを作りましょう   2020,5,10記。
短文例9 ⇒  物理学の行き詰まりと今後進むべき方向について   2021,7,29記。
 

■、私の「哲学」について 
■、言葉の定義、短文とは?  
■、今後の世界についての漠然とした予感
■、現在の地球の中心部は 熔けた鉄 地球は人間ぐるみ、悠久の時間の果てに 「鉄になって宇宙に砕け散りエネルギーに変わる」 
■、2019年現在の地球深部

開始日は おおむね2011,11,25、ただし、この玄関サイト【一生活者の哲学的短文集(このページ)】への変更日は,2014,2,18 最終更新日は ここで見当をつけて下さい
註 : 原子力(核力)に関する知見は初版のここに書きとどめています。
註 : 動機と今後についてはここで述べています。 第2版は初版からの連続性を持ちます。
第2版では詳しく知り深く考えた結果をなるべく短く書き込んでいます。


(初版)タモロコ・ホンモロコ庭先養殖の研究
を立ち上げるには、画面最上段の欄(アドレスバー)内の文字列を削除し、そこへ 下記 の URL を投入(コピーアンドペースト)して実行(Enter)キーを押してください。
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http://www.eonet.ne.jp/~morikama/

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お願い1 : リンク機能反応速度が遅くかつ不正確になって来ています、リンク機能が壊れているわけではなく情報量の多さのため 「動きが重く」 なっているためです、数回リンクをやり直せば必ず目的のリンク先が現れますのでご協力下さい。
お願い2 : 国名の表記について、「中華人民共和国」 ⇒ 「中共国」、「朝鮮民主主義人民共和国」 ⇒ 「北朝鮮」、と表記する事が多いので判読方よろしくお願いします。
註 :  タモロコ・ ホンモロコの養殖事業は 2014年3月28日をもって断念しました、理由等詳細については「研究成果逐次報告」のページのここを見て下さい
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<(第2版)「一生活者」の哲学的短文集 を始めた動機

  1. 2001,7,23 以来、タモロコ・ホンモロコ養殖を自宅庭先で行なって来ました。2007年度には 41.9キログラム の漁獲がありました、養殖は順調に推移しました。
  2. 2011年3月11日の福島第1原発(核力発電所)事故、核爆発の疑い世界各国報道内容。2011年9月27日に韓国で行われたACLの全北現代−C大阪戦で、「人倫に欠ける韓国のファン」がスタンドで「東日本大震災をお祝いします」の旗、2012年ロンドンオリンピックでの「竹島は韓国の領土」 のプラカードでの大騒ぎ、2012年8月10日のイミョンバク韓国大統領の竹島上陸、2012年9月14日には中華人民共和国が、尖閣諸島は日本固有の領土であるにもかかわらず国内法で「自国領」として領有権を主張、民衆の暴動は 北京、南京、上海、蘇州、重慶、広州、等 110ヵ所 へと拡大、規模は各1万人 19日 には収束した。これらの事件はあっという間にたてつづけに起こりました。
  3. 私は「モロコ養殖どころでは無い! 日本は滅びるかもしれない!」 と自分の「政治音痴」に気づきました、そして短期間に猛勉強し、放射性物資〜近隣諸国外交 の知見を深めました。


私の「哲学」について)
1)、歴史(世界史、近隣諸国現代史、日本現代史)の知見を深め、「生活する日本人」としての素人哲学者を目指します。現代人が「エネルギー」を深く考える場合 光⇒電気 の現象は重要なので半独立型太陽光発電の実践を、初版を引き継ぐ形でデータを取りつづけますので後に続く方々(かたがた)は参考にして下さい。

2)、私の使う独特の「概念」について、
私は「進化の矢印」を基本概念としています、この概念についてはここで概説しています。
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「進化の芯芽」についてはここで図示します。「芯芽」「進化の矢印」の誘いに反応して「新葉」を生みます、「新葉」は「芯芽」を育てます。2者は「芯芽」に「矢印への反応力」のあるかぎり成長していきます。
一方、「進化」の「芯」から少しでも外れて現れた「芽」「脇芽」として進化の世界から脱落して行きます。
芯芽
註:画像はヤフー画像集から頂きました

芯芽は宇宙の星ほどに多種多様多数に存在し、時を得た時に芯芽は成長を始め、「現象」として目立つようになり、やがて定着し、場合によっては定着せずに消滅し宇宙からも消えてゆきます。 芯芽は過去には人の形成にかかわりましたが今は「人の現象」は定着しましたので芯芽は人の意識の中で育ちます。従って「進化の芯芽」は「あなた自身」が育みつつあり、「人の進化」を「あなた自身」が押し進めます。
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あなたや私がこの「進化の芯芽」をどう育むかを深く考え行動する事がすなわち「一生活者の哲学」だと思います。

では、私は今、何をすれば良いのでしょう? 
上記の危機意識(隣接国との不調和)と下図から直感する危機意識を吸収しながら説明しましょう、


人で満杯
註1 : 世界人口グラフ画像はかつて Wikipedia に出ていたものです。このグラフの正しさは 2018年現在では国連人口基金東京事務所 世界人口の推移(推計値)で確認することが出来ます。
註2 : 地球の夜景写真は 2018年現在でも衛星軌道上から見た地球の夜景写真 2006年09月06日 13時04分00秒で公開されています。
註3 : 人で満杯となった画像は 盛衰の世界史地図 より頂きました。
   http://tncs.world.coocan.jp/WHMP.html  ( URL をアドレスバーに貼り付けて実行してください)

人口推移グラフにこれまでの主な現象を書き加えますと、18世紀後半から人口が異常に増え、それにつれて「科学」現象が異常に進化し現在に至っていますが「科学」はこのまま進化しても人口を減少させず、かえって異常な政治現象(イスラム過激派の割拠)を促す事を予見させます。現在、私に必要な事は「科学を日常の方向へ」「政治を世界レベルへ」と方向づける事です。このようにして「科学」に方向を与え一人歩きをやめさせ、政治、特に外交を活発化させることにあると思います。「科学」をもしも一人歩きさせれば図示の通りの「地球の異常な夜景」を助長するでしょう。
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そう、私達は、人口の状態を 現在の70億人を10億人くらいまで減少させないと地球表面は「生物体」ではなくなってしまうでしょう。既に絶滅した生物は多く、人ばかりがはびこる地球表面についての指摘はここ    2020年現在の危機的状況への具体的警告はここにあります。


日常生活の中で芯芽にかかわろう、自分が今考え且つ行動している事は全て人の進化とかかわっているとの緊張感と誇りを持つことが必要です。あなたも多分私と同じだと思っています。同種の芯芽が多数の人々の中で進化の歩みを開始した場合一つの「進化の芽」が芽ぶき世界が良い方向へと変って行くのだと思います。
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【短文例1】 ⇒ 「産業革命」の原因・産業の未来 等についての考察、「科学」は今や厄介者!
何故イギリスで、「産業革命」の「芯芽」が現れ「大木」に至ったのか? 原因、結果、今後についての考察  原因の概説はここでもしています

イギリスに於いて1770年頃に何故産業革命が起きたのか、日本でもこの頃には人口密度が高まり庶民の「科学」水準はヨーロッパ並みでした(例えば平賀源内)。 日本においても「産業革命の芯芽」は存在していたと考えても私の理論から言えば不思議なことではありません。

では、なぜ、イギリスに於いて「産業革命の芯芽」が発達の時を得る事が出来たのか? その原因は、先ず、芯芽の部分の下部から、ゼロの概念 が845年以来ずっと 「数値化」の刺激を芯芽に与え続けていた事、日本での「和算」では数値の始まりは 「1」 なので物事の「数値化」が連続せず並列・拡散したために芯芽への刺激とはならなかった。 次に、観察と行動の「数値化」は「新葉」としての「科学者」を「芯芽」の周りに何重にも生み出しました。 名を挙げれば、古い順に、マゼランガリレオ・ガリレイニュートンニューコメン となりますが名を残すことなく消えて行った「科学者」は無数に居たと言えるでしょう。
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芯芽の部分の下部から与えられたその他の刺激はまず、「お金の蓄積」です。産業革命の芯芽が成長するには機械の発明が必要で、労働を軽減するための単純な機械にもお金の蓄積が必要でした。次には設計技術の蓄積が必要です、設計するための計算力の蓄積も芯芽の成長の刺激となりました。

マゼランの芯芽への「新葉」としての刺激は図で言えば右の葉です、マゼランは「航海科学」を発達させ地球の隅々から労働力(奴隷)と物資(原料)を集め、芯芽に刺激を与えました。ガリレイも科学者の一員として右の葉の役割を果たしました。宇宙の丹念な観察から「法則」を見つけたのですから。
自由な思考によって宇宙には驚くべき法則があり、法則の発見には「自由な思考」が必要であると言う精神的刺激を産業革命の芯芽に与えました。

ニュートンはどうでしょうか? そう、彼は左の葉です。彼は「力」の法則を見つけ道具の発明に強い影響を与え、「力を数値化」して「機械の発明」という角度から「産業革命の芯芽」に決定的な刺激をもたらしました、当時、日本では発見されていなかった石炭を掘る時に出る水(坑道に溜まる水)を人力ではなく機械力で行なう事が出来る機械を発明をしたのがニューコメンで、出来たものは蒸気機関です。

イギリスの「海賊船」1600年頃も大きく貢献しました、「金(キン)」や「コショウ」を積んだ商用帆船(ポルトガルやイスパニアの帆船)を海上で襲って「金(キン)」や「コショウ」を奪い、その「富」が「発明」に投資されたのです。

従来、産業革命は禁欲的なキリスト教徒の勤勉さと清貧さ(浪費的では無い事)によって労働の対価としての「お金」を浪費せずに蓄えた事によって「資本」が蓄積された結果であるとの説が有力とされていましたが、最近の研究では当時のイギリス人は「浪費的な生活をしていた」(2015,7,5 毎日新聞、「大分岐」K・ポメランツ著、名古屋大学出版会)ようです。
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従って、「産業革命の芯芽」が成長を始めた原因は、図で言えば芯芽を成長させるという魅力に取りつかれた無数の人々がいた事、左右の葉に相当する人達も無数にいた事であったと思います。

先ず、「ゼロの概念」を「自由な思考」によって「現実化」しようとして「科学」を発達させた人々がいた事、次にその「一風変わった人達にお金を与える」人達が取り巻いていた事、さらに、「科学」の発達によって生み出された「帆船」によって、地球規模での人と物資の調達が可能になった事、次に、機械の発明によって「石炭掘り(坑道に溜まった水のくみ上げ)」の軽減が実現された事へと発展していきました。

イギリスでは、機械を動かすエネルギー源(石炭)がすぐ近くにありました。日本では石炭をエネルギー源とする文化的伝統は無く「木炭」がエネルギー源でした、日本の、険しい山林の斜面での労働を機械の発明によって楽にしようという発想ははじめからありませんでした。

この様にして「産業革命の芯芽」は多くの人のかかわりの中で成長を開始し、あっという間に「大木」にまで育ちました。「科学」が「産業革命」という「生産」の姿を取って地球表面の「目立つ現象」となり「産業」は地球表面に行き渡りました、しかし、やがて「科学」は一人歩きに陥り、「破壊」の姿を取るようになります、その結果WW1、 WW2では「科学」が「破壊の主役」を演じ、現在では大きな図体をした「科学」が「進む方向」を見失っていると思います。

 「大木」 を土台として 「進む方向」 を見つけて芽吹こうとしている 「芯芽」 は私たち一人ひとりの中にあるのですが課題は山積しています。ゼロの概念は今やパソコンの中に定着してはいるのですが、 「スーパーコンピューター」 の登場によって 「科学」 は再び 「一人歩き」 の危険状態に陥っています。この状況を放置すれば 物理系科学 は、ウイルスの瞬時多量生産におびえつつ 「人の地球脱出」 へと向かうでしょうし、 医学系科学 は 「200歳になっても死なない人」 の製造へと向かうでしょう。 地球脱出と死なない人  は人類が積み上げてきた哲学の延長線上にある思想です。
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今こそ 「発想を転換」 させて 「新しい哲学」 を生まねばなりません。

今後、「人類の進む方向」 は 「人口を減らす」 方向です、 「人口を減らして地球から脱出しなくても良い」 方法や 「せいぜい120歳で自然死する」 方法を編み出す必要があります。「産業革命」が生み出した流れのままで行くと人類は 幸福 にはなれません。

私は先ず スーパーコンピューター に頼る生活をやめにして (スーパーコンピューターの能力を現状で凍結して) 哲学することを提案します、 「足るを知る」 生活、 「質素な」 生活  「夜は働かない」 生活 を目指すことが未来を切り開くのではないでしょうか?

2017年4月27日、記。

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【短文例2】 ⇒ ベースロード電源についての考察、 太陽光の徹底利用を!
ベースロード電源についての考察
「地熱」にではなく「太陽光」に希望を!

■、本文の 目次 はここ
※、ベースロード電源を論じる事はあまりに内容が複雑になりすぎて何を主張したのかわからないという恐れを感じますので先に結論を述べ、展開の予行演習もしておきます。
【結論の序】
最近テレビ放映などマスコミで「今後有望」と報道されている 「地熱発電」 は「核力発電(原発)」に替わる電力源とはなり得ないと思います。現在では日本の電力源のたったの 0.3% を占めているにすぎません(地球工学研究所http://criepi.denken.or.jp/jp/civil/column/c2.htm)、今後、この数値が大きい方へと変わることは無いでしょう。機能原理から推論すると「地熱発電」が利益を生むとは考えにくく、「天然地熱発電所」のうちのごく限られた高熱温泉水湧出地域の発電所のみがほそぼそと続くでしょう。温泉地域とは無関係な  高温岩体地熱発電(画像3左端、人工熱水溜り)スイスでの実験的稼働時にかなりの規模の地震(M3.4)を発生させたため実験は中止された(2006年開始2009年中止)と言われています、Wikipedia 。
スイスの程度にまで高温岩体地熱発電を実験している国は無いようです。
また、 施設の巨大さに比較してその出力はあまりにも小さいとも言われています(アイスランドのネシャベトリル発電所、1機に付き 4万キロワット、日本大分県八丁原発電所、1機に付き 5.5万キロワット
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核力発電所(原発)の場合は1機に付き平均で 100万キロワット 火力発電の場合は1機に付き平均で 80万キロワット  

「ベースロード」の意味を考える時、私は自分の体験を最も重視します。
私は太陽光発電で自家消費電力の自立を目指して「半独立型太陽光発電 2KW」を運営していますので緊急事態(太陽光を得られない事態、例えば豪雪)発生時に「ベースロード」のイメージが湧きます、そして私は電源を 関西電力 に切り替えています。

関西電力は私にとっては「緊急時の救い主」 なのです、すなわち私にとって 関西電力の送電線=ベースロード電源 、太陽光=自立電源 なのです。

しかし、これはあくまでも「私のような人々の場合」に限定された論説ですから「関西電力の送電電源=ベースロード電源」で考察を終わることは出来ませんので以下に続けます。

【結論】
私たち関西人が将来にわたって、豊かな電化生活を営むためには、
(1)関西電力が今後社運を「再生可能エネルギー開発」に賭けつつベースロード電源提供会社を続けることが必要です。
(2)一般人は精いっぱいの努力をしつつ自立電源生活を営む事が必要です。

これが私の考察の「結論」です。

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注釈 : 地熱発電の熱源は「地殻」のごく浅いところにあり、画像2 で説明するならば、青い色の「薄皮」の表面に近い部分です、「真っ赤な」中心部ではないのです。たとえ「深い所の岩体地熱」といえども「深さ」は「地殻における深さ」であり、地表から3000メートルの深さに過ぎずその水温もたかだか 200℃ と分かった時、「ああ、これではだめだ」と直感したのです。スターリングエンジン模型実験発電鍋日常使用実験での失敗を思い出したのです、最低限600℃の熱を常時均一に当てなければ「熱で発電」は出来ないと

また、工業用火力発電の発電用蒸気タービンの蒸気温度についてネットで多くのサイトを当たったところ 600℃ と分かりました。たかだか 200℃ 高温岩体破砕人工熱水溜まりでは決して実用的な発電は出来ない事を知りました。
 



[ベースロード電源の定義]
[第1定義]
イメージとしては下図に見るとおり、混ざり合って送電される電気 のことを言います。

送電線




この図の中央部分に

送電線の中で電気が混ざり合う 


とありますが 現在発電中の 地熱発電所 の電気も「核力発電(原発)」の電気その他の電気も混ざり合って送電線の中を通って私のベースロード電源コンセントに届いているのです。
ベースロード電源の[第1定義]とは
関西地域で、自立電源生活を営む者にとってのベースロード電源とは「関西電力」の送電線(下図参照)の事なのです。 


▲▲先頭へ▲▲▲
[第2定義]

2001年8月20日に出版された名著「原発『革命』」の P21 には
「今や正月休みの需要低減期には我が国の電力の90%(通常は約 40% )を原発が供給している社会なのである」 
と書かれています。
この文言を基礎にして「定義」すればつぎのとおりになります。
ベースロード電源の[第2定義]とは
ベースロード電源とは、送電線の中身を、40%〜90%独占し得る発電源の事です。 
送電線の中身(発電源の種類)
送電線の中身


、A、再生可能エネルギー B、水力 C、天然ガス、D、石炭
、詳しくは、本文のここで説明しています

そして画像1で電気工事士
「停電は絶対にさせないぞ!」
との信念を込めて点検修理している電線がこのベースロード電気送電線なのです
。  

▲▲先頭へ▲▲▲
[ベースロード電源から核力発電(原発)の電気を無くす方法]
福一事故(2011,3,11)の核物質汚染克服努力中の私たちが子孫の幸せを考えた場合、この電線の中を流れる「核力発電(原発)」の電気の量は ゼロ とせねばなりません。ゼロにした分の電気を代替するものは「再生可能エネルギーによる電気」でなければなりません。私は「大規模太陽光発電と揚水式水力発電とを合体させたもの」が最適であると思います。
私は、「原発を廃止せよ!」と声高(こわだか)に叫び、街頭デモをすることも大切ですが、同時に、廃止対応措置も緊急に開始しなければならないと思います。

[画像1で見られる『冷蔵庫』プラグの意味について]
プラグ1




この画像は、今まさに「関西電力」に差し込まれようとしている冷蔵庫用プラグです。

太陽光コンセントに挿入中




この画像は、冷蔵庫を太陽光(自立電源)で動かしている時のプラグ位置です。

何事もなければ(屋根の雪が3日間溶けないとか降雨が1週間続くとかの異常事態がなければ)一年中この位置にあります。

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関電位置





この画像は、冷蔵庫を 関西電力電源(ベースロード電源)で動かしている時のプラグ位置です。冷蔵庫という生命維持上特別に重要な意味を持つ物の電源の緊急確保をしているのです。


プラグの差し替えは太陽の状態を目で確認しつつ手動で行っていますが将来はコンピュ^ター自動制御で行いたいと思っています。


[情報出所について]
私はウェブサイトに情報源を求めています。引用した数値、参照して描いた肉筆画像についてはその都度情報発信元の許可を得る事が本意ですが、こちらからの申し出が無視される場合が多く、ひどい場合はメールアドレスの中にウイルスを潜ませているサイトもあります。

したがって、私は参照させていただいたウェブサイトを下記に紹介することで「参照許可願い」を実施したことにさせていただきますのでご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。

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※、東京工業大学、「世界初!地球中心部の超高圧高温状態を実現」〜ようやく手が届いた地球コア http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/research_highlights/no_57/
(SPring-8 NEWS 57 2011.7)

※、インターネット博物館「雲仙普賢岳の噴火とその背景」 http://museum.sci.kyushu-u.ac.jp/Museum/Museum.html

※、電力中央研究所 地球工学研究所 Chi-Kohken一口コラム 地熱発電 http://criepi.denken.or.jp/jp/civil/column/c2.htm

※、再生可能エネルギーを巡る現状と課題 平成26年6月17日 資源エネルギー庁 資料3 http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=prX0XLJV3ihHez.H.wcuOnXMaVqrBFKY7Ei3qTyKbbbNdPMKnZdMij8nYZwwZ_6tH_28tpoyj3I2B5lKC3fFgxnIG0LobYIt2BTxzjvhVohoPB72QVAywNRSdkXTHSjTvvRZ9KcbB0o2YrZkZ1KlTTaKuxvGYrJde0utoi6r8252XpALZ2mJLmfTqws.geVKiSQQBJm.dKeLHVqxOre5D_b1Du8OfMqYV4arC2saXHV5h27KSI2ROcL0VkvMlDOuwVjRJk1ofhTqmhaAfnaw3Yvv8PsdNqQ-/_ylt=A7dPehXgQ.pWoy0Aa8yDTwx.;_ylu=X3oDMTEyOWp1ZTNiBHBvcwM0BHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGUEdnRpZANqcDAwMjA-/SIG=1arkv72d5/EXP=1458294176/**http%3A//www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/shoene_shinene/shin_ene/pdf/001_03_00.pdf%23search=%27%25E5%2586%258D%25E7%2594%259F%25E5%258F%25AF%25E8%2583%25BD%25E3%2582%25A8%25E3%2583%258D%25E3%2583%25AB%25E3%2582%25AE%25E3%2583%25BC%25E7%25AD%2589%25E3%2581%25AE%25E5%25B0%258E%25E5%2585%25A5%25E7%258A%25B6%25E6%25B3%2581%27
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※、原子力・エネルギー図面集 2015 - デジタルパンフレット|電気事業連合会(Adobe PDF) http://wrs.search.yahoo.co.jp/FOR=.o1cnUlV3iiCDBG6fzTBm7dWQHo1WuXqiYaNxm7pNY7lrpaAbsgmm5DH77aEoD73lArnTsRjA9G.8qTfPsK6E5BRZNbfJcCTokUsmXieiyP.BycuMAXd.fNo6VkvbZvZAj.u2ActdP_l_L5mpiddqoncDsCfN8otydKjYirDFwHSlsR4aUpmX2dCNjEGTA2YWYdD_0Jt7lYKFmdR9TC.5TlXK9E_HZlT/_ylt=A7YWNL2BNOpWI2IAf3eDTwx.;_ylu=X3oDMTEycG01aGNwBHBvcwMxBHNlYwNzcgRzbGsDdGl0bGUEdnRpZANqcDAwMjA-/SIG=1cc1caods/EXP=1458290241/**http%3A//fepc-dp.jp/pdf/07_zumenshu_j.pdf%23search=%27%25E9%259B%25BB%25E6%25BA%2590%25E5%2588%25A5%25E7%2599%25BA%25E9%259B%25BB%25E9%259B%25BB%25E5%258A%259B%25E9%2587%258F%25E6%25A7%258B%25E6%2588%2590%25E6%25AF%2594%2B%25E9%259B%25BB%25E6%25B0%2597%25E4%25BA%258B%25E6%25A5%25AD%25E9%2580%25A3%25E7%25B5%25A1%25E4%25BC%259A%2B%25E8%25B3%2587%25E6%2596%2599%25EF%25BC%2591%27
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【以上で 結論 を先に、展開 も予行演習】を終わり、本文へと入っていきます、各位の判読方よろしくお願いします。
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====ここからが 本文 です=================================
次の表は本文の 目次 です
1)、 画像1、 画像2、 画像3 による導入、
なお、画像3にある 「高温岩体地熱発電所」や「天然地熱発電所」 は2003年に先覚者である元 GE 核力発電技術者・菊地洋一さんが講演で啓蒙しておられますが核力発電の危険性との対比思考がそうさせているのだと思います。菊池さんが言うほどに「高温岩体地熱発電」は有望ではありません。 
2)、 世界最先端の研究の紹介とわたしの感想 
3)、 画像4で1980年度〜2013年度の 「電源別発電電力量の実績」の推移(核力[原子力]の急伸と突然の没落、再生可能エネルギーの微増)を確認し、再生可能エネルギーの微増 に希望を託しましょう。   4)、「結論の序」「結論」注釈に立ち戻ってください。 
5)、画像4への注釈 6)、最後の策は太陽光発電 

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1)、(画像1)
天と地

(画像2)
青球の中は熱球
青薄皮の下は熱球
私を含めて、皆さま各位は、宇宙に浮かぶ地球は 「水で出来ている」 と誤解させられてきたのではないでしょうか? ハイビジョンテレビ映像の罪深い点は 「本質のうわべ」 だけ伝えるという点です。
地球は 「水だけで出来ている、生命の住む神秘的な青い球体」 というイメージが各位の心に定着(洗脳された状態の定着)しているのだと思います。

画像でお見せする通り、地球の表面の 「薄皮(うすかわ、地殻)」 をめくった下には 「熱球」 があるのです。果実に例えれば上の「赤が目立つ画像」は「ミカンの皮をむきかけた」状態という印象を受けますね。ミカン(蜜柑)が市場に出まわり始めるころ{10月初旬}、その薄皮は青い色をしていますね。

この画像で見れる「熱球」の赤さから「熱球」の熱をエネルギー源として発電すれば 「核力発電(原発)よりもはるかに強力でかつ再生可能な、かつ半永久的な発電」 をすることが出来るだろうと思う人は多いと思います。
しかしこれも幻想 なのです。有名な地熱学者レスター・ブラウンと有名な核反応炉技術者 菊池洋一郎氏もこの幻想にとらわれて「まちがった学説」を流布させています。

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その理由はすでに「結論の序」「結論」注釈、で述べてしまっていますので確認下さるようお願いします。

「天」 からは「太陽光発電」を「自立電源」として使って家庭生活を営み、
「地」 からは「ベースロード電源」を使って製造工場を営めば私たちは豊かに且つ清潔に生活し、住みよい美しい地球を子や孫に受け継いで行くことが出来ます。

さて、「熱球」は「水あめ」のように柔らかいようでありながら熱のために上下流動があり、かつ硬い層もあるという複雑性を持つようです。専門家からいろいろと教えてもらいましょう


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(画像3) 

地球の構造・高温岩体地熱発電所・天然地熱発電所 
地球内部と2種類の発電
「高温」
とは言っても [地殻] 内部のこんなに浅いところです。また、地下深くの下部マントルから立ち登って地殻内に滞留したり火山から噴出するマグマの温度も 1000℃ 前後です。
高温岩体地熱発電の熱源である「人工高温熱水溜まり」の温度もたかだか 200℃ であり、現在稼働中の「地熱発電所」の熱源である「天然熱水溜まり」の温度も 100℃ 前後です。 注釈の箇所で書き込みましたように、私はここまで書き込んだ時に「地熱発電軽視論者」となりました。
福一事故後にベースロード電源を担っている火力発電の発電タービンを回している水蒸気の温度は 600℃ であることと比較して、地下から 200℃ の水蒸気を噴出させたとしても地表に届くまでには 150℃ くらいまで温度は下がっていると推論することが出来ます、これで蒸気タービンを回して得られる電気は火力発電の 1/4 以下 {(150/600)=1/4 } でしょう、
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 (実際にはもっと低い、例えば、核力発電所(原発)の1機平均 100万キロワット、火力発電所の1機平均 80万キロワット[Wikipedia]、に比し世界最大出力地熱発電所として有名な日本大分県の八丁原地熱発電の天然熱水地熱発電所では1機 5.5 万キロワット、高温岩体地熱発電はまだ世界中どこにも無い)
地熱の発生と持続の原因および、中心部が熔けた鉄であることの原因について 
[発生の原因について] 宇宙発生時の諸物質離合集散であると考えられている、出来たばかりの物質が互いの引力で引かれあって激しく衝突し、摩擦熱や化学反応で熱が発生する、多くの物質が一度に1点で衝突すれば超高温の熔融熱球が生じ、外核部分は冷えて固まるが内部の熱は閉じ込められる。
[持続の原因について]
ウランとトリウムの崩壊熱であると考えられている。 「原発『革命』」古川和男著、文春新書の P56 には「地球が生物の生存に適した環境を保っている一因は、程よい地熱の存在にあるが、これはもっぱら地中の核エネルギーに起因している。地熱の大部分は、半減期 45億年 のウラン238と 141億年 のトリウム232崩壊熱による」
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[中心部が熔けた鉄であることの原因について、そしてその先には?]、いかの説明文のとおり、光エネルギーとなって再び 星 の形成にかかわるでしょう、まさに輪廻転生です。この法則をストップさせようとしているのが今の「核物理学」であると思います。 「原発『革命』」古川和男著、文春新書の P44〜45 には次の通り記載されている、「宇宙では物質(含 ウラン238)の生々流転の終点は鉄・ニッケルなどである」重さ約 60 の鉄・ニッケルは核子1個あたりの結合エネルギーが最も強く、結合エネルギーの弱い物質は重い物も軽い物も(崩壊熱を出しながら)鉄・ニッケルへと変化して行く、「隕鉄が天から降ってくるのもそのためだし、地球の中心部は高熱で熔けた鉄・ニッケルで構成されていると信じられている」、そしてその先にあるものは 物質=光エネルギー の公式にしたがって、宇宙の中に吸収されてゆく、そして、再び地球に似た 星 の誕生にかかわるのであろうと思っています。
[原子炉は 金 を 水銀 に変化させる]
▲▲先頭へ▲▲▲ 「原発『革命』」古川和男著、文春新書の P58には次の通りの衝撃的なことが書かれている、すなわち 中世の化学者の願い(水銀から金を作るという願い)に反して、それはまず不可能だが、逆に金を水銀に変えるのは、意外にも特別に簡単なのである。原発の炉心に金を1年間入れておくと、約半分が水銀(ほぼすべてが安定体)になってしまうのである (原子1個の質量数は 金=197 水銀=201) すなわち、 「鉄」 への方向ではなくプルトニウムの方向(より重い方向)へと核種変換するので 原発の炉心は天然自然の摂理(神の意志)に違反する働きをしています 
元素の周期表はここ

[金が水銀に変わる過程について、私の(確認)(推測)(苦言)]
(確認、その1)
両者は元素の周期表に於いて次の通り隣り同士である

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(確認、その2)
原子炉(核反応炉)内部は無数の中性子(n)が発生し飛び交っている
(確認、その3)
それら n のうち、4ヶ が金に衝突して、金の原子核に吸収される、下図で図解の通り

(推測)
金の原子核がもっと多くの n を吸収してタリウムや鉛に変わることも推測できますが実際はどうなのでしょう?
(苦言)
最近のインターネットでは 水銀→金 という実験が、費用をクラウドファンディングで集めて行なっている例が見られます、例えば、東京都市大学、 https://academist-cf.com/projects/72?lang=ja かつてニュートンが死ぬ間際まで固執しても出来ず、現代の良心的核物理学者が不可能と公言している実験をあえて行うことは「話題性」に固執した行為であると思います。
 

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【臨時挿入】「地球は原子炉だ!地熱の大半は放射性元素崩壊」サイエンスジャーナル http://sciencejournal.livedoor.biz/archives/3414675.html

(私なりの要約)
1)、熱源の大半はウランとトリウムだがカリウムからの熱(推定値、個々の原子の放射能は微弱でもマントル内部に広範囲に存在するので合算するとかなりの数値となるだろう)を合わせると、放射性物質から発生する全熱量はおよそ24兆ワットであることがわかった。
2)、地表面で観測される宇宙空間に放出している熱量は、地殻のボーリング調査からおよそ44兆ワットであることが知られており、この数字と比較すると約半分が放射性物質からの熱ということになる。
3)、地球内核・外核にある地球誕生時の熱の残熱については未計算である



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2)、(世界最先端の研究の紹介とわたしの感想)

www.spring8.or.jp/pdf/ja/SP8_news/no57_11/no57.pdf
(SPring-8 NEWS 57 2011.7) 
「用語の解説」 
※、マントルとは、固体の岩石の事、マントルは上下左右に移動する。
※、マグマとは、岩石(マントル)が熔けて出来る液体(どんな岩石も常圧では 2800℃ で熔ける)で、マントル内の温度の上昇や圧力の低下で液体となる。
※、マグマは、比重が小さいので浮力を受けて地表近くまで上昇してマグマ溜りを作る。
※、マグマ溜りは、冷えて岩石となるまでは熱を放出し続け、周辺にある水溜りを「熱水溜り」と化し温泉源となる、また、マグマ自身が熔岩となって地表にあふれ出たり又は海中にあふれ出す。
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※、プルームとは、マグマに伴って地表へと上昇してくる「羽毛や煙」の様に軽い気体、火山から熔岩に伴って噴出することが多いが深海で「熱水」と共に海中に噴出する事も多い。
※、ホットスポットとは、火山噴火口または熱水噴出口の事。
※、プレートとは、地殻の事、最大厚みは6万メートル、福島第1原発(核力発電所)事故の1因となった東日本大地震(2011,3,11)は太平洋プレートがアジア大陸プレートに潜り込んだ事によって起きた。アジア大陸プレートを跳ね上げたためにその海域の水面が急上昇し津波が起きた。
地熱発電はこの「プレート」の最上層部の熱を利用しているのです、ミカンのイメージを使えば、「皮」の部分の表層です、真っ赤に見える中心部では無いのです。
 

(この論文[世界最先端を行く論文]からの知見)
(a)、地表から地球の中心部までは 6378キロメートルなので、私たちは地球内部物質を手にすることができない、日本で地震波を発生させ地地球内部を伝達させ、地球の裏側のチリで観測し内部状態を知る。
(b)、地球の中心は364万 気圧・5500℃、この状態を人工的に作り出すことについては日本が最先端に居る。
(c)、D"層(デーダッシュ層)には未知の鉱物の存在することも日本が初めて発見した。
(d)、日本はスプリングエイト(超高速粒子加速・衝突装置)を使って世界で初めて中心部の状態を実験室で作った(2010年)。
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(e)、現在は鉄を主成分とする内核(固体)と外核(液体)の解明に取り組んでいる

(私の感想)
(a)、私たちには宇宙空間に関する知識に比べて、地球内部についての興味・体験・知識は少なすぎる、しかし、その中にあって日本が急速な進歩を達成していることは頼もしい。
(b)、地球温暖化対策 パリ協定 COP21では、バイオCCS技術で 過剰な CO2 を「地中に閉じ込める」とありますが、地表のほんの2〜3メートルにとどめておかないといけないと思いました。
地下12キロで200℃に達したという記録があります、「地球望遠鏡は何を見たか」の書評 

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(マイナス80℃の低温が必要)ことですから地中を掘って暖かさに出会ったらすぐに気化するでしょうから。南極の最も寒い地域(マイナス70℃)に巨大冷蔵庫を用意して地上貯蔵するほうが現実的と思います。しかし、それで採算は取れるのでしょうか?。
後日註 : バイオCCS技術でのCO2貯留方法は、地上貯留ではなく強力な バルブ(止め栓) で流体 CO2 の逆流を防ぎつつ一般的な天然ガス空洞に圧入することとわかりました。

註 : 画像はBing 画像集よりいただきました


(c)、私たちは地球内部についてあまりにも知らなすぎるのです、

地球内部は個人の日常生活的好奇心を受け入れてくれる研究領域ではありません、

国家単位・国際単位の研究領域だと知りました。

また、日本ではこの画像のような 「CO2圧入適所」 はありませんからこの技術で世界を先導することは出来ませんが、高度な「化学技術」を駆使して、排煙からの CO2 吸着分離・液化・圧入 の面では世界に貢献することが出来ると思います。

(d)、宇宙科学はスーパーコンピューターを駆使して宇宙兵器開発競争にさまよいこみ、「核」科学も新しい元素(原子番号113、私には単なる高レベル核廃棄物を作ったに過ぎないと見えます)を作る方向へと迷い込み「科学の自己破壊」へと向かっているこの時期においては国家予算やスーパーコンピューター技術を「地球内部研究」「地震・津波研究」に回す適期が来たと思います。

「科学」にかつての大航海時代のような活気をよみがえらせるには「地球内部への好奇心」と「夢」を持たせて、少年たちを夢中にさせねばならないと思います。現在の少年たちは 「宇宙」 「もう一つの地球で人間のような生物に出会う」 という夢に夢中にさせられて知らず知らずに 「地球内部を知らない少年」 にさせられていっているように思います。
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3)、1980年度〜2013年度の 「電源別発電電力量の実績」

(画像4)
第2定義を適用すれば、2000年度のベースロード電源は F、C、D、E、(核力、天然ガス、石炭、石油)。
これに対し、2013年度のベースロード電源実績では C、D、E、( 天然ガス、石炭、石油 )と、F (核力)が脱落しています。もう使われていないと思っていた石炭が第2位の活躍をしているとは想定外でした、このことは今後の電源を探す場合の参考になるでしょう、たとえば「林地残材」「木工端材」などの名が出る時代が来るかもしれません。
電源円グラフ
追記,2017,8,10 : 
推計ではありますが、2013年度から2016年度の間に次の顕著な進展が見られます、次の通りに、
再生可能エネルギーが  2% ⇒ 15% と飛躍的に増加。
原子力が  1% ⇒ 2% と横ばい。 石炭も 30% ⇒ 31% と横ばい。天然ガスが 43% ⇒ 44% と横ばい 。
石油が 15% ⇒ 7% と激減。

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注釈 : 
1)、出典は、下のウェブサイト(既述)を参照し、考察上必要な部分を抽出して円グラフとしました。
※、再生可能エネルギーを巡る現状と課題 平成26年6月17日 資源エネルギー庁 資料3
※、原子力・エネルギー図面集 2015 - デジタルパンフレット|電気事業連合会(Adobe PDF)
2)、以下は福1事故と関連させた説明です : 
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(a)、福1事故は2011年3月11日に起きています、したがって、2011年度(2011,4,1〜2012,3,31)の「原子力」統計数値には事故の影響が大きく反映されており、前年度の 29%(注:この円グラフ群には 2010年分はありません) ⇒ 11% となっています。それでもなお 0 となっていない理由は、原子力規制新基準 作成準備のための全原発(核力発電所)停止の実施が 2013年9月であったため、2013年度の8月 までの稼働実績が計上されているためだと思います。
(b)、すなわち、2011年度から2013年度にかけて、11% ⇒ 2% ⇒ 1% となっています。
(c)、2015年8月から川内原発(核力発電所)が再稼働しましたので、2014年度(2014,4,1〜2015,3,31)の統計が公表される際には 2014年度の「原子力」統計数値は 0 となっているはずです。

最後の策は太陽光発電 : 
「高熱岩体地熱発電」にはかなりの期待をかけていたのですが実態は「幻想」でした。現実に立ち返って電気エネルギーの将来を考える必要があり、現在現実的に有望なのは私がここ十数年にわたって実施しています「太陽光発電」です。風力に比べて特に優れている点は「回転すり合わせ部分」が無いために故障がありません、夜間は発電しないという欠点はありますが、「晴れた日には持て余すほどの発電」をします、「持て余す電気」を「揚水式発電所」に蓄えるのです、すなわち「揚水式発電所」は当家で言えば「蓄電池」です。
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ある晴れた日に、私は三重県の鈴鹿山脈東南地方を自動車で通ったことがあります、降り注ぐ太陽光が見渡す限りの甍(いらか、屋根瓦)によって照り返されていました、しかし、太陽光パネルを置いている家は1軒もありませんでした。

三重県のこの地方は日当たりが良くかつ年中適当な雨が降って太陽光パネルの埃を洗い流してくれます、「光がもったいない」と感じました。

核力(原子力)に依存しない「貧しいけれども 潔(いさぎよ)い生活」を子孫に引き継ぐには最後の手段として、「太陽光パネル」の設置法を作り限りなく多くの国民の参加を得る事が良いと思います。人々は「太陽光を自立電源」とすると同時に「太陽光をベースロード電源」にする生活を定着させるのです。「どの人の住居の屋根にも太陽光パネル」、「公共施設の屋根には必ず太陽光パネル」があるという時代を到来させましょう。

今後は逐次、核力発電所(原発)を廃炉としましょう、その場合は、核燃料や核廃棄物を運び出さず、その場に永久保管しましょう、核燃料や核廃棄物を運搬すれば必ず「事故」が起こります、事故の「期待値」は現在の交通事故発生確率をもとに計算することが出来ます。そう、「運搬時の事故は必ず起きるのです」

太陽光発電については「人」の体の小さな細胞が小さな力を出し合って大きな力を生んでいるように小さな太陽光パネルも沢山集まれば「大規模太陽光発電所」となり、ほとんど遊んでいるといわれている「揚水式発電所」が足りなくなるくらいの活気ある時代が到来するでしょう。
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なし崩し的に核力(原子力)発電所が再稼働されてゆく姿を見てはため息をつくのはやめましょう。そう、私がしているように社会が全体として本気で「太陽光発電」の大規模化を図ればやっていけると思います。
1人力(イチニンリキ)≒100ワットなので、核力発電所(原発)1基は100万キロワット=1千万人力(イッセンマンニンリキ)なのです、すなわち 

「人」一人が「摂取」し且つ「出す」力は 100 ワットです。人体が「出す」力の みなもと は筋肉細胞(赤血球くらいの大きさと思います)です、細胞1個の大きさは倍率60倍の簡易顕微鏡でやっと存在が分かる程度に見えます(赤血球で30マイクロメートル)。
 

かつて 月に¥10000以上支払っていた電気代が現在(2016年2月)では¥2705です、

追記 : これが、2016年8月には¥628となっています。電気代の追跡は第2版 半独立型太陽光発電(出力2KW) でしていますので参照してください。

2017,8,10 この考察を終わります

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【短文例3】 ⇒ 「核」 関連用語についての考察、「原子力」の使用を廃止し「核力」を! 
「核」 関連用語についての考察
「原子力」「平和利用」「熔」「事故期待値」
朝日新聞報道では「溶」を使いました
朝日新聞は2011,3,13 のトップで横幅全面を使って 「福 島 原 発 炉 心 融」 と報じました。

「炉心融」という漢字表記では「炉心が軽水にけ込んだ」という意味になりますので、朝日新聞に電話や投書で抗議しましたがその効果は「無」でした、NHK にも同じ内容の抗議をしました。NHK は反応してくれました、NHK は「溶融(メルトダウン)」とかっこ付で表記・放送するようになった程度ですが。

私は漢字使用文化圏での「熔」「溶」の使い分け方を調べたところ

世界の「漢字使用文化圏」の中で日本だけが「熔」を使わず「溶」を使っている事が分かりました。
中華人民共和国の新聞には「穿」や「炉心?」「燃料棒融」
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などに見られる様に「溶」は使わず「熔」を使ってメルトダウンの事故模様を報道しています。
 

塩の熔融この画像は「塩化カルシウム」を高熱で融」したもの、岩塩も実験し同じ状態でした。すなわち「塩類」と呼ばれる固体を徐々に高熱であぶって行くとある温度(900℃弱)で突然「熔け」始めるのです、そして不思議なことに高温であるにもかかわらず「透明」なのです、まるで水になったかと思うくらいにさらさらと流れ落ちます。もしも核反応炉(原子炉)の中に詰まっている物資が全部「塩類」だったとしたら「溶」が使われても今回ほどの違和感は無かったでしょうが、今回の「メルトダウン」は主にウラン238が 2800℃ という高温で「熔けて」いますのでその液体の色は「真っ赤」なはずです。
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詳しいことはここ(庭先で出来る「塩(えん)」の熔融実験)に掲載しています。
 

「核」関連用語を変えましょう、福1事故の衝撃を後世に生かすために!今のままでは日本の「科学」特に「核科学」には基礎が無く砂上の楼閣の状態で、自滅寸前です!!>


「核」関連用語を世界水準に!!、
核力(原子力)に関する「科学用語」の不正確さを正す必要がありますので先ず最初に 核関連用語 についての論考結果をここに記します。

放射性物質に関する日本文化は根底から見直される必要があるにもかかわらず、今回の大事故(2011,3,11 福島第1核エネルギー発電所事故)が2012,1,24 の時点でもはや終息に向かいつつあるような社会的雰囲気に怒りを感じています。つきましては「文化」の基礎である「文字」を変更する提案をします。「文字」を変えれば「文化」は変わると思います。

(⇒の通りに変更 : その理由)
1)、炉心融 ⇒ 炉心融 : 炉心にある核燃料は水に溶けるのではなく金属の核燃料が2800℃と言う異常高熱で液体になるのです。
2)、炉心がけて穴が開く ⇒ 炉心がけて穴が開く : 炉心は厚さ15センチの鋼鉄で出来ており決して水に溶けない、鋼鉄が熔ける場合は異常な高温になった時だけです。
3)、原子力  ⇒ 核力 : 「原子」に力は無く(励起力があるだけ)「核」に力があるのです、湯川秀樹博士の原子核内 「中間子」 論のいわゆる「強い力」がそれです。
4)、原子炉  ⇒ 核反応炉 : 英語では ヌークレアリアクター(核反応炉)と言います。
5)、原子力エネルギー ⇒ 核エネルギー 、「核」に潜在する力を熱に変える事によって「エネルギー」が発生します
▲▲先頭へ▲▲▲
6)、原子力発電所 ⇒ 核エネルギー発電所(英語ではヌークレア パワー プラント、中国語では「核電所」
7)、日本原子力研究開発機構 ⇒ 日本核力研究開発機構 : 放射性物質に関する学術・官公庁用語全てに「核」を入れます.

(追記)は続いて下に書き込みます。  
(追記その1)

第2次世界大戦で日本が負けた後、戦勝国は日本語文字を「ローマ字」にすると提案しました。日本の国語学者は猛烈に反対し、妥協の産物として「当用漢字表 (現在は常用漢字表)」が出来ました。

「文字」のあつかいに関するどさくさにまぎれて意味のあいまいな言葉が沢山出来ました。その典型が

「原子力の平和利用(核力の発電への利用)」です。私は「核力利用」を次の通りに表記して正確を期すことが必要だったと思います、当時の国語学者は反省すべきです。
戦時核=戦時に出現する、効率的大量破壊エネルギー源としての 原子核 
平時核=平和な時に、「原発(核力発電所)」で生み出される非効率的発電エネルギー源としての原子核 

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「非効率的発電エネルギー源」の意味は 核力発電所(原発)解説書の独(ドイツ)版には、核力発電の「効率は 10% 」の注意書きがあるそうです 

註 : 太陽光発電の「効率は 14% 」です。
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「原子」は物質の最小単位となる「粒(つぶ)」であり電子顕微鏡で見る事が出来ます。「原子」に「力」は有りませんので「原子」は本質的に「平和」です。「原子」に力は無く(励起力があるだけ)「原子の核」に力があるのです、アインシュタインは 物質=エネルギー との学説を立てましたがこの学説を完成させたのは日本の湯川秀樹博士です。エネルギーのもととなる 「力」 は「核力」であり、湯川秀樹博士の 「中間子論」 によって初めて実証されたのです、アインシュタインの大雑把な 物質=エネルギー 学説を証明したのは日本の湯川秀樹博士です。

「核力」は「核」を壊さなければ出て来ませんので「破壊する装置(核反応炉)」が必要です。重い原子核、例えばウラン原子核を核反応炉の中で破壊してセシウムやヨウ素という軽い原子核を出現させるときに500万℃という光と熱が発生します。この光と熱が核爆弾爆発エネルギーなのです。

アメリカは先ずこの光と熱を発散する爆弾(核爆弾・原爆)が使える事を実験で確認した直後の、WW2 最終段階で 広島市 の空爆に使い全市の瞬間的破壊と人命14万人の瞬間的殺害と放射線後遺症等を発生させたのです。日本を降伏させるためとも、ソ連を精神的に委縮させるためとも言われていますが、最大の理由は、出来たばかりの 「新型兵器」 を平らで広い市街地に、しかも通勤通学時間帯に、あらかじめ模擬爆弾で地上600メートルで爆発するように投下訓練を積んだ上で落としたことは、 「新兵器の実験」 即ち、「非戦闘員大量虐殺能力実験」 が真の理由です。したがって、アメリカのしたこの行為は人類の歴史が終わるまで許されることはないと思います。
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アメリカはこのあまりにも凄まじいエネルギーを見たあとこの熱で蒸気を作り、発電用の蒸気タービンを回すことを考えたのです。不純物を沢山(97%)入れて一気に爆発しない程度に保ちながら「ウランの核」を破壊する方法を発明するのです。

こうして、敵を殺すために発明された「核の瞬間的破壊」を「発電タービンの蒸気発生のための「チビチビ破壊」を「核反応炉」にやらせる発明を完成する(軽水炉)のですが、そもそもの出発が「大量破壊」であるために、軽水炉 から出る大量の「核廃棄物(灰)」は有害で、「軽水炉」を「平和利用目的の発電炉」と呼ぶことは出来ません。 「核の平和利用(原子力の平和利用)」というイメージは幻想です。

人類が親しんできた「エネルギーの平和利用原理」は具体的には「ニュートン力学」と「電磁気学」の二つです。「力学」は体重計で親しめますし、「電磁気学」は落雷で長らく恐れの対象でしたがテスラやエジソンのおかげで「電灯等の電化器具」で親しめます。双方ともに人の5感でその量を確かめる事が出来るのですが、「核力」はその量を5感で確かめる事は出来ず、「核」が壊れて出てきたセシウム同位元素やヨウ素同位元素等の出す放射線の量も感じる事は出来ません。「核力」は爆発すれば大量破壊をもたらしますし、放射線を浴びれば身体が「骨の髄から腐り、腕や足が崩れ落ちます」。したがって「平時核力」は「平和利用」する事は不可能で、「戦争に備えるためのもの」ということが出来ます。「核の平和利用を!!」と叫ぶことは「戦争に備えよう!!」と叫んでいることと同じなのです。私たち日本人は「新聞・テレビ・ラジオ」等いわゆるマスコミによって「電気は核の平和利用によって1000年間は使い放題に使うことが出来るのでドンドン電気を使って便利な生活をしよう」との呼びかけにすっかり騙され続けてきたのです。
そして福一事故(2011.3.11)を起こして「停電」の不便さを味わい「ハッと」目が覚め「節電」に傾いたのですが2年もたたないうちに「大した事では無かった」と多くの人が感じるようになっています。
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核力発電(原発)の本性は本質的に人間では制御不能な種類の 「破壊」 にあるにもかかわらず 「原子力の平和利用(核力の発電への利用)」 と言う言葉を日本の人びとは何故使ってきたのでしょうか? 「原子核を壊すこと」と「平和利用(発電への利用)」は互いに相容れない概念なのに。

アメリカが「原子力の平和利用=アトムズ・フォー・ピース」という言葉を使うのは理解できます。制御不能で遺伝子をも傷つける大量破壊兵器を使った政治的失敗を帳消しにするために政治的成功を勝ち取らねばなりませんでした。制御不能な「破壊」エネルギーでも「制御」さえ出来れば政治的成功をもたらすことが出来ます。しかし、この政治計画は宇宙の法則までだます事は出来ませんでした。その証明の一つが今回の福島第1事故だったと言えると思います。
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第2次世界大戦敗戦後の「どさくさ」の時期に日本の国語学者はもっとしっかりと自分の職責を果たすべきでした。「原子力の平和利用(核力の発電への利用)」はアメリカの政治作戦である事を見抜き、この言葉を日本では使わないよう配慮していれば「放射性物質に関する日本文化」はこれほどまでに軽佻浮薄(けいちょうふはく、軽々しく浅はかでうわついていること)にはなっていなかったと思います。

私は、「国語学者」でも「核エネルギー専門家」でもありませんが、自分の書く文章に、約8年前から、あえて「熔融」を使って来ました。今後は既述のとおり の 「原子核力」 「核反応炉」 「核エネルギー」 「原子核力研究」 等の言葉を使い 「放射性物質に関する日本文化」 の質を向上させようと思っています

(追記その2)

日本の中学数学教育を今回の事故をきっかけに正常化すべきです。次のように。

中学校の数学教科書に  「事故期待値」 の項目を復活させる。 

その論拠は次の通りです。

註 : 以下の考察は、名古屋大学名誉教授、豊田利幸博士、 核物理学 の論説を骨子としています

(論拠)
「事故期待値」 の項目が数学教科書から消えたのは1977年発行の文部省学校教育指導要領からです。それまでは「事故期待値」が教科書に載っていたので す。
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原子力推進派(核エネルギー発電推進派)の人達は「事故期待値」に触れること、いや、その言葉を使うことすら避けて来たのです、そして、ついに1977年、「事故期待値」と言う言葉を数学教科書から消し去ったのです。

事故期待値とは、事故による被害額に事故の起こる確率を掛けたものである。
事故期待値=事故被害額×確率 
この計算は1本の宝くじを買った時の賞金期待値の計算と全く同じである。事故期待値をもとにして原発事故被害を推定すると、次の通りである。福島第1原発6号炉(出力110万キロワット)が炉心熔融事故を起こせば関東全域は放射性物質による壊滅的被害をうけることになり、その被害額は原状復帰の費用を含めるならばほとんど無限大と言って差し支えない』
(「期待値」に関する私の理解) 
宝くじの場合は「当たる最高額3億円があらかじめ分かっている、当たる確率も選ぶことが出来る(1,000万分の1 前後)
賞金額ジャンボ3億円の当たる賞金期待値とは、3億円×1,000万分の1{http://camatome.com/2013/06/takarakuji-1tou-tousenkakuritsu.php})=30円、{答} 賞金期待値=30円、期待値が30円よりも大きい宝くじ(確立が高いくじ)なら買ってみようと思う、もしかして30円プラスαで3億円が当たるかもしれないのだから
 
レベル7核力発電所(原発)事故の場合は、
期待値はあらかじめ推定出来ます、確率も分かっていて選べません
註 : この考察では 炉心熔融事故発生確率を、 ノーマン・ラスムッセンの来日講演録の数値 20000年に1回 を採用します 

▲▲先頭へ▲▲▲ すなわち、期待値は以下の計算で、おおよそ560兆円(上記宝くじでの 30円 にあたる数値)、すなわち、放射性物質が原因となった人体被害治療費およびその調査費が10兆円、環境汚染回復作業費200年分で200兆円、伝統文化損失の回復費用10兆円、風評被害額30兆円その他金銭で換算できない被害相当分を無理に金銭換算した場合の被害額を10兆円、合計 260兆円、さらに加害者側(核力発電所経営側)の損害は事故後30年のチェルノブイリから想定した300兆円を足すと、560兆円、すなわち「事故期待値」=560兆円。

事故が起きる確率をラスムッセンの言説から 1/20000 として
事故被害額を計算すると、下記の計算通り ほぼ ∞(無限大)である。

事故期待値=560兆円=事故被害額×確率

事故被害額=560兆円÷確率=560兆円÷{1/20000}=560兆円×20000=11200000兆円

残留核燃料処理費や高レベル核廃棄物処理費 を 事故期待値=560兆円 にプラスするとすれば、事故被害額は 11200000兆円+α≒∞(ほぼ無限大)

確率は 1/20000 と決まっており、チェルノブイリ等での概算被害額が分かっている事故は、再度レベル7の事故が起きた場合の被害金額を計算しやすい、その事故被害額たるや ほぼ ∞(無限大) 


保険会社が核力発電所(原発)の損害保険業務をしない理由はここにあります。

註 : 上記「事故期待値」 は森本の想定数値です、学問上の出典を明示することは出来ません。

炉心熔融事故発生確率、豊田利幸博士の予言を読んで下さい。福1事故はすでに予言されていたのです!

以上、2017年7月7日、記。

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【短文例4】 ⇒ 近・現代史 における 政治現象 は  スラブ民族 の 自信過剰癖 が 「芯」 となって展開し、今後もこの流れは変わらないと思います、すでにクリミアを侵略しています

フランス皇帝ナポレオンのモスクワ遠征失敗を原因として スラブ民族に 自信過剰癖 が発生しました、以下で経過をたどります。 

1812年6月〜12月、ロシア帝国がフランス帝国に勝ちました。この時、ロシア人に自信過剰癖が芽生えました。ナポレオン フランス皇帝はフランス正規軍兵力45万、服従国軍兵力20万を引き連れてネマン川(ロシア帝国国境線)を渡りモスクワに侵攻、目的は、イギリスを孤立化させる事(「大陸封鎖令」というイギリス孤立政策を無視して農産物をイギリスへ輸出したロシア征伐)。

ロシア軍(兵力40万)とは 士気・練度の差、武器の差(大砲の性能、小銃の性能)動員兵力の差が際立っており、ほぼ無傷でモスクワに至るがロシアは降伏せず、モスクワ市街に火を放ち内陸(ドニエプル川畔)へと逃げのびた、が、数十万の死者を出していた、降雪を切っ掛けに反撃に転じた。

ナポレオンは橇で脱出、ナポレオン皇帝軍は食糧不足と寒さのために死者多数、生き残ったのは数千人と言われるほどの惨敗。この戦争はロシア側では 「第1次大祖国戦争」 と呼ばれるほどの、国の存亡をかけた戦争でした。ロシア軍の損害は著しかった、だが、ヨーロッパ世界に最強軍として知られたナポレオン皇帝軍に勝ったことはロシアに過剰なまでの自信を生みました。その自信はより広大となった領土を背景に クリミア戦争(1853) で姿を現すのです。
ちなみに、「第2次大祖国戦争」 とはWW2(1939〜45) 時の対ドイツ戦を意味します、この時もかろうじて勝ちました。 

フランス(ナポレオン皇帝)は、軍事上は負けたがフランス革命の 民主・共和・国民国家 の概念はロシアに伝わり、この概念はのちのロシア共産主義革命(1917〜22)の 芯芽 となりました。
さて、
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ナポレオン皇帝への服従国は次の通りでした
オーストリア ポーラント ドイツ イタリア スイス スペイン クロアチア ポルトガル オランダ ベルギー 
 
ロシア帝国ただ1国 がこれに対応しました
上文の骨子は「世界史の窓」から頂きました

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1812年、ナポレオン皇帝のロシア遠征、大敗北の画像はここにありましたが、現在はここにあります
*■*ここへ戻るには 「戻る」という意味の(←)をクリックして下さい。     
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上図の画像は、映画 「戦争と平和」(2016 イギリス) より切り取った物です。

★寸考★、ロシア人の 自信過剰癖 について
ロシア帝国1国が西欧諸国軍と戦って事実上勝利(第1次大祖国戦争で勝利)したことはロシア帝国に 自信過剰癖 をもたらした。この自信過剰癖クリミア戦争で顕著に現れた、その後も強引に日本を力で抑え込もうとしたが負けている(日ロ戦争)。  国家ぐるみの共産主義革命では前半は自信過剰癖共産主義経済圏を作って押し通した、しかし、WW2 でドイツに第2次大祖国戦争で勝ってからは、この自信過剰癖が再び災いし、国家ぐるみの共産主義革命は結局は失敗に終わっている(ソ連邦崩壊)
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ロシアのクリミア併合事件(2014,3) や メドベージェフの冷戦発言(2016,2) や  カリーニングラードへの核兵器集積 (2015頃から)  や 米露小型核冷戦報道(2018,2) を見れば、スラブ民族の持つ 鳥観的で継続的な「ナショナリズム(ナチズム)、国家主義 Natism Nati ナチ」 がいまだに世界を戦争へと誘っています。(付記)カリーニングラードの詳しい案内はここ
2018年現在のロシア連邦は再び 「スラブ民族主義(汎スラブ主義)」という名の元に 自信過剰癖 が台頭しており世界に緊張をもたらしています。

★註1★、地球規模の大きな戦争(世界大戦)に関する鳥観的考察についてはここに記しています

★註2★、ここでは 「近・現代史 における 政治現象(自信過剰癖)」 に限定して論考しましたが、ロシア人 (スラブ民族) の持つ 過激な好戦的性質は かつて 240年間 に亘る 「タタール(モンゴル)のくびき」1240年頃キエフ公国はキプチャク汗国に滅ぼされたタタールのくびき 開始、1480年モスクワ大公国で終わる) で酷使されながら  ワールスタット戦 (1241)      モヒ戦 (1242) でヨーロッパ連合軍を連続して2回、簡単に撃破した体験に根差していると思います。
すなわち、近・現代史 における 自信過剰 はナポレオン皇帝軍撃破によって目覚めたというよりは、 「誰にも負けない」 という意識はスラブ民族に特有の 資質 であり、上記 「タタール(モンゴル)のくびき」 で(こき使われ)身に染み付いたのだと思います。 「誰にも負けない」 というい意識のもとに、「絶対に勝てないと言われる対ナポレオン戦」に勝った体験は以後の第二次世界大戦での対ドイツ戦(1939-1945)でも「大敗寸前」状態を2000万人の死者を出しながらも逆転勝利したことにつながります。

以上、2018,3,6 記。
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【短文例5】 ⇒ バルカン半島とその周辺を 世界の火薬庫 と見立てての 鳥観的・経年的 考察 毎月の書き込み内容案内 2017年9月の 7)、  及び  2019年2月の 5)、北マケドニア関連記事 を転用。今後、第三次世界大戦が起きるとすれば 「コソボ」 で、ロシアが火を付ける可能性があります。 2019,2 記。 

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【短文例6】(冊子) ⇒ 核力発電所(原発)は天然自然の摂理に違反する存在です

















核力発電所(原発)は天然自然の摂理に違反する存在です















令和1年(2019年)6月6日初稿
令和1年(2019年)7月5日最終稿
 執筆者 森本和征








 

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はじめに

この冊子に込めた私の願いは倫理性に於いて水準の高い各位の、現在の 「核(原子核)」 関連知識をより深める刺激材料となることです。実践倫理宏正会に入会出来、元気が出たおかげで、私のような素人がこのような小冊子をお見せすることが出来る様になったことに感謝しています。

私が書く程度のことは広く知られているでしょう、しかし、もしかしたら各位よりも深く認識している個所があるかもしれません、この冊子が各位の何らかの参考になれば幸いです。

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目次

【1】福島第一原発(核力発電所)事故処理のあいまいさと代替エネルギー源への見通しの明るさについて 
【2】原発(核力発電所)を動かす人間の持つ不道徳性について
【3】原発(核力発電所)そのものが持つ物理特性は大自然の摂理に違反しています
【4】福島第一原発(核力発電所)事故で発生した放射性物質の飛散実態について
【5】「ベクレル」って何? 
【6】神風(カミカゼ)
【7】結語 電力源の次の主役は石油・天然ガスです。この場合、地球温暖化をもたらす炭酸ガス処理が必要ですがそれは可能です。かつて使われた油井の地下空洞を活用する方法が有望です。過剰炭酸ガスはここに封じ込め、徐々に取り出して砂漠の緑化などに使えば、かつての大森林地帯を復活させることも可能です。


【1】福島第一原発(核力発電所)事故処理のあいまいさと代替エネルギー源への見通しの明るさについて
故上廣栄治名誉会長の御遺言すなわち、「大自然の摂理に沿ってより善く生きなさい」 から呼び起こされる思い出は2011年(H23)3月11日の福島第一原発(核力発電所)事故です。あれから8年も経つのに何となく気持ちがすっきりとしません。大規模自然災害の一部だったようにも見えますし、大規模火力発電所の事故だったようにも見えますが、実はそうではなく、特殊大規模事故であり、まだ解決しておらず、解決の見通しも立っていない事故で、自分は今後、国民の一人としてどのように行動すればよいのかと悩んでいます。
あの事故直後の頃には上図の通りの詳しい 「測定結果/滋賀県 降下物(月間)の測定結果2011年(H23)11月8日」 が公表されていましたが、2019年(H31)3月21日に滋賀県のホームページが改訂され、アドレスは https://www.pref.shiga.lg.jp/ となっています。そして、上図の一覧データは削除されています。チェルノブイリ事故(1986年[S41]旧ソ連)と同じレベルの過酷な事故について滋賀県では 「もう済んだ事件」 として扱っている気がして不安です。このような歴史的大事件の観測データは半永久的に残していただければ安心できるのですが、そうでは無くて残念です。このことについては【4】の「福島第一原発(核力発電所)事故で発生した放射性物質の飛散実態について」 で詳しく後述します。
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★ : 日本では、核力発電所(原発)事故の影響があったかなかったかの判断目安は1平方メートル当たりの セシウム134+セシウム137 のベクレル数値で決まるようです。そのベクレル数値とは 1万 、ちなみに滋賀県では両者の合算数値は 14ベクレル 、いかに大きな差がある事かが分かります。東京都新宿区の数値は「3〜6月のセシウム134と137の降下物積算表」 朝日新聞 2011,12,9 のとおり 1万7千354 ですから東京都は 「放射性物質汚染地域」 となります。

そこで先ず、これまでに起きた大きな地震災害を一覧表にしてみました。
【日本主要地震災害一覧表】 
☆、関東大震災、1923年(T12)9月、M7.9、死者 10万5千人  
☆、福井地震、1948年(S23)6月、M7.1、死者 3769人
☆、阪神淡路大震災、1995年(H7)1月、M7.3、死者 6434人
☆、東日本大震災、2011年(H23)3月、M9.0、死者2万人
☆、福一原発(核力発電所)事故、2011年(H23)3月、
レベル7 死者4300人超(推定)(死因は現場処理作業後の心筋梗塞)

この表から私が気づいたのは次の2点です。

福井地震について、
震源地は 「原発密集地」 と言われる福井県若狭湾沿岸地域に極めて近く、もし、この地震の震源地に原発群があったなら甚大な被害を受けただろう、第二次世界大戦(WW2)直後で、まだ原発の影すら無かった時代だったので死者は多数出たものの、放射能被害はありませんでした。運が良かったのだと思いました。
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福一原発事故について、
国際原子力事象評価尺度(INES)において最悪のレベル7(最も過酷な事故、チェルノブイリ事故と同じレベル)でした。それにもかかわらず、急性放射能症による死者の公式発表は無かったように思います、実際は多分ゼロだったと思います。テレビのある討論番組で 「死者はゼロなのになぜ大騒ぎするのか?」 との発言に接して驚いたことがあります。チェルノブイリ事故では旧ソ連政府は急性放射能症での現場死者は 33名 と発表し、IAEA (国際原子力機関) は、事故現場での死者数は 50名程度 と発表し、WHO(背愛保険機関)はリクビダートルとよばれる事故処理従事者と最汚染地域および避難住民を対象にした死者数 4000人、 その他の汚染地域住民を対象にした死者数 5000人 を加えた 9000人 との推計人数を発表しました。

これらの数値と福一事故での数値があまりにも違うので、福一事故に関するあらゆる情報が信用できなくなっています。私は自分なりの納得が得たいのでインターネット上の情報を詳しく探しました、その結果事故現場近くのある村会議員のブログに載っていた(現在このブログは消滅しています)在る有名大学教授の談話として作業員の死者は 約4300人超、作業を終えた人が自宅で亡くなっています、死因は心筋梗塞 と知っただけでした。
★ : 、この事についての詳細は、私のホームページの次の URL で知ることが出来ます、http://shibabechi.web.fc2.com/fhottohitoiki.htm#huku1shisha(Yahoo! 知恵コレ(知恵袋 質問・ 相談)) 私は今後、IAEA や WHO の調査が行われ、なぜ急性放射能症での死者がゼロなのか、その理由が公表されるよう私のホームページでの書き込みを続けていきます。
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次に、1970年(S45)代に2回のオイルショックがあったころ、「原油が枯渇したので原子力(核力)発電が必要である」 との考えが日本では広くゆき渡りましたが私はこれが正しいのかどうかずーット気にかかっていましたので、 Wikipedia で調べた所、2014年(H26)現在では下図の通り新しい油田が次々とみつかり、かつて(1900年初頭)は、アメリカとペルシャ湾岸地域のみで産出していた原油は掘削技術の進歩によって世界中に広がっている、言い換えれば 「原油は地球のどこを掘っても噴出する」 状態であることを知りました。
 
2014年(H26)現在の 「原油産出国 上位8ヵ国」 は次の通りです、産出量の多い順に挙げますと、
[1、ベネズエラ]、[2、サウジアラビア]、[3、カナダ]、[4、イラン]、[5、イラク]、[6、ロシア]、[7、リビア]、[8、ナイジェリア]。  

WW2戦直後から現在までの日本エネルギー事情を振り返ってみますと、電気エネルギー源の主力は次の通りに変遷してきています。石炭・水力 ⇒ 石油(1960[S35] アラビア石油)⇒ 原子力(核力、1970[S45]の大阪万博以降は毎年1基が出現、2000[H12]には原子力(核力)発電は34%の電力供給源となっていましたが、福一事故後は原子力(核力)は一気に下落し、太陽光等の再生可能エネルギーによるものが台頭してきました、しかし、2013年(H25) では天然ガス発電が 43% 再生可能エネルギー発電は 2%、原子力(核力)発電は1% です。出典は次のインターネットサイトです、
※、再生可能エネルギーを巡る現状と課題、平成26年(2014)6月12日 資源エネルギー庁 資料3
※、原子力・エネルギー図画集 2015−デジタルパンフレット 電気事業連合会(Adope PDF)

私は近い将来、電気エネルギー源の主力は 石油・天然ガス という化石燃料に移行してゆくと推測しています。原発(核力発電所)からの環境破壊物質(核廃棄物)の処理が不可能と分かって来ていますので 化学(西洋中世では 錬金術 と呼ばれ、人類の歴史上なじみ深い学問)の知識でその処理方法は分かっていますから。
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この事についても詳しく後述します。


【2】原発(核力発電所)を動かす人間の持つ不道徳性について

原子力(核力)は2019年(平成31、令和1)現在の劣勢(9基のみ稼働、2011,3 には 55基稼働していた、私のホームページ http://shibabechi.web.fc2.com/frekisi.htm#hukuichigo)は挽回することは出来ないと思います、福一原発事故で知った 「核力利用技術の安全性不安」 と 「核廃棄物処理の先送りという不道徳」 を克服する可能性は無いからです。 

原油(石油・天然ガス)利用発電のための資源は既述の通り世界中に十分な量が在りますし、廃棄物の CO2 についても、日常生活的に安心なドライアイス(お葬式で棺に入れられる固形冷却材)です。また、後述しますが、パリ協定(2015年[H12])に基づいた人類規模のCO2対策が取られつつあります。

福一事故(2011,3,11)からからもう 8年 も経つのに、はっきりとした電源確保政策が打ち出されない原因は、私達一般的日本人の 「核力理解不足」 のせいであると思います。そこで、私は、核力(原子力)利用の不道徳性についての日常会話が普及するための努力をする必要性に気付きました。「気付いたことは身軽に直ぐ行います」  の実践倫理原則に従って以下の通りの 「会話材料提供」 を行ないますのでご判読くださいますよう、よろしくお願いします。 

よくご存じの方が多いとは思いますが原発(核力発電)作動原理を一般生活者の視点で可視化してみました。原子炉(核反応炉)の中では核分裂連鎖反応によって熱が出て、その熱を使って水蒸気を作り、その水蒸気で発電機のタービンを回して発電する仕組みであることまではほとんどの人がご存じだと思います。しかし、画像にある通り、核分裂するのは U235 だけです、ほとんどすべてのウランは U238 です。もし U235 の量を増やしてよりたくさんの熱を得ようとすれば 「核爆発」 を起こすのでほんの少しの U235 を包み込むように U238 を沢山詰め込んで運転します。   
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その結果、 U235 からは セシウム137 や ヨウ素131 などの軽い核廃棄物が出ますし、 U238 からは高レベル核廃棄物という重い数億年もかかって放射能が無くなるタイプの廃棄物を子孫に残すのです。事故が起きれば軽い放射性物質は遠慮なく空気中に拡散します、重い核廃棄物は炉内部に熔け崩れて固まります。

福一事故の時軽い物は滋賀県にも飛んで来て、県の観測所が検出しています。炉内部に熔け崩れた重い物質は8年経った今でも取り出す方法を模索中です。なお、滋賀県に飛んで来た軽い物質もその放射能が無くなるには300年かかる物もあります。事故を起こした私たちは 300年〜数億年 もの間生き続けて責任を取らねばなりませんが、それは不可能なことなので、子孫に 「核廃棄物の管理を頼む」 と言って死んで行かねばなりません、なんという不道徳なことでしょうか。

なお、原子炉(核反応炉)による発電には、危険性や加害性を抜きにしても、「やめたほうが良い」 理由があります。それは、非効率な発電方式である事です。これまで言われ続けてきたことは 「出来た熱は高温すぎるので冷やさねばならない」 という非効率性です、一基の原発(出力100万キロワット)から出る熱を適温に保つためには 信濃川 の流水量と同量の水を注ぎ続けて冷やさねばならず、結局、せっかく出てきた熱の 70% は海に捨てていると言われています。

その上に、水蒸気で発電タービンを回すときに、高性能の火力発電タービンは、安全性の問題から原発(核力発電)では使えず発電効率が 10% の低性能発電タービンを使うそうです、ちなみに、太陽光発電の場合、最近の発電パネルの発電効率は 14% と言われています。

以上で 原発(核力発電所)を動かす人間の持つ不道徳性について の説明を終え、「三つの恩を忘れず喜んで進んではたらく」 及び 「三つの無駄を排し新しく大地に生き貫く」 という実践倫理原則に照らすと次の二つの 「違反」 が見えてきます。

1)、原発(核力発電所)を動かして電気を得るときに、核廃棄物について、責任を取れない(恩を及ぼすのと反対の)事をしている。
2)、原発(核力発電所)を動かして電気を得るときに、「熱」 の無駄遣いをしている。 


【3】原発(核力発電所)そのものが持つ物理特性は大自然の摂理に違反しています
地球が誕生するときには下図(元素の周期表)で、ウラン(表の下部に赤く囲んである)までの元素しかありませんでした。ウランまでの軽い元素達の中で放射線を出して違う元素に変わる(核種変換する)元素はカリウム40や炭素14やウランくらいしか知られていませんでした。
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ウランよりも重い元素が現れるのは、1945年(S20)の広島・長崎 の原子爆弾(核爆弾)からです。アメリカは戦争で日本に勝つために、一大国家プロジェクトを立ち上げ、一つの水力発電所から出る全ての電力を投入して U235 の純度を高め、やっと二つの U235型核爆弾 を完成させました。一つは本国の砂漠で爆発実験をして本当に爆発することを確認しました。その直後に広島に もう一つを落としたのです。

アメリカはこの電力不経済を克服するために、原子炉(核反応炉)からの高レベル核廃棄物の中から プルトニウム239 をかき集めプルトニウム型の核爆弾を沢山作り、その一つを長崎に落としたのです。それ以後、様々な軽い放射性物質や重い放射性物質(これらは 放射性同位元素とも呼ばれます)が現れ、人類はその後も核爆発実験を繰り返したので地球は、大げさかもしれませんが 「放射性物質まみれの惑星」 となりました。

人類がこのことの責任を取ることが出来ないことは先の項で述べた通りです。

この項では、原発(核力発電施設・核反応炉)そのものが 「存在するというだけで天然自然の摂理に違反している」 ことに触れたいと思います。私たちは多分全員が 核物理 については素人なのでなるべく数値や計算式を使わず画像を三つ連続して使いながら御説明したいと思います。
「暮らしの中の放射線」によると、「銅の原子を東京 ドームの大きさに拡大すると、原子核 はだいたい東京ドームの中央に置いたパチンコ玉くらいの大きさです」と書かれています

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★ : 東京ドームと同じ物体を下側からあてがって 「東京ドーム風完全球」 をイメージして パチンコ玉との 大きさ比較をした場合は 「完全球」 はパチンコ玉の 6兆倍 である。
パチンコ玉は東京ドーム風完全球の 1/6兆 すなわち、 
「核」 は 「原子の1/6兆」 の大きさである 
註 : 銅とセシウムは原子の大きさに違いはあるが 「原子」 と 「原子核」の比率は同じと考えています、すなわち、パチンコ玉が大きい場合は東京ドームもそれ相当に大きいと。
 
「原子」の大きさは可視的に表せば、この画像の東京ドーム、人体に例えれば 赤血球の30万分の1、その 「中心にある核(原子核)」 はさらに小さく東京ドームの地面に落ちた パチンコ玉一つ 。詳しい計算については
情報源一覧のページの ◆(東京ドーム)と(パチンコ玉)*「原子」と「核」 を見てください 


原子同士が電子顕微鏡で見えるくらいにまで大きく寄り集まった状態からは 呼び名が 原子⇒元素 となるようです。この 「元素の周期表」 では、元素名の下に手書きで表した数値が 「原子量」 で重さの程度を表します。

この重さは 「原子1個の重さ」 です。原子同士のくっつき方はそれぞれの原子によって違うので 角砂糖 くらいの大きさで比較すると、この 元素の周期表 の順番通りにはなりません。なんと一番軽い のは 鉛 次に 水銀 次に ウラン 次に 金 次に 白金 の順になります。つまり、似たような原子量の物質でも くっつき方の密集具合 が最も強いのは 白金 であるという事になります。 

角砂糖 くらいの大きさで一番重いのは 白金 です。

ヨーロッパの中世では、錬金術 が流行し、万有引力を発見したニュートンも一生涯 金 を作る実験に没頭したといわれています。2019年(H31 令和1)になっても人類は未だに 金 を作ることは出来ません。
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ところが、元素の周期表で 金 よりも一つ重い 水銀 を作ることは簡単にできるそうです。「原発革命」文春新書 古川和男著 はこのことに触れた説明をしています。

この事は何を意味するでしょうか? 原発(核力発電所)は存在するだけで 大自然の摂理に違反するのです。なぜか? それは 地球上に存在するすべての元素は悠久の時の流れの果てに 「鉄」 に行き着くという摂理が存在するのです。原発(核力発電所)は作動している限りこの摂理に違反し続けます、すなわち、軽い元素は 鉄 よりもさらに軽い元素(トリチウムという水素の一種など)を生み、重い元素は 鉄 の反対のより重い方向へと変化(高レベル核廃棄物など)させます。

この経緯は言葉でよりも下図を見れば一目瞭然に分かります。



原子核の結合エネルギー曲線図、横軸に原子量(質量数、註:原子量=質量数 と考えても素人であれば許されます)、縦軸に 核子結合エネルギーの強さ を取り、それぞれの 高さ(強さ) の方向は 赤い矢印で示しています。
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この曲線図によると、全ての元素は 「鉄(元素の周期表の上の方の黄土色で囲んだ元素)」 へと核種変換してゆくことが分かります、悠久の時の流れは物質をそのように変化させるのです、そういう意味では 鉄 を除く全ての元素は悠久の時の流れの中で観れば 「放射崩壊性元素」 という事が出来るのです。

誕生後45億年経つと言われる地球の中心部は 鉄 へと変化した元素達が集まっています、最も中心部(深さ6378キロ)には個体でそれよりも浅い3000キロぐらいの所には熔けた状態の 鉄 が集まっていると見られています

さらに、隕鉄(鉄で出来た流れ星)となって地球に降り注ぐ物体は、星としての寿命を終えた地球のような惑星が冷えて固まりこなごなに割れたかけらなのです。

これらの観点から、原発(核力発電所)の存在そのものの持つ 「大自然の摂理違反」 を整理すれば次の二つになります。

1)、電気を作るために動いていても、その内部では 「鉄」 への変化を妨げている。すなわち原理的に宇宙の法則に違反して、重い物質を鉄よりも重い方向へと変化させている(プルトニウムや高レベル核廃棄物などの生成の方向)。
2)、軽い物質を 鉄よりも軽い方向へと変化させている(塩素やトリチウム[水素の一種] などの生成の方向)


【4】福島第一原発(核力発電所)事故で発生した放射性物質の飛散実態について
冒頭にお話しした通りに、2019年(H31 令和1)現在の滋賀県ホームページには載っていませんが 2011年(H23)11月8日 のホームページには下図の通りの測定結果一覧表が載っていました。
この表を理解するための要点は以下の通りです。
1)、単位:メガベクレル/平方キロメートルとは 「単位:1ベクレル/1平方メートル」 と同じ意味です。
2)、「ヨウ素131の原子」 の大きさはほぼ人間の赤血球1個の30万分の1で可視的な説明はすでに前の項で行ないました。 
3)、「ヨウ素131の原子」 の中心に「ヨウ素131の原子の」がある。この 「核」 が自然に放射線を出しながら1ベクレル点(後述します)に付き毎秒1個の 「核」 を出して壊れる。
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4)、出て壊れた 「核」 は キセノンという気体の原子の核に変わり、無害な原子となる。
5)、滋賀県には3月と4月に 「ヨウ素131の原子」 が降った。その量は 22ベクレル(3.9+18.1=22)/1平方メートル(後述する ベクレル点22個/1平方メートル)

★註:実情は、 「ヨウ素131の原子核」 は、8日(半減期)で 「降下した量」 が半分になるので、滋賀県の場合、6月中には3月分も4月分も消滅しました。5月以降は降っていませんので降って来た22ベクレル分の、 「ヨウ素131の原子」 は全部キセノンという無害な気体となって空気中を漂っています。  
6)、しかし、「セシウム137の原子核」 は 4ヵ月合計で 7ベクレル(1べクレル団子7個[6.8+0.31+0.15+0.11≒7]) 。半減期が 30年 と大自然の法則で決まっていますので今後 30年間 は 1平方メートル当たり毎秒1個のセシウム137の原子核 が1ベクレル団子(後述します)から飛び出して壊れる、出て壊れた 「核」 はバリウムという原子の核に変わり、無害な原子となる。30年でやっと 半分の量になりますが、完全にゼロとなるには、私の計算では 約300年 かかります。  

滋賀県を除く主な地方の汚染状況は次の略記の通りでした。


2011年(H23)12月15日の朝日新聞、事故後4ヶ月の状況によると(左図)
福島県に降った量(1uあたり)は茨城県の場合の 40801(4万ベクレル)  よりもはるかに多く 6836050(684万ベクレル)である事が分かりました。セシウム134とセシウム137の降下割合は 1:1 として、セシウム137の降下量は、1uあたり、342万ベクレル(684万ベクレル/2 =342)
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(セシウム137の降下量(1uあたり)は、滋賀県大津市に降った量(=滋賀県に降った量)の 50万倍(342万ベクレル÷7ベクレル=48.8≒50万)である事が分かります。


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【5】  「ベクレル」  って何?
プルトニウム239の1ベクレル団子部分図




プルトニウム239の放射崩壊 画像出所は Yahoo 画像集です

プルトニウム239の半減期はおよそ 2万4千年 この年数はアダム&エバが暮らしたと言われる BC2〜3万年 を想起させる象徴的な数値です。半減期が来ても、無害な物質に核種変換することはなくすぐにウラン235が現れて 7億年以上 かけて 鉛 という安定核種にたどり着くのです。
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セシウム137が300年かかって完全にバリウムという安定核種にたどりつくのとは雲泥の差があるので、プルトニウムの1ベクレル団子を可視化する事の意味は無いのですが、プルトニウムの巨大な1ベクレル団子から毎秒1個のプルトニウム原子が飛び出し2万年かかって半分になることを可視的に想像するには、このA4用紙では収まり切れないほどの大きさだとは思いますが、参考になるかも知れないのであえてこの大きさで載せました。

[ベクレル って何? への答え、セシウム137の放射崩壊図説]
左図はセシウム137の1ベクレル団子から1秒につき1個のセシウム137原子が飛び出た瞬間を表す図です。
この1ベクレル団子の中には 13億6千万個 のセシウム137原子が出番を待ってひしめき合っています。
1個のセシウム137原子が1秒につき1個の時間確率で飛び出して、その 「核」 が先ずベータ線、次にガンマ線を出しながら放射崩壊し、バリウム137に変ります。

数値を利用して ベクレル の正体に迫ってみましょう。 滋賀県に降下したセシウム137は 7 ベクレル/平方メートル ですから地面1平方メートル上の セシウム137原子の数は (13.6×7 =95.2)  95.2 億 ≒100億個 
地球の2000年現在人口は 70億人  
★、滋賀県に降下した1平方メートル当たりのセシウ137原子の数の方が 地球人口をはるかに上回ります。しかもなお、この物質の放射能が消えて無くなるには300年超の時間を要します、なんという恐ろしいことでしょう。この原子は 2011,7 以後は降下していませんが、それまでに滋賀県全域に1平方メートルにつき 7 ベクレル降ったこの原子は一息に流れ去ったり吹き飛ばされたりはせず、じわじわと位置を変えながら存在し続けています。
ただし、地球人口とこの原子とを比較検討する場合、
1)、人間一人は 「見える」 ですが、セシウム137原子一個は絶対に見えません、たとえ7ベクレル分のセシウム137原子 95.2億 (13.6×7 =95.2億) 個をかき集めて 現実の団子 を作っても目に見える事は絶対にありません。
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註 : ここの団子画像は、本質的理解のためにあえて可視化した想像上のものです。 
2)、この物質は水溶性なのでヨーロッパの3倍の雨が降る日本では滋賀県に降下したこの物質はほとんどが CsCl という (NaCl 食塩) と似たイオンとなってバクテリア(微生物)の構成要素となり、内部被曝したバクテリアは 琵琶湖 流入直前で各地の 浄水場で汚泥化されて経年蓄積されたセシウム137原子が膨大な数で存在するはずです。  
その他のセシウム137原子は下の画像に在る通りに 生物間循環を繰り返しつつ徐々に拡散するかまたは地中深く粘土鉱物に吸着されて300年超という長時間を過ごして消えてゆくでしょう。
ただし、琵琶湖 には直接降り注いだセシウム137原子が底に沈殿していると考えられます、理由は Csイオンは Naイオンよりも重い です。微細浮遊物に付着したCsイオンは湖流に乗って瀬田川から大阪湾へと流れて行きつつあると思われます。琵琶湖および下流の 「水が何となく以前とは違う」 と感じさせる原因の一つは CsCl (塩化セシウム) というイオン性物質が新しく加わったためと思われます。

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【セシウム137の1ベクレル砂団子模型】
これは、直径10cm の手作り砂団子模型です。素材は発泡スチロールで、マジックインキで砂団子に見える様に着色しました。
これを手に持って他者にベクレルについて説明し、理解を深めていただくときに使います、
このセシウム137の1ベクレル砂団子模型は実物セシウム137の1ベクレル団子の 何倍 になるかを計算してみます。

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球形の体積を出す計算式は 4/3 ×π×半径^3 
計算の前提条件は、「割り算数なので 4/3 ×π は無いものとして計算出来る」すなわち、基本的には 「両者の半径の3乗」 を比較し  「倍数」 を 求めれば良い
規定値は次の通りです
★ 砂団子模型の半径=5cm
★ Cs137原子の半径=265×10^-12m 
wikipedia
計算式は次の通りです
★ 砂団子模型の体積 / Cs137原子の体積×13億6千万

以下で計算します
★ 分子 : 砂団子模型の体積=5×5×5 cm^3=125cm^3
★ 分母 : Cs137原子1個の体積×13億6千万
=(265×10^-12m)×(265×10^-12m)×(265×10^-12m) ×13億6千万
=265^3×10^-36 ×m^3×1,360,000,000=18,609,625×10^-36×1,360,000,000 ×m^3
=18,609,625×10^-36×136×10^7×1000000cm^3
≒19,000,000×136×10^-29×10^6cm^3
=2,584,000,000×10^-29 ×10^6cm^3
=2,584×10^6×10^-29 ×10^6cm^3=2,584×10^-23 ×10^6cm^3=2,584×10^-17
★ 分子 / 分母 : 125cm^3 / 2,584×10^-17 cm^3 ⇒ 125×10^17 /  2,584 ⇒ 125×10^17 / 2,584
≒ 0.048×10^17  / 1 
≒ 48×10^-3×10^17 ⇒ 48×10^14 = 48×10^2×10^12
答え : 4800兆
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答え : このセシウム137の1ベクレル模型団子は実物セシウム137の1ベクレル団子の 約4800兆 倍 です。
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「セシウム137の核」 はこの模型団子の 何分の1か、それは 1/39,168×10の33乗
1/39,168,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000

根拠数値へとリンクさせながら、模型団子に比し、何分の1の大きさであるかを計算しました
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模型の 1/4800 兆 が「実際の1ベクレル団子」(上記)、実際の1ベクレル団子の1/13.6億 が「原子」、原子の1/6兆 が 「核」

計算式=1/【4800×〈10^+12〉】×【136×〈10^+7〉】×【6×〈10^+12〉 】⇒ 1/ 48 ×136× 6 ×〈10^+2+12^+^7+^12〉 ⇒ 1/ 39,168×〈10^+33〉 ⇒ 1/ 39,168×〈10^+33〉 ⇒  1/ 39,168,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000

【感慨と恐怖その1】
セシウム137の1ベクレル模型団子を手に持って その 核 を想像すると、私は一種の感慨と同時に激しい恐怖を覚えます、こんなに小さいのか!! このように小さい 原子 が私の心臓の筋肉細胞の構成要素となってベータ線やガンマ線を出して心臓を害しているとしても気が付かないだろう、ベータ線やガンマ線の量を図るには心臓をえぐり出してベクレル計測器で計らねばならないなんて!!、心臓をえぐり出すという事は 「死ぬ」 という事だ、なんという恐ろしい事か!!と。

【感慨と恐怖その2】
1ベクレルがその心臓から計測されたとしたら、そこには 13億6千万 (1,360,000,000)個ものセシウム137原子核を宿したセシウム137原子が居たなんて!!
現実の世界の4800兆倍の上記1ベクレル団子模型の世界で考えるならば、心臓にこの大きさ(直径10センチ)のセシウム137の1ベクレル団子が 1個 居座って居たなんて!!

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★、この放射性物質(セシウム137)が地球上に現れたのは 広島に核爆弾が落とされてからです。それ以前には地球には無かった物質です、人間とはなんという罪深い生物である事でしょう。
★、「福島第1核力発電所(原発)事故 は除染作業が行なわれているのでそのうち何とかなる、もう済んだことにしてしまおう」 と考えている人は私が書いたこの冊子を一読して考えを変えてほしいと思います。
★、人々は、迫りくる 東南海大地震 に備えて 「避難訓練」 をしています。原発事故が起きる事を想定しての避難訓練も含まれています、なぜ、明日来るかもしれない 東南海大地震 に備えて 「原発を直ちに全て完全停止」 しないのでしょう??? 人々は勉強不足で、怠け者です、不便になることを嫌がり、愚痴をこぼしているうちに大地震が来て、原発が爆発し、愚痴をこぼしながら死んで行くのは当然の報いですが、子孫に対する顔向けは出来ません。理解困難を理由にこの程度の冊子を読まないのは子孫に対する極め付きの不道徳です。
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(さらに詳しい説明)
セシウムという元素は原子量133のが安定体です(既述の元素の周期表に在ります)、それが原子炉(核反応炉)のせいで原子量137という同位体とされ重さが4つも多いため居心地が悪いのでチャンスを狙っては原子量137のバリウムに変わって安定しようとします。この1ベクレル団子の中にはそのチャンスを待っているセシウム137原子達が何と 13億6千万個 もひしめいて居るのです。

あの爆発が無ければこの原子たちは居心地が悪いまま核廃棄物となって 炉 の外に出されたでしょうが、爆発があったため噴煙となって空気中に飛び出し四方八方に飛び散りました。滋賀県にまで飛んできて降下した1ベクレル団子の1平方メートルあたりの数は 7個 です。一方爆発現場周辺に降下した 1ベクレル団子の1平方メートルあたりの数は何と その50万倍 。50万×7=350万個ものセシウム137の1ベクレル団子が内部に13億6千万個のセシウム137原子を宿しながら降下して積もったのです。これは大変な放射性物質漏洩事故ですが、これでも、神風(後述)のおかげで比較的軽く済んだと言われています。

事故現場近くの町村ではあれから8年経った2019年(令和1年)現在でも 「立ち入り不可」 の地域が在ります。なぜか? それは、これだけ膨大な数の放射性物質が無害に近くなるには最短に見積もっても100年はかかると言われています(私の計算では約300年で無害)から、「無害」とは放射能の力がその加害力を弱めるのにかかる時間が100年という事らしい。 それでも 「安心」 であるとは言えません、積もり方や移動の仕方に偏りがあるからです。

もし、神風(後述)が吹かなかったらどんどん積もったわけですから福一事故現場周辺の町村一帯は無人地帯となっていたでしょう。

★ : なお、滋賀県に同じ時期に降下したヨウ素131という放射性物質については、1ベクレル団子の大きさがセシウム137に比べてはるかに小さく、内部に宿しているヨウ素131原子の数は 100万個 であり、団子にするには小さすぎるので 1ベクレル として視覚化しました(表紙画像の通りです)。ヨウ素131原子の詳細説明については下記に一部分だけ載せますが紙面の都合で省略します、 ベクレル について 詳しく知りたい方は 私のホームページ http://shibabechi.web.fc2.com/fyousogensikakuhoukai.htm 滋賀県に降下したヨウ素131の1ベクレル点達が1平方メートル当たり22個放射崩壊した様子、および、セシウム137の1ベクレル団子達が崩壊しつつある様子 を開いて知ってください、概念説明 と 画像説明 をしています。
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[以下はヨウ素131原子の部分説明です]
私の理解、ヨウ素131の1ベクレル について
1)、1ベクレルが計測された時、すなわち、1秒間に1個のヨウ素131原子が離脱して1個のキセノン原子に核種変換するとき、その背後に控えている 「次の1秒での出番を待っている」 放射性ヨウ素131の原子数はいくらであるかを知りたいと、私は思いました。
2)、魑魅魍魎男 氏によれば、その数は 100万 (セシウム137 の約1400分の1)
3)、 団子 で可視化する事は困難なので 点 での可視化を行ないました。そして 「ヨウ素131の1ベクレル点」 と名付けましした。そのイメージは下図の通りです、

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4)、滋賀県では 22ベクレルが計測され、4ヵ月弱で消滅した理由が可視的に分かります、すなわち、22個の ヨウ素の1ベクレル点(下図右、点の数は22)それぞれから毎秒一つづつヨウ素131原子が飛び出して崩壊すればセシウム137の場合に比べてはるかに早く放射性のヨウ素131は消滅します。 「2秒目の出番を待っているヨウ素131原子の数」 がたったの 100万 なのですから。



1平方メートルの降下物測定盤から全量のヨウ素131を極微小ピンセットでつまみ出して1平方メートルの皿に並べたらどこにあるのかわからないくらいに散らばっていた(左図左)のでそれらを22個の 点 にまとめました。各点 からは毎秒1個のヨウ素131原子が離脱して1個のキセノン原子に核種変換するのです、この時、点の中で2秒目の出番を待っているヨウ素131原子の数は 100万 なのです。
私の理解、 団子 の放射能について
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セシウム137の1ベクレル「団子」 も ヨウ素の1ベクレル「」も、天然の法則に従って原子を放射する能力(放射能)は 団子 や 点 が消滅するまで続きます、ただし、その能力は徐々に減衰し、セシウム137の場合は300年超の時間をかけて消滅します。この時間は天然自然の法則によって決まっており、人間ではどうすることも出来ません。 




【6】神風(カミカゼ)
2011年(H23)3月11日14時46分、東日本大震災の大津波発生による諸電源水没のため福島第一原発群は事故を起こしました。下の画像(幾つかの小画像が集まったもの)は独立行政法人 科学技術振興機構 がインターネット上に公開した事故噴煙の画像です。
2011年(H23)3月15日午前0時からの画像しか出ていないのが残念なので、2011年(H23)11月26日の朝日新聞に出ていた画像でその分の欠落を補います、3月12日に2号機で最初の爆発がありました、この新聞での数値は低すぎますが航空機モニタリング画像は欠落時点の汚染事情を正確に表していると推測できますのでこの汚染画像は貴重です。風は先ず北西に吹いたのです。

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▲▲先頭へ▲▲▲ 文科省画像からは下の画像の噴煙の前に、風は北西へと吹いて北西地区を激しく汚染した様子を伺い知ることが出来ます。
ご注意 : 2011年(H23)12月15日の朝日新聞記事(既述)では、「福島に 680万ベクレル」となっています、一方、この記事では 最高値が 300万べクレル以上 となっている点が問題ですが、前者は 地上での計測、後者は航空機モニタリング計測なのでこのような違いが出てくるのだと思います。私は前者の 680万ベクレル を採用してこの冊子を書いています。
[神風(カミカゼ)今昔比較]

★ 現代に吹いた 神風 ・・・・・・人間側の自助努力は皆無であった。この意味では完全な 神風 。

★ 過去に吹いた 神風 ・・・・・・1281年の元寇の時に吹いた神風は、ほぼ勝敗が決し、大元国軍(蒙古軍)は時の室町幕府執権 北条時宗 の築かせた博多湾岸20キロに及ぶ 高さ2メートル 幅2メートルの防塁を乗り越えることが出来ませんでした。約3ヶ月に及ぶ戦闘で蒙古軍は防塁を突破できず、攻めあぐねて疲れ果て4千艘の軍船に帰って寝ることの繰り返しで食糧が尽き果てて帰国準備をしていたところに強い台風が来て、全滅したのでした。したがって元寇の時の 神風 は不完全神風と言えると思います。

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【7】結語 電力源の次の主役は石油・天然ガスです。この場合、地球温暖化をもたらす炭酸ガス処理が必要ですがそれは可能です。かつて使われた油井の地下空洞を活用する方法が有望です。過剰炭酸ガスはここに封じ込め、徐々に取り出して砂漠の緑化などに使えば、かつての大森林地帯を復活させることも可能です。
用語の確認、IPCC COP CCS 
【IPCC】とは、気候変動に関する政府間パネル(インターガバメンタル パネル オン クライメイト チェンジ)
【狭義のCOP】とは、気候変動枠組条約締約国会議(カンファレンス オブザ パーティーズ)、COP21 の様に番号を付けて使われる、COP1 は 1997年12月 に京都市で催され 「京都議定書」 が採択された。
【広義のCOP】とは、条約締約国会議(カンファレンス オブザ パーティーズ あらゆる種類それぞれの条約締約国会議)
【CCS】とは、CO2 を捕まえ(キャプチャー)、蓄える(ストレージ) の頭文字を連ねたもの。

Wikipedia コトバンク を参照
 


(私なりの要約)
1)、CCS とは、工場などの廃気からCO2だけを集めて大気中に拡散する前に回収し、地中に閉じ込める技術。
2)、この技術は世界的には実用化されており、日本でも実証試験が始まっている。
3)、「バイオCCS」という新しい概念は、次の通りです、農地や森林を増やして大気中のCO2を吸収させ、発電などの燃料として燃やして排出されたCO2はCCS で全て回収・貯留する。
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4)、使う燃料を全て植物由来にすることが出来れば、大気中のCO2の増加を止めるだけでなく、減少にもつながるというのだそうです。

(私の意見)
1)、「科学」 はやっと進むべき方向の一つを見出したのではないでしょうか? 化学 なのでスーパーコンピューターの能力は現在程度以下で済むでしょう。
2)、しかし、CCS は本体が炭酸ガス(CO2)なのですから「ドライアイス」と考えれば理解しやすい。マイナス80℃でいきなり「個体」となります(常温・常圧では液体にはなりません)、ドライアイスは「個体」として扱っていると突然「気体」となります。CO2ガスは空気より多少重いそうですがガスなので互いに混合して大気全体に散らばるそうです。
極めて安定度が高く、したがって毒性はないそうです。しかし、膨大な量のCO2ガスをマイナス80℃に保つには膨大な電力を必要とするように思います。
燃料電池自動車が水素ボンベを抱いて走るのに比べてはるかに安心な生活が出来ます。
核力発電(原発)の場合のように放射性物質をガイガーカウンターで検出するという不安な生活とは無縁のようです。
今後は、一般人が納得できる説明をしてほしいと思います。
3)、もし、この方法が成功すれば、将来、核力発電(原発)は不要となります。核燃料廃棄物の代わりに膨大な量の CCS が生じ続け、ある時点まで来ればそれ以上は増えないと理解しています。

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村井正治先生との下記対話には未来を明るく開く実践倫理の手がかりが潜んでいると思います。村井正治先生はよく売れる本を出版するような有名人ではありませんが、インターネット上でPDFファイル(書籍相当)を公開されています。インターネットで エネルギーを正しく理解するための入門講座 との文言で検索すれば現れます。熱化学の本質を分かりやすくかつ高いレベルで解説しておられます。私が村井先生を知ったのは、NHK が公開放送で、炭酸ガス分解処理国家プロジェクト を公開放送した時に、放送担当とのメールでの質疑応答で、化学放送専門担当者が応答できなくなった(熱化学上の基本的問題点指摘に応答できず立ち往生した)場面を知ってからです。

村井正治先生はノーベル化学賞受賞者 根岸英一氏 を責任者とする炭酸ガス分解国家プロジェクトを正面から批判した化学界の権威者です。
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私は、原発(核力発電)を使って電気エネルギーを得るという人類規模の 不道徳 を克服するためには、熱化学 の権威者の参加が必要だと思います。第一次・第二次オイルショックの時代(1970年[S45]代)には 「もう原油資源は枯渇しつつある」 と噂されていましたが、2014年(H26)現在では状況は逆転(冒頭の「最近の石油多産国・・・・」を参照して下さい)、ベネズエラ等8ヵ国での原油埋蔵量は豊富である事が分かってきました。私は、余るほどに存在する原油を使った火力発電が最も有望な代替発電源であると思うようになりました。

それを実行に移した場合に問題となるのは 炭酸ガス です。しかし、パリ協定で具体策が国際レベルで確認されたのですから日本も早急な実践が必要です。熱化学者との下記対話はそのための第一歩になると思います。

(質問者は 森本和征 、 回答者は 村井正治先生 熱化学の権威者、ただし世間的に有名ではない)、以下は対話内容

【森本の疑問】
2016年が終わるにあたってどうしても乗り越える事の出来無い「化学」の疑問があり このまま年を越すのは悔しいのでいろいろと調べましたが結局は分からなかった問題 があります。

それは バイオCCS です。 私が積み上げてきた CO2 の常識では、CO2は、「分解できない」「いかなる元 素とも化合しない」「冷却してゆくと液体とはならずマイナス80℃でいきなり個体 (ドライアイス)となる」

【村井先生の回答】
CO2は炭素と酸素に分解できます。大学の先生などの多くの皆さんが分解したらいいのだ、と主張されていますが、エネルギーが損になるのでナンセンスな話なのです。 CO2を分解するために必要なエネルギーは炭素を燃焼させた時に得られるエネルギー の量と同じです。であれば、CO2を分解するよりも石炭などの燃焼を止めた方が利口 なことになるからです。分解するためには高価な化学設備も必要になりますし。

CO2は反応しない化合物ではありません。例えば、金属ナトリウムと反応することが 知られています。反応式は下記のようなものです。
a Na+b CO2→x Na2CO3+y C+z CO

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CO2は液体になります。生ビールの販売所などで緑色のボンベを見ることがあります が、このボンベの中には液体のCO2が入っています。液化炭酸ガスは、大気圧では存在せず、圧力が少なくとも0.518MPa(メガパスカル)(5.28kg/cm2)以上でなければなりません。
したがって強力なバルブ (止め栓) で流体 CO2 の逆流を防ぐのならば下図で示す通りの一般的な天然ガス空洞を利用する方が現実的です
この圧力以上の圧力を維持することが出来る 「空洞技術の開発」 が必要ということになります。 この 圧力以下になると液化炭酸ガスはドライアイス(固体)と炭酸ガス(気体)になって しまいます。

【森本の疑問】
1)、パリ協定で登場した 「バイオCCS(CO2固定技術)」は強力に冷却する 技術なのでしょうか? それだと膨大な量のエネルギーが必要で、結局は核力発電 (原発)のエネルギーが必要になります。

【村井先生の回答】
「バイオCCS」とは、植物バイオマス(木材その他)の燃焼時に発生するCO2を回収して 地中などに貯留し、エネルギーを利用する際に発生するCO2 収支(発生量−累積貯留量)を負とするエネル ギー利用技術のことのようです。当然のこととしてCO2の回収や地中への圧入の際に エネルギーを消費しますが、バイオマスを燃焼した時に得られるエネルギー(発生量)よりも少 ないはずです(発生量と処理量を加算しても累積貯留量より少ない)。
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(森本の註 : )
バイオCCSはエネルギー発生源を「植物バイオマス(木材その他)」に限定した概念であるということになります。石炭・石油 等の化石燃料は対象外と考える事が出来ます。しかし、「植物バイオマス(木材その他)」からのCO2 は現生植物が大量にあれば植物が吸収します、したがって「収支が負」である事を利用して化石燃料分のCO2 を貯留するのだと考える事が出来ます。

【森本の疑問】
2)、冷やして個体が出来、次に地中に埋めるそうですが、地殻は 12キロくらい 掘ると 200℃ になりますので、埋めずに地表に置く方が自然である。


【村井先生の回答】
流動性のない固体で地中に埋めるのはほぼ不可能だと思います。天然ガスや石油を採 取して空洞になっている場所に流体の形状のCO2をポンプを使って圧入せざるを得な いはずです。
註 : 画像はBing 画像集よりいただきました

例えば、化石燃料を燃焼している火力発電所の排煙から「アミン吸収法」や「吸着 法」などの方法でCO2を回収して液化し、天然ガスを抜き取った後などの空洞などに 圧入すれば技術的にはCO2を貯留することは可能なはずです。

ただ、高コストが避けられないので、現時点では本格的には実施されていないのではないでしょうか。

地表にドライアイスまたは液体CO2を保存するためには耐圧の容器が必要であり、巨額なコスト負担を強いられ、非現実的です。 ドライアイスは耐圧容器を必要としないと考えておられるかもしれませんが、容器の 中に熱が伝わっていくことを完全に防ぐことができないので、冷凍機を常時運転する か圧力容器に入れておく必要があります。小規模な話であれば不可能ではないのですが、

CO2の排出量は年間数100億トンレベルなので、地上に貯留するのは不可能だと思 いますが。
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以上、2019,6,6 初稿、2019,7,5 最終稿 
次の手順を踏めば印刷できます、画面最上段に在る URL の末尾にright.htm と書き Enterキーを叩きます ページ指定は 17-33 用紙はA4縦 余白は上から 18 18 5 5  縮小して全体を表示できるようにする 両面印刷 フッター2行目は ページ番号/ページ数 。 

なお、私のホームページ(玄関ページ)のアドレスは http://shibabechi.web.fc2.com/right.htm です。
玄関ページとはこのページのことで、名前は (第2版)「一生活者」の哲学的短文集 です。
★註 : なお、この冊子よりも専門性の深さや視野の広さや見識の深さに於いて優れたリーフレット(パンフレット)が小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所勤務)監修、日本カトリック正義と平和協議会 が 企画・編集・発行 したものがあります。その所在は、このホームページのネットワークあすのわ 書き込み控えの    ここ です。



ご注意1 : 上記の玄関ページ短文例および、各ホームページにわたって散在する 「短文」 は 「ホームページ群(左端に列記)連携方式」 を採用しています。したがってリンク先へ飛んでその画面の該当箇所を読んだ後は その画面の最上段左端の ←(戻る) をクリックしてこの画面に戻ってください。
ご注意2 :  ←(戻る) をクリックしてもとんでもない箇所がクリックのたびに現れることが多いのですが、懲りずに数回行うとピタリと目的の箇所にたどり着くことが出来ます。このことの原因は、ホームページのデータ量が予期していたよりも急激に過大となったためです、ご容赦のほどよろしくお願いします。




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【短文例7】⇒ 宇宙史は鉄とウランがキーワード、画像中心に宇宙史を考えました 「鉄」 は巨視的観点から物質を考える場合、キーワードとなる重要元素です、重要と思う画像を載せます 各画像をクリックするとその画像の存在ページの適切な個所が表示されます。
原子核の結合エネルギー曲線

宇宙に存在する物質は悠久の時間をかけて最終的には 鉄 に行き着きます、ただし、「物質」 とは 宇宙を構成する物質のことを言います。そう、水素からウランまで92種類の元素たちが複雑に組み合わさって出来たもののことを言います。したがって 元素の周期表はウランでけじめをつけ、ネプツニウム以降の物質は人間の加工品であり、元素とは言えませんので 「元素の周期表」 への記載はすべきではありません。「人工放射性物質 の 元素 」との文言を使って別表を作るべきだと考えています。したがって、下表は 「けじめの無い 元素の周期表 」 です大変利用しにくいと感じます。1945年にプルトニウム核兵器が使用されるようになってから 「元素の周期表」 に自動的に 元素 が増えてゆくことは、まことに、けじめの無い人類の姿だと思います、けじめをつける能力を失った人類には 「闇」 が容赦なく襲い掛かかってきています。
元素の周期表

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核分裂図

ウランの核分裂についての詳細で正確な図解はここにありますので深く知りたい方に見ることをお勧めします。
プルトニウムについての狂気ともいえる核分裂装置(プルトニウム高速増殖炉)の詳細を知りたい方はここにあります。2016年12月22日、高速増殖炉 は 廃炉 と決定し、少しホッとしています。しかし、まだあきらめていない国(ロシア)があることは残念です。
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核融合図

太陽をはじめとして全ての 「恒星」 が発するエネルギ−(熱、光、その他)は 核融合 によるものです。したがって地球上に 核融合炉を作るということは 惑星である 地球 の上に 「太陽を作って、人間が思うように利用する」 ということです。これは誇大妄想であり、真剣にこれをやろうとしている人たちはもはや人間の姿はしていても 「人間ではなく、スーパーコンピューターに操られて動く奇形人間」 であると思います。人間としての 「してよいこととしてはいけないこと」 のけじめをつけないと 頭脳と時間と富 の無駄です。 
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宇宙史画像

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地球の構造

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さまざまな温度(含む太陽)



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【短文例8】⇒元素の周期表を改正して 「世直し」 のきっかけを作りましょう
手製ですがとりあえず、わかりやすく配列した 天然物質の 元素の周期表 を載せました 続いて、ウランよりも重い人工放射性物質の元素を 人工放射性物質の 元素 (1940年以降人類が作出)として載せました。 


(補記)
上記註1:の補記 Tc(テクネチウム) At(アスタチン) Fr(フランシウム) Pm(プロメチウム)についての出典を挙げるには諸説がありすぎて無理でした、Webを当たって10個くらいのサイトを参照して自分が納得する文言を自作しました。
上記註2:の補記 手書き文字列中の 「下の図」 は 「元素の周期表」★註1 : 、にある 「下の図」 です。
上記註3:の補記 Fe U (この表の最重要元素) に関する説明は地球内部  および「宇宙化石関連説明ヵ所」

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(以下で論考に移ります)
「人工放射性物質の 元素」 という特異な言葉を用いました、 Np(ネプツニウム)以上に重い人工放射性物質たちに関する核物理学が 1940年以降 強力に時代を引っ張って、地球上のすべての現象を 「闇」 で覆ってきたと思うからです。現代を覆う 「深い闇」 を決定付けたのは 1953,12 のアイゼンハワー大統領国連演説(原子力の平和利用を!)です。「政治」が「科学」を支配し、科学者もやすやすと政治のお先棒を担ぎ闇の広さと深さに貢献してきたのです。

特記すべき人工放射性物質はプルトニウムです、プルトニウムは生物学的役割は何一つありません、それでも、原子力(核力)発電所の事故や、核兵器実験の結果として、環境中にプルトニウムが放出された結果、われわれの体の中には数原子程度のプルトニウムが存在している計算になります(http://pub.maruzen.co.jp/index/kokai/genso/512.pdf より引用)。人類は 「人工元素」 という単語があたかも存在するかのような 文化 を育てて来ました。思えば 「人工元素」 という単語も 国家・地球 を挙げて使えば、あたかも 正しい かのように感じてしまい、最初は違和感を持った人でも人類全体が使う雰囲気には逆らえず、いつのまにか普通に使うようになっています、実は 私も2020年3月までは 「人工元素」を使っていました、文脈から考えてそのほうが 自然 と感じていたのです、しかし、改めて 姿勢を正して 「元素」 と向き合う気持ちになって初めて 「自分は 元素 に対しあまりにも軽い考え方をしている」 と気づきました。「人工元素」 という言葉は存在しえないのです。「人工」 と 「元素」 は互いに相入れない概念ですから。
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私たちはプルトニウムの原子を上述の通り体内に持っているのですが、この原子が人体を構成する有益な原子として存在してはいません、プルトニウムで出来た小型局地破壊兵器の一般化傾向から見れば人体に入り込んだプルトニウム原子の数は徐々に増えてゆくのです。1940年以降 強力に時代を引っ張って、地球上のすべての現象を 「闇」 で覆ってきた学問の基盤物質の代表を特定せよと言われれば、それはプルトニウムであるということが出来ます。プルトニウムは19種類もの原子からなる人工元素ですが、「元素」 だからという理由で 人体を構成する元素の仲間には入れてもらえません、この例が、「元素」 の「意味あいまい性」を説明するのに最も有効です。人体を構成する元素の仲間が 「元素」 と呼ばれ、人体を構成することを許されない元素を 「人工元素」 と呼ぶのが正しいのです。この際、「元素」 という文言の使い方のあいまいな現状に 先ず 気が付くことが必要です、世界規模で使われている 「元素の周期表」 はもはや過去のものなのです、漠然と、または無神経に 「元素」 と言う概念を人工放射性物質群にまで用いることをやめなければなりません。やめないで使い続けるならば、人類の文化は 闇 の世界へとより深く転落する勢いを止めることが出来ないままズルズルと行くでしょう。

まずは、私が提示したような 分かりやすい 「元素の表」 を参考にして、分かりやすくかつ革命的に新しい 「新・元素の周期表」 と 「放射性物質の 元素 表」 をその分野の専門家が作って普及させてほしいと思います、そうすれば 「恐ろしい闇の世界の『世直し』」 のきっかけが出来るでしょう。 
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核関連科学の発する 「闇」 が地球を覆いつくすまでに、薄めるなり撲滅するなりしないと 「人類は 闇 に完全に飲み込まれる」 と思います。「元素」 の意味は 「もと の もと」 であって 「もと の もと」 を人間が作ることは出来ないのです。「出来る」 と信じてわき目も振らずに前進する行為こそが 「闇」 を深めることに学者さんたちは早く気づかねばならないと思います。人体は 「もと の もと」 しか受け付けないことを今すぐにでも、学者さんたちは気付き、いわゆる 「人工元素」 の分野の研究を緊急停止することが必要だと思います。人類にとってプルトニウムに代表されるいわゆる 「人工元素」 は要らないのです。 

【国立天文台・理研 講演会 [宇宙が物語る物質の起源] 2016,6,11 於 一橋大学講堂】は3時間半にわたり450席満席で行われた一大物理学最先端研究報告質問大会でしたが(ユーチューブで公開されています https://www.youtube.com/watch?v=mJvmj_nT5Cg )、私は改めて、「闇」 の深さを実感しました。超一流の学者さんたちの頭にあるのは少年の SF 物語であり、この人たちが莫大な富を傾けて 粒子加速器 を操り結局は 人類の地球脱出に使命感を燃やしているのです、自分たちの好奇心という意欲を満足させたいのならば 自費 で行えばよいとの異論を唱えたい気持ちになりました。

2016年に 「新元素発見、於、日本理化学研究所」 命名はニホニウム という報道が世界を駆け巡りましたが、 粒子加速器 の費用(電気代)は、1回につき3億円、9年間かかっています、 核物理学を「最先端科学」とする流れはもはや迷路にはまり込み、核物理学は3億円の電気代をかけて 新・高レベル核廃棄物を作っているのです。福島第一原発事故(2011,3,11)後、しばらくして(5年後)の、事故処理について、先の見通しも立てられない非常事態下にあるにも関わらず、こういう無駄使いの成果をたたえる 私たち人類 の人道感覚や経済感覚はもはや見て見ぬふりをして放置することは出来ません。元素の周期表という 「物の根本原理」 を見つめ直すことから 物理・化学 をやり直す事(世直し)を行なう必要が生じています。

それにしても、このような講演会に集う人たちの知性は並外れているのですからなぜ立脚点そのもの(ネプツニウム以上に重い人工放射性物質)が 「闇である」 ことに気づかないのか不思議でした。闇と光については宇宙化石のところで簡単に触れていますが、「闇」 を考える場合、プルトニウムは最後の超新星爆発後の重い元素再編成の段階で、宇宙での存在権を確保できずに 「闇」 の世界で居場所を確保して、それで満足していたにも関わらず人間の 好奇心・探求心 のせいで 「光」 の世界に引きずり出され、居場所は 「核燃料冷却水槽」 とされてしまったのです。プルトニウムにとっては余計なお世話をされたことになります。

彼(プルトニウム)は 闇の世界に早く帰りたいと思っていることでしょう、日の当たるこの世にあらわれた以上はあと24万年は存在し続ける義務が生じているためです(プルトニウムの半減期は2万4千年ですが完全に無害になるには
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その10倍(24万年)の時間がかかると言われています)。
私は理数の能力に劣りますのでまるでおとぎ話のように話しますが、あの講演会に出席していた人々の知性から判断するに、このプルトニウムの被(こう)むっている迷惑感に想像力を及ぼすことは簡単にできるはずだと思います、なぜそれが出来ないのか? その理由は、「皆がやっている」 だろうと推測しています。この推測が当たっているならば、恐ろしい 「闇」 との戦いは困難を極めます。早いうちに目覚めてプルトニウムへの同情心を育んでいただきたいと思います。この「同情心」が闇と光で述べました「その 概念を生み出す」ための手がかりとなるでしょう。 

(以下で提案に移ります)
私は難しい 議論 を最も苦手とし、日常生活で発生するほとんどの課題は 「直観・実験」 で乗り越えてきましたがこの 「闇の問題」 は地球規模の問題であり、個人の能力での対応は不可能です、なので、私から、一般の各位へ、超一流の学者各位へ、簡単な提案を致します。
それは、ここに載せましたような、 「元素」 と 「人工放射性物質の 元素」 とを同時に見ることの出来る 権威ある 表 を普及させてほしい、そうすれば次の世代(あと100年)位で、物質に関する人々の考え方が穏やかになり、それをきっかけとして他者を思いやる精神文化も回復し、地球を覆う 深い闇 は消えてゆくでしょう。このような方法で、学問的に 「世直し」 をしましょう、政治的にではなく。


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【短文例9】⇒物理学の行き詰まりと今後進むべき方向について 結論から先に申しますと、大人でありしかも学者である方々は 「破壊」や「宇宙」という「外へ」の方向ではなく「太陽光」や「生物」「地球内部」へと好奇心を向けてほしい、「宇宙旅行」 や 「宇宙人との遭遇」 へと好奇心を向けるのは 「子供」 にまかせてほしい。 

原子力(核力)の「破壊」の内実はΛ→Ψ→§→Θ→¶→Σ→Φ→ Z のとおりです、たったの 76年(2021-1945=76) で破壊の歴史の幕を閉じようとしています。 76年(人間一人の一世代の時間) のあいだに日本国だけが2回、原子爆弾(核爆弾)を浴びただけで他の国々は安泰でした。加害者であるアメリカ国と被害者である日本国の名は、「自制心の強かった国アメリカ」 と 「加害国を恨まなかった(報復を考えなかった)日本国」が存在したとして、人類史にて永遠に語りつがれるでしょう。特に日本の精神的存在感は強烈なので多分後世の人々の尊敬を集めるでしょう。

「核」を専門とする物理学者さん達の好奇心の行き着く所は 「生産」 ではなく 「破壊」 でした。では、現在のそれはどうでしょう? 2016年時点での物理学者さん達の好奇心は 「物質の起源」(2016,6,11 国立天文台・理化学研究所講演会[宇宙が物語る物質の起源] 於一橋講堂)です。学者さん達はどこに行き着こうとしているのかを注意深く傾聴したところ、それは将来の地球滅亡(巨大化する太陽に飲み込まれて地球は必ず消滅する)に備えて、地球脱出、宇宙人との遭遇・混血 だそうです。

私は 「宇宙人は居ない」 と信じています。晴天の夜間に空を見上げると、無数に光る星々を見て「この無数の星の中には必ず人と同等の生物が居る星があるはずだ」いう人は多いのですが、残念ながら私は、地球だけが「人間」を存在せしめる唯一の星であると信じています。

「居る」「居ない」は証拠がありませんので証明が出来ません。「居る」と信じる人は多分「宇宙からの侵略」を念頭に置いての信仰でしょう。私は「宇宙からの侵略」は無いと信じますので「宇宙人は居ない」という事になるのです、上記講演会でのせめてもの救いは、「宇宙人との遭遇・混血」という発想でした、その観点には 「侵略」がありませんから。

さて、早すぎる最終結論ではありますが、上記短文例8 で述べました 「世直し周期律表」 を早速に作ってください、そして人々に、「あなたの身体は『元素の周期表』にある元素だけで出来ている」と教えてください。その次に 『人工放射性物質の 元素(1940 年以降人類が作出)』 の表を見せて、「元素とは言えない『人工元素』を作ってしまって申し訳ない」 と謝罪してほしいのです。「好奇心に駆られて振り返りもせずにしゃにむに突っ走って、皆さんを「破壊の世界」へと誘導した罪を深く反省します」と詫びてください。

私は、迷路に迷い込むという方向病にかかってしまった物理学の健康を取り戻すにはこの学問従事者が「物質への愛情」を持つよう修行することが最良の良薬だと思います、
プルトニウムの被(こうむ)っている迷惑感についてはここで指摘させていただいておりますし
プルトニウムへの愛情についてはここで述べています。最終的には 物理を「哲学」するという新しい学問を起こすことが出来れば必ず物理学の健康は取り戻せると思います。

【特別短文例1】⇒日本は1国1文明圏【冒頭画像】なので中共国ともアメリカとも順応せず混沌とした現在の世界を政治的に第2段階へと進めるべく、人類政治の 調停役 として働くことになるでしょう。

マストゥラさん(マレーシアから日本に勉強に来ている YouTube コメンテーター)は サミュエル・P・ハンティントンが1996年に著した 「文明の衝突」 の学説に触れながらこう言いました 「日本は中国に順応する? 世界のすべての主要な文明には、2ヶ国ないしそれ以上の国々が含まれている。日本がユニークなのは、日本国と日本文明が合致しているからである。日本文明はね、日本の1カ国だけなんだ。(だから、中国ともアメリカとも順応しないだろう)

私が YouTube マストゥラ ちゃんねる に書き込んだ文言は次の通りです。

「非常に感激しました、日本が単独で一つの文明圏を形成してきたなんて今まで聞いたことがありません。早速 Wikipedia で調べてみました、画像が出ていました。確かに、日本はピンク色で表わされ、一覧表記の最後に記されています(私のホームぺージでは「世界史概観・上」のページのトップに据えています)。
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だだ、 Wikipedia では 9大文明としてあります、中国文明圏を二つ(中国文明と仏教文明)に分けているようですがおおよそマストゥラさんのお話と同じです。日本に生まれ育った私にとって、日本は文明的には遅れて発達してきたとしか考えてきませんでしたが、本日、このお話を聞いて、すでに卑弥呼の時代(西暦100年くらい)から独自の文明の道を歩んできたとは!!

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★註 : 最新の知見では、卑弥呼よりもずーっと前、イザナギ・イザナミ の時代「東アジア母胎文明」から、という事が分かりました、 「毎月の書き込み内容案内」のページの最後にリンク文字を書きました
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(西欧は古代ギリシャ・ローマ文明が一度途絶えて 476年に西ローマ帝国滅亡後は古代文明地域はその後「廃墟」となっていた、文物はエジプトのアレキサンドリアや古代イラン(ペルシャ[イスラム帝国])のバクダード学問所に収納されたと思われます。15世紀に文芸復興(ルネッサンス)しているのに比し日本は連続して今日に至っている、例えば 天(あめ)の岩戸(いわと)[「古事記」に出てくる天界と下界 を区切る岩の蓋] を現在でも地元の人々が守っている。

そういえば正倉院には古代イラン(ペルシャ[イスラム帝国])から渡来した青い色のペルシャガラス鉢が収納されていますね。これまでの私の認識は「古代中国(紀元前7千年〜)の黄河下流域の文明がじわじわと日本海を渡って来た」でした。実際はそのルートも含めて、世界中から海を渡って日本に渡来した文物の影響を受けて、いわゆる西欧文明と 対等・異質 の文明を受け継いで発達させ、今日に至っている。

なので、私たちには潜在的に、現在の混沌とした世界を方向付ける力を宿しているという責任感を掻き立てられるお話でした、ありがとうございました。

日本は1国1文明圏なので中共国ともアメリカとも順応せず混沌とした現在の世界を政治的に第2段階へと進めるべく、人類政治の 調停役 として働くことになるでしょう。


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【特別短文例2】⇒「極東国際軍事裁判」(1946〜1948年)で絞首刑にされるべきだったのは日本軍人たちではなく、フランクリンルーズベルトのあとを引き受けてアメリカ大統領となったトルーマン(原爆投下を命令した人物)です、 「世界共和国」樹立を目指した考察 2021年(令和3年)5月 記。
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極東国際軍事裁判(1946〜1948) ニュルンベルグ裁判(1945〜1946) と同様に、裁判目的は 「人道や平和に対する罪」 を裁くものでした。

ニュルンベルグ裁判の裁判根拠は「人間が生来的に持っている道徳規範」でしたが、極東国際軍事裁判では裁判根拠をめぐる論議が先ず交わされました、極東国際軍事裁判の裁判目的は「原子爆弾空爆による民間人大量虐殺の罪」を裁くものでしたがついに裁判根拠は見つかりませんでした、その結果陸戦条約の「捕虜虐待死」が裁判根拠とされました。

裁判根拠に関しては長い時間論議され、結果は「人道や平和に対する罪」を裁く法律上の根拠が無いとの結論に達し、アメリカによる2発の原子爆弾(核爆弾)投下は「審議しない」こととなりました。

「捕虜虐待死」を裁判根拠とすることによって7名の戦争犯罪が確定され絞首刑が執行されました。特に30万人を殺したとされた松井石根(まつい・ いわね)大将の南京大虐殺事件は最も明白な「戦争犯罪」とされました。

私はアメリカからは一人も絞首刑者が出ない 極東国際軍事裁判 に納得がゆかず、ずーっと考え続けてきました。

最近 YouTube 「参戦勇士九人が語る『南京事件』の真実」で真実を知ったのです。それは、蒋介石大将に見捨てられた下級兵士たちが、大船で逃げる蒋介石大将のあとを追って小舟で長江(揚子江)を渡ろうとして転覆が続き、「30万人が溺死」したのです。
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結論から言うと、この裁判はアメリカと中国が、敗戦が決定した日本に、全ての罪を負わせるべく、「屁理屈(原爆投下を裁く根拠法がないというアメリカの屁理屈) と 「嘘(南京大虐殺30万人という中国の嘘)」 が支配した裁判だったのです。

極論すれば、有色人種である日本人によって想定外の多人数を殺され、かつ、富の発生源だった植民地を奪われた白人の、無念を晴らすために「裁判」という「法的措置」を利用した復讐でした。この事を理解する上で蒋介石の立ち位置が重要です、彼は日本が計画していた大東亜共栄圏に所属しながら、かつ、日本国で砲兵士官として訓練を受けていたにも関わらず、実際の戦争では白人(米・英)の手先となって日本と戦ったのでした。彼の立ち位置は「自尊心欠如、道徳心欠如」。今後の中国を考えるうえで重要な立ち位置です、この立ち位置は中国の文化性に根差していますが、私たちは、中国の文化性を良い方向に変化させる義務を負っています。

アメリカが原爆(核爆弾)を軍事施設や軍備を破壊するために使ったのであれば罪はあれどその罪は軽いのですが、周到な爆発実験(ネバダ砂漠でウラン型の爆発実験)でその破壊力を知ったうえで何の躊躇もなく、周到な調査の上最も破壊効果が顕著に目視出来る場所(広大な平野部のある都市である広島)の市民の頭上で爆発させた罪は、計り知れない大きさの罪であるという事が出来ます。

この罪を指摘されると、アメリカは「真珠湾不意打ち攻撃の日本軍の卑劣さ」を指摘しますが、私の目には、あれは、軍隊による軍隊への攻撃であり、原爆のように軍隊による民間への攻撃ではないと即答します。

真珠湾攻撃は「人体実験」の要素は全くないのに比し、広島への原爆(核爆弾)は人類史上初めての種類の人体実験でした。人類の愛和共存へ向けての取り組みとは真逆の実験を広島で行なったのです、人間で実験するまでもなくモルモットや牛馬で実験すれば分かるデータを人間を使ってデータ取りしたのです。
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アメリカが原爆開発成功を外交交渉の切り札として使わずに、実際に市民の頭上で爆発させてしまったことは、今後の人類相互愛和実行上の大きな障害となっていくでしょう。戦争の終盤で絶対的優位に立っていたアメリカがすべきだったことは、日本人代表団に原爆実験場での実験を見せた上で、外交交渉により戦争を終わらせることでした。まことに残念です。

アメリカには人間を「動物」と見る文化が以前からあります、例えば、綿を栽培する労働力のためにはるばるとアフリカから黒人を鎖でつないで、船にぎゅう詰めにして、船中糞尿まみれのまま運んで来、3回使った船は臭くて使えないので燃やしたそうですが、「黒い人間」を「奴隷」と見る文化が1700年くらいから1965年 [キング牧師による公民権の獲得] まで(約260年間)、有りました。

1863年リンカーンが奴隷解放演説をしたあとも1965年の、マルチン・ルーサー・キング牧師の公民権運動実現まで 100年もの間 黒人は「市民」ではない扱いを受け、ボクシングで、オリンピックチャンピオン(1960年ローマオリンピック)になったキャシアス・クレイ(後日モハメド・アリ と改名)は祝宴を挙げようと高級レストランに入ろうとして断られ、金メダルを首から外して川に投げ込み、その無念さを晴らそうとしました。アメリカを代表して金メダルを獲得してきた人物の、入店を拒否された無念さは想像を絶するものだったと同情します。
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中共国にしても西欧の古代ギリシャでオリンピックがあったころ(BC700年ころ)に「宦官(皇帝に逆らった罰として最高位の官僚の睾丸でも切り取る)」制度が出来、2600年続き、女子には「纏足(女性が婚家から逃げないために足を奇形化する手当)」も古代ローマ帝国終盤のころ(AD490ころ)に生まれて以降1400年続くような人権無視の文化を持ちます。

両国ともに相手をおもんばかる「愛和共存」の文化はこれから育てていかねばならない国です、なぜなら、いまだにあの 「極東国際軍事裁判」 の反省をしないばかりか、アメリカの次の大統領(アイゼンハワー)は国連で「核力の平和利用を!!」と演説(1953)しているのです、全く「核」 に関する無教養むき出しです。

中国内戦で蒋介石を台湾に追いやった中共国の、現在の人権無視政策の一つは「新疆ウィグル地区住民の監禁労働」です。安い労働力を監獄に閉じ込めて奴隷労働者としてこき使い、アメリカ向けの商品を大量生産させて儲け、経済大国になろうとしている点です。

さて、振り出しに戻りましょう、大東亜戦争(アメリカでは 太平洋戦争 と言います)において 「大儀名分」 がはっきりしていたのは 日本国 だけです、アメリカは砲艦外交(1852,1853)延長線上の西へと向かっての侵略をし続け、世界へ覇権を及ぼそうという暴力主義、中共国は「嘘八百」並べ立てて国内で内部紛争が起きないことを目的に、あえて民衆に、日本国を憎ませます。
日中平和友好条約(1978)直後は高倉健等芸能人が「友好」で大活躍したにもかかわらず政治実力者のケ小平が亡くなったとたんに、わずか数年で政治方針が「反日」へと180度政治転換する「嘘丸出し」の国です、要するに「共産党が安泰である」ことを何にも増して重視しますからとても「人類愛和共存」への感性を現状で期待することは出来ません。

日本だけが 「大東亜共栄圏」 というアジア地方の国々を 「主権国」 同士の共栄圏とするという 「大儀名分」 のもとに戦争したのです。
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結果はどちらが実質的に勝ったのでしょう、それは 「日本国」 が勝ったのです。数百年の間白人達によって植民地とされ、自分の食料生産のための土地も取り上げられて香辛料やコーヒーを生み出す「奴隷」としてこき使われてきたアジアの人たちのために、戦後も現地に残って、独立は「勝ち取る」ものであって「貰う」ものではないと、厳しく政治を教育し、軍事訓練をし、軍事技術を教え、植民地奪還にやってきた白人達を、現地民とともに戦って追い返し、勝利をおさめさせて死んでいった日本人兵士が数千人いるとされています(YouTube マストゥラチャンネル参照)。

中共国と朝鮮半島国は別にしてその他のアジア諸国はこう言っています。「日本というお母さんは、一時死んだが、9つもの独立国を産み落としてくれた、あと5年日本が戦ってくれていたらアフリカ諸国も、もっと早く独立したであろう」と。

さて、話を核爆弾に戻しますが、

1998年7月17日、通称「ローマ規程」が発効し、戦争犯罪の筆頭に 「集団殺害犯罪(ジェノサイド) 」 があげられました。この法律に照らせば1945年の2発の日本への核爆弾投下は明らかな「集団殺害犯罪(ジェノサイド) 」ですから現在(2000年)ならば、アメリカを被告席に座らせてあの時の罪を裁くことは出来そうではありますが出来ません「事後法」なので。「裁判」で裁くのではなく「世界共和国座談会」で第二次世界大戦での「ひどい話」をザックバランに話し合って新時代を開く見識を育て上げていきましょう。核兵器禁止条約が 2021年1月22日 に発効したのですから。

現在、ほぼ世界中の主権国家がこの条約を批准しているにも関わらす、核兵器所有諸国 は批准どころか採択すらしていません(日本もです)これではこの条約は 「きれいごとのヒソヒソばなし」の段階を乗り越えられません。なので、ここで、アメリカを座主とする「原爆投下反省会」を開いてアメリカが1945年に日本に行なった 「2回の核兵器使用ジェノサイドへの痛恨の謝罪」 がなされたならば核兵器禁止条約は前へと進むでしょう。 

人類史上幾多の人道犯罪(アフリカ黒人の拉致・奴隷化、アメリカインディアン大量虐殺・土地没収 等)もありながらこれまで謝ったことがない大国( ベトナム戦争 1973 でダイオキシンを使い沢山の奇形児を発生させながらも勝てなかった  [初めて負けた]  戦争でも謝らなかった )アメリカが、核兵器禁止条約の順調進展のために75年前の核爆弾2発使用に付き、痛恨の謝罪をしたならこの条約は前へと進むでしょう。

人類の、核兵器をなくして行こうという条約の経緯は下表の通りです。
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番号  年月日  名称、略称  目的、義務  実績または違反   結果
(1) 1962,10〜11 キューバ危機勃発 核兵器同時使用による人類絶滅自覚誕生 アメリカの知らぬ間にソ連がキューバに核兵器発射基地建設 米ソ首脳間の書簡交流、電話交流(ホットライン)によりソ連が基地を撤去
(2) 1970,03,05 核拡散防止条約(NPT)発効 ★、5カ国のみの所有、米ソ英仏中の5カ国のみに核兵器保有を認め所有国数を増やさない

★、核軍縮(核兵器所有数を減らし、かつ、新種の核兵器開発研究をしない 
実績は、
中距離核全廃条約(INF) 1987 米ソ
戦略核削減条約(START) 1991 米ソ

違反は、
イスラエル、インド、パキスタン、北朝鮮の4カ国 が核保有
米ソ、新種の核兵器開発研究
★、INF決裂(2017)
★、北朝鮮の核武装強化が顕著化(2021現在も進行中)

★、米ロともに、原潜発射小型核、超音速核を開発中(2020) 註 :「ロ」はソ連崩壊再興(1992)後の国名「ロシア連邦」の略称
(3) 2021,01,22 核兵器禁止条約、核禁止条約 [ Treaty on Prohibition of Nuclear Weapons(TPNW) ]発効 ★、人類が現在持っている核兵器の全廃
★、人類は今後核兵器の無い「世界共和国」を目指す 
実績はまだない、原爆被爆国と投下国がリーダーシップを取らねばならないのにもかかわらず、両国(日米)ともに条約の採択すらしていない ★、先ずは、両国(日米)の条約採択から始めなければならない
★、実績は人類の努力次第、両国(日米)が採択に失敗すれば人類絶滅が待っている
2021,1,22 記。

▲▲先頭へ▲▲▲ ====以下は、特別挿入の記事と画像、私の(ご挨拶)もこの区画のあとに出てきます==============================


[区画上端]〜〜〜この波線区画は非常に大きいですがまとまった一つの区画の始まりです〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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1945年3月の高性能通常爆弾空襲、および1945年8月 2回 核爆弾(原爆)、1回目は広島市に、2回目は長崎市に、
その内容は以下の通りです。
この区画全体が元在った場所に戻るには↑(上)の字句そのものをクリックして下さい

大量破壊兵器が目覚ましく発達し、最後まで残って戦った日本が新兵器(高性能通常爆弾 と ウラン型原爆[核爆弾] および プルトニウム型原爆[核爆弾] )の実験場にされた。下の画像のとおりに、
1945年3月3日、大阪市大空襲、日本、大阪市大空襲
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1945年3月3日、 大阪市大空襲、B29爆撃機から爆弾の雨、大編隊でやってきました、
この画像はかつては歴史本流の該当場所にありましたが現在ではここにあります
↓(下に現れている)この画像の元在った世界史本流位置等に戻るには、上の字句そのものをクリックして下さい、他のどこでもこの方法で戻れます

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★註 : 大阪市に落とされた無差別・大量爆撃で使われた爆弾は、高性能通常爆弾です。
大量の爆弾の被害で大規模に破壊されていますが、下図(原爆)ほどには徹底的ではありません、
コンクリートの建物は半壊程度で残っていますし、この空襲での死者は 1万人超 です。
1945年8月6日には、広島市にウラン型核爆弾(原爆)が1個落とされ、8月9日には長崎市に プルトニウム型核爆弾(原爆)が1個落とされました、日本、
下の右図は広島市に 1945,8,6 午前8時15分、に落とされたウラン型原爆(核爆弾)による被害の様子と比較して、高性能通常爆弾 と 核爆弾 の平地での加害程度の違いを視覚で確認することが出来ます。

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核爆弾はその破壊力に於いて格段に優れている事がわかります。★ : なお、この後、間もなく 水素爆弾 というもう一段階優秀な破壊力を持つ核爆弾が発明されています。

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1945年8月6日午前8時15分、 広島市にウラン型核爆弾が投下された、ただの1機のB29爆撃機から爆弾1個、広島市は巨大な平地ととなりました、 下の画像(右)
はかつては歴史本流の該当場所にありましたが現在ではここにあります

たった1発でこれほどの破壊をもたらすのです。死者は 14万人 超。核爆弾がさく裂した瞬間には、人間を含めて多くの生物は数千度の直射熱のため瞬間的に蒸発して死んだと言われています。

二つの川に挟まれた広大な平地の広島市は見渡す限り視界を遮るものは何もなかったと言われています。 

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1945年8月9日午前11時02分、 長崎市にプルトニウム型核爆弾が投下された、ただの1機のB29爆撃機から爆弾1個、上の画像(左)
建物破壊の様子は出ていませんが、右図の広島市に比し、長崎市は山間部だったため見た目のひどさはさほどではなかったようです。しかし、死者は 7万人超 です。たったの1発で7万人が死んだのです
。山間部だったので死者数は広島市より少ないですが、長崎がもし、平原の街であったなら広島市と同じくらいの死者を出していたことでしょう。 この爆発で上がった噴煙はいわゆるキノコ雲と言われるものですが、その光と雲は 60キロメール 先から観察されています(左側の画像)。 
註 : 上記4つの画像の出典は Wikipedia。 ゲンバク(原爆、原子爆弾、核爆弾)が 「大量破壊兵器」 であることを視覚で知ることが出来ます。

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[区画下端]〜〜〜ひとつのまとまった区画の終点です〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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付記 私の願い2 : 最近二人のアジア人ユーチューバー(YouTuber)が哲学的に深いレベルの記事を公開しています、スマートフォンで手軽に視聴できますのでぜひ二人の哲学に触れてほしい。

第二次世界大戦があったあと、世界文化の基礎を支えて来たすべての 哲学者 と 宗教家 の話す言葉は空しくなりました。

「今」を生きる私たちは「何を信じて生きたらよいのか?」との悩みの中にいます。しかし、この絶望感は 「自覚した者(気付いた者)が責任を持つ」 との覚悟で、記事を何回削除されても生き残った YouTuber(ユーチューバー)がいます。
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日本人の [ゆきのん] さん とマレーシア人の [マストゥラ] さんです

以下でその記事を列挙します。

[ゆきのん日和]
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%86%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%93%E6%97%A5%E5%92%8C
「硫黄島の戦い 嘘だろ! その手紙に 涙が止まらない!」
「儒教に呪われた韓国の末路」
「神風特攻隊 僕らはただ家族を守りたかった」
「特攻 ありがとう 家族を守った日本の男たち」
「韓国の敗北宣言 日本はすご過ぎる”! いまさらだけど ごめんなさい」
「迫りくる中国 始まりは尖閣だった 対中国戦争」
「日教組 闇に落ちた日本の戦後教育」
「隣国韓国の正体 今だからこそ福沢諭吉の『脱亜論』」
「洗脳された?戦後の日本人」
「さあ 暴れなさい 犯罪は合法です 毛沢東」
「嘘(うそ)の限界 本当は隠したい 反日教育の正体」
「昭和天皇と乃木将軍』 あの・・遺言に唯一 涙した!」
「嘘(うそ)の正体 なぜ 朝日新聞は日本を貶(オト)しめるのか・・・」
「日本だけは違った! すごい! アジアを救った」
「許せない! 山本五十六は 日本を滅ぼした」
「またもや韓国!盗人猛々しい、パクられた 日本の農業技術」
「衝撃!えー〜! だれも知らなかった 日本人のルーツ」
「私たちは洗脳されていた・・・・暴露します 9割の日本人がだまされていた・・・と絶句」
「K国は許さない!100年後の後悔」

[ゆきのん【NEWS】]
https://www.youtube.com/channel/UCTkhxITYatmAMN2nl3FayEg
「玉音放送、日本は何のために米英に宣戦布告したのか、大東亜共栄圏、白人の奴隷である国々の人々が自力で独立するため」
「トヨタの韓国対応がスカッと 素晴らしすぎる」
「嘘ばっかりの中国 鉄道トラブル 中国に騙された東南アジア」
「ユダヤ人 なぜ? 嫌われる」
「命を懸けて なぜ 参拝しないのか 小野田寛郎、『心ならずも戦場に赴いた人々』との小泉元首相挨拶 を英霊に失礼であると批判」
「ただ黙って 『ありがとう』と言ってほしい」
「日本人が知らない 大東亜戦争 『日本は謝罪を必要とする事などしていない』と外国人語る」

[ゆきのん日和 闇を暴く]
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%86%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%93%E9%97%87%E3%82%92%E6%9A%B4%E3%81%8F
「立憲民主の正体 まるでチンピラ! 俺は国会議員だぞ! と救急隊員を恫喝」
「迫りくる中国 始まりは尖閣だった・・・対日中戦争」
「満州事変 みんな騙されていた その常識は 嘘 だった 1931年国際連盟脱退 自作自演の失敗? そうではない、『満州だけは治安が良く多くの漢人が移住して、3000万人まで人口が増えた、関東軍の任務は警察活動』『軍閥までもが乗り込んできて勢力争い、その平和を奪う』『張学良(張作霖の子)と蒋介石の反日プロパガンダ、よそ者の日本軍が富を独占と宣伝』『アメリカまでもが利権欲しさに乗り込んできた』
関東軍はたったの1万人張学良軍は30万人、まともに戦ったら絶滅 しかし、ついに我慢の限界、自作自演の柳条溝事件を起こした 1万対30万でも勝てる方法が発案され実行に移された  これらは事後日本国の許可を受ける」
「満州の地に張学良軍が30万、満州族は不満」
「リットン調査団報告書は、『国はダメだが自治州としては認める』、中国には 花 を 日本には 実(じつ)を」だった。日本のマスコミは 『花』 にこだわり国民の不満を煽った、国際連盟を脱退(アメリカは連盟の初回だけ参加、日本の主張する 人種平等 に不満、実際は脱退していた)、日本の民衆は『満州国』という『花』が欲しかったのだ」

[ゆきのん日和海外の反応]
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%86%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%82%93%E6%97%A5%E5%92%8C%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%81%AE%E5%8F%8D%E5%BF%9C
「米国が握りつぶした日本の夢 許せない!『有色人種は奴隷扱い』『白人側に付いた華僑(中国人)、白人の手先となって働く』『現地人の管理監督』を華僑にさせた」
「日本はアジアの現地人と戦ったのではない、白人とその手先である華僑と戦ったのだ」
「日本の夢とは 現地人の白人からの独立」
「言語の共通化」
「現地民への政治・行政教育・厳しい軍事教育」
「日本があの戦争をした根本理念は 人種平等!」
「アメリカはあの戦争後23年目に、キング牧師による人種平等実現」
「南アフリカ連邦ではあの戦争後50年目にアパルトヘイト法(人種差別法)廃止」

なんと! 人種平等という人類文化を先導したのは日本国だったのです。
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[マストゥラチャンネル]その1
https://www.youtube.com/channel/UCiCGIhsDXjbURhFgueIpDyQ
「マレーシア人が話すアジア開放の真実」
「インドネシア独立に命を捧げた日本兵」
「東日本大震災暴動 掠奪しないの?」
「日本人捕虜がシベリア抑留中に建てた美しい建物」
「日本だけが助けてくれた、奴隷運搬船マリアルーズ号(ペルーの人身売買発覚事件) 」
「隣国 嘘の教科書で反日教育」「アメリカょ聞け!これは予言」「世界があこがれる国 日本人 驚愕の偉業とは」
「アメリカ人 『侍の化学力』 恐怖でしかない」
「貧乏だから ウソですよね・・・貧しすぎる15才メイドの存在が支える世界!」
「犯人は隣国なの 証拠あります」
「衝撃!日本人の発明凄すぎてアメリカ人が激怒 日本人が勝手な事するな!」
「日本嫌いのパパ 激変 米国人と日本人 ありがとう日本」
「驚愕真実 許すなー 日本人が売られていた」
「女子中学生 解放されたの・・・日本のおかげで、その理由に涙 ミャンマー」
「台湾人が知ってる日本人の衝撃的な恩とは」
「サイパンで韓国人 失礼過ぎだ 許さないよ  お前たちこそ出て行け」
「韓国は日本が憎い 信じられない三つの理由」
「親日国ブータン国王 日本人のこと聞いてみたら 泣いちゃうよ」
「信じてもらえない嘘 隣国大統領!日本が嫌いすぎて異常に嘘付きすぎた末路」
「日本ついに始動中国が大後悔 尖閣急転!?戦闘機日米英の共同開発」
「日本人よパラオの兄弟だ いつまでも日本を忘れません」
「ユダヤ人が歓喜した!全世界から日本軍人に賞賛の嵐 東条英機に感動」
「感動!350年搾取されたインドネシア・・日本人は私たちの兄弟だ!親日国である理由!サムライだ」
「超親日国大統領 日本人は私たちを知らない 対日賠償請求権を放棄する」
「空前絶後の世界一330万人が選ぶ世界一行ってみたい国日本は夢の国」
「世界で唯一ユダヤ人を差別しない日本人 衝撃」
「日本人の知らない宗教 宗教は怖い? 簡単ザックリ教えるしゅうきょうの話」
「島民全員が帰化 小笠原諸島」
「驚愕の小笠原諸島 え?一人も日本人はいないの?」
「祖父から聞いた日本統治時代 真実とは?」
「アジア人に聞いてみた どうなの?日本」
「天才でも無理だろ!世界初!日本人!」
「アジア開放の真実 マレーシア人が話す 日本兵がしたこととは何?」
「親日宣言 日韓併合 驚き ヤバ過ぎて助けてください 本当に?」
「わしは日本のためなら助けに行くよ トルコの男だからな」
「世界初 日本は最高の国 中国が認めた理由」
「植民地主義と戦ったマレー人が語る ハリマオ トラ 独立の種」

[マストゥラチャンネル]その2
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%A9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB
「え?日本人は国歌を歌う時起立しないの?」
「日本統治時代の映画 マレーシアで まさか? 台湾の映画監督」
「日韓の違い 異常でしょ?」
「外国人が見た百姓と教育」
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(ご挨拶)
1)、今後二度とこんなことがあってはなりません。第二次世界大戦直前にゲルニカ空爆画1937年作が描かれました(ドイツによるスペイン反体制派都市ゲルニカへの人類初空爆(1937,4,26)があり、ピカソが空爆廃絶の執念を込めて描いた)、[[その下の絵画は「明日の神話」、岡本太郎作(1969年 作)日本への2発の核爆弾投下が描かれています]]。人類はピカソが絞り出した 執念 を無視して、あれよりももっとひどい事(核爆弾の投下)をやってしまいました。
しかし、世界史を詳しく調べると、ゲルニカよりも先に、中国、錦州市(キンシュウ)空爆(1931,10,08 実際の世界最初空爆)、ゲルニカ直後に中国、重慶市(ジュウケイ)空爆(1938〜1943、200回強)、その後日本本土 200都市空爆(1945)、広島市原爆空爆(1945,8,6)、長崎市原爆空爆(1945,8,9)と人類は 空爆時代を通過しています。人類は岡本太郎作「明日の神話」での空爆廃絶執念を最終として、この空爆時代にけじめを付けなければなりません、しかし、現状を見るとき、非原爆空爆は日常茶飯事のごとくに報じられています、もしかしたら、「明日の神話」の執念も「通過」の運命にあるのかもしれません。

なぜなら、錦州空爆から長崎プルトニウム原爆空爆までは「計算尺」というアナログ式計算機を用いて作出されているのに対し、その後の兵器は IT&AI というデジタル計算機を用いて作出されていますので、人間の倫理本能の及ぶ「手加減」を超越しての作出ですから。

そうならないようにするには人類内面改革が必要で、本能倫理を日々鍛えていく生活をしなければなりません。IT(インフォメーションテクノロジー)やAI(人口知能)に物事を任せていてはなりません。 IT&AI は本質において非倫理であると思います、ピカソや岡本太郎の執念は IT&AI とは異質の世界から噴き出して来たのですからそれにこたえるには人間のにおいのする「倫理」をもってするのが当たり前だと思います。

人類は今、超強力核兵器を IT&AI に作らせ互いに「不使用」を誓い合いながら生きています、しかし、私は本能的に IT&AI 任せの「不使用」を信用できず、日々が不安です、皆さんは安心ですか?。

▲▲先頭へ▲▲▲ ピカソのあとで起きた第二次世界大戦は予想に反して宣戦布告をする国もなく全世界がズルズルといつの間にか戦争をしました、民族自決主義や民主主義理念を高く掲げてきたアメリカまでもがこの画像の通りのことをしてしまいました。日本も大東亜共栄圏理想を掲げながらも、思うように同盟しない中国(蒋介石)に腹を立て、ゼロ式戦闘機で護衛させて重慶市空爆という大脅しをかけています、時代精神そのものが 狂気 である場合、1国だけが 正気 であることは難しいのです。特に狂気を顕著に現すのはアメリカをはじめキリスト教を国の主教とする国同士の国際戦でのヨーロッパ人です、人類史をとくと吟味するならば、例えばナポレオン皇帝戦争(1812)  クリミア戦争(1853)  第一次世界大戦(1914)  第二次世界大戦(1939)

皆キリスト教国同士が凄絶な戦いをしています、第二次世界大戦直後のヨーロッパでは「神は死んだ」という投げやりな思想が流行し、ヨーロッパ流の哲学の権威は地に落ちました、デカルトからカントまですべての哲学者、さらにローマ教皇も信用を失いました。

それでも私は無神論者にはならず、神を信じています、現世での救いを目指したものではなく、死後に救われたいから。日本の古事記(キリスト教の旧約聖書に相当する神道の原典)にあるそうですが、死んで腐ってウジ虫に食われてゆく姿は人に見せてはいけない、死の直前まで心身は清らかで、身辺も清潔であれと。現世での私はこの生き方は出来ますが、死んだ後までは責任を負えませんので 神 を信じてあとはお任せしようと思っています。

2)、現世で幸せを得るには宗教だけに頼らず、並行して 「倫理の実践」 を行なう事です。人類は生まれた瞬間から本能として、神 と会話したいという欲求と同時に 「倫理」 の種を心の奥底に宿します。
あるヨーロッパの政権が「国家としてユダヤ人絶滅政策」を決め、実践した罪を裁いた ニュルンベルグ裁判の裁判根拠法は 「自然法」 でした。その法律は文字で書いた 法典 の中には記されていません。私は第二次世界大戦直後に戦争犯罪の裁判根拠に自然法をよりどころとして 狂気 を裁いた事を高く評価します。「自然法にのっとった裁定」 とは 「倫理にのっとった裁定」 の事です。 

3)、「倫理」 の種は放置しておいては弱いままで終わりますので鍛錬しなければなりません、一人ででもできますが 「倫理の実践」を互いに認め合い励まし合いながら行なうことがふさわしいと思います。

4)、「倫理」の一例を挙げますと、アメリカからの原爆(核爆弾)空爆で直撃を受けた時、駅の便所に入っていて助かった人がいます。その人の名は伏せますが、このように自分に言い聞かせたそうです、「今日一日、人の悪を言わず、自分の善を語らない」 「アメリカを恨んではいけない」 と。その人の心では 「倫理」 が高い段階にまで発育していたのだと思います。
▲▲先頭へ▲▲▲

5)、「倫理」は「実践」によって成長して行くそうです。「今日、一日、苦難が自分を襲っても これは 幸福の世界に入る入り口がやってきた」 と思う習慣を身に着ければ 戦争へと向かう 狂気 は芽を出さない。

6)、現在、エネルギー源として 「太陽」 を地球上に、IT&AI を駆使して、人工的に作ろうとしている集団がいます。解散して「倫理」の「実践」 に励んでほしいと思います。なぜなら、人間のにおいがしみ込んだ本能である 「倫理」 はあくまで 「太陽の下」 で植物のように成長するから。IT&AI が作った人工太陽ではピカソや岡本太郎の執念が芽を出したり育ったりはしませんから。 

以上でこのホームぺージを終わります。もし読者がおられたら、先ず、ありがとう!!、そして、今日一日を全力で生きてください!! と励まさせていただきます。
2021年(令和3年)10月 吉日。

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