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★13、第2版その他、いろいろ

小さなうつわのメッセージ、NO.347

2011年10月17日〜本日現在

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RCEPの経済効果は? 毎日新聞コピー
国体明徴再考
日ソ中立条約再考
ポルポト内戦で破壊された橋を日本がODAで再建喜ばれている
「第二次世界大戦の結果として北方4島はロシア領となった」2019,1 のロシアの対日本外交姿勢
「ミャンマー人の気質は日本人に似ている」
「ミャンマーの政治顧問スーチー氏の来日を歓迎する」
トモダチのために、[福一事故でプルームの中、助けてくれた米兵が今、後遺症で苦しんでいる]
原発事故の避難は困難
東南アジア諸国では高所得層増加の傾向
将来を見据えられない若者たち
デジタル時代にそぐわない経済統計
国産木材の活用を!現在木は育ち外材よりも安く、物流体制さえ整えば有望
歴史的事実の国民的共有論の怪
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ピカソ(ゲルニカ)と岡本太郎(明日の神話)
「平和利用!」「平和利用!」で塗りつぶす
「終戦」の意味について
東京大空襲、アメリカこの行為を「戦争犯罪」との認識していた
蒋介石「以徳報怨(徳をもって恨みに報いる)」
韓国人老女介護施設 

新型コロナ感染症を抑え込む二つの方法は
海外からの流入阻止 と 夜の繁華街からの流出阻止

新型コロナ感染症の爆発的流行について BBC NEWES JAPAN 「最悪はこれから」 WHOが警告
ウイルス病とはウイルスに取り付かれた生体細胞がウイルス大増産工場化した状態のことを言う, ですから
(今後の対策案)
ウイルスに打ち勝った人体細胞から「抗体」を分けてもらって予防してはどうでしょう、これまでやって来たように。

アルゴリズムとは?
昔はあった 「暗黙知」 今は 「数値化知」。 暗黙知 の時代背景は 集落・里山・奥山、 数値化知 の背景は欲望のままの収奪・金銭勘定、人間の「奥ゆかしさ・第六勘」は通じない
障害者 ⇒ 障がい者 ⇒ 障碍者 、常用漢字表の柔軟運用に関する朗報 於宝塚市
太地町の捕鯨を巡るドキュメンタリー映画
共謀罪法案の解説 わかる? ⇒この法案は 2017,6,15 成立しました
共謀罪法案に賛成 ⇒この法案は 2017,6,15 成立しました
技術力を過信してはならない(投書)に対する私の意見(再生可能エネルギーでの発電を!!)
巨大企業 東芝 が経営危機に陥っている技術力を過信してはならない(投書)に対する私の意見(再生可能エネルギーでの発電を!!)

▲▲先頭へ▲▲▲川内(センダイ)核力発電所(原発)再稼働
レーザー兵器初運用
福1事故後3年9ケ月経た12014,12現在の国民意識は「たいした事故では無かった」例1風力やめ原発(フルMOX炉)建設???・例2:甲状腺ガン関係無い???
小泉氏のゼロ論
「請願書」(甲賀市⇒国、大飯原発再稼働を認めず・・・)
紫香楽ヴィラ
夏休みショートステイIN信楽2012
 
こころの未来は 都市⇒地方 へと移住することによって拓(ひら)かれる
原自連 の原発ゼロ国民運動計画 小泉元首相ら
豊島(テシマ)の産廃 処理完了 13年9ヵ月 91万トンを無害化
諫早干拓問題
「無効票投函のすすめ」
国家からの年金を拒否して国家を批判するジャーナリスト
 
オーストラリア森林火災非常事態宣言 その2 ネコ害その他 
オーストラリア森林火災非常事態宣言 
地磁気逆転地層 [チバニアン] と正式命名
地磁気逆転地層 チバニアン
ニカラグアに超巨大運河
米国・キューバは国交正常化へ
隣国民同士の信頼度
中華人民共和国・冊封のDNA
「草の根交流」に必要不可欠な事は「相手国の国策を知る事」「投票率向上」
  
中共国へのODA(政府開発援助)終了へ
1枚の予約券で結ばれる人と人、「サスペンンデッドコーヒ」の仲間たち
ミャンマー、「食べ物に毛虫混入」のネット書き込み、書いた人が批難される社会
ベトナム社会と賄賂(わいろ
ベトナムには「平和のインフラ」が先ず必要
日本の ひらがな の文字としての優秀性
【マレーシア】、一人当たり国民総所得はASEAN 10ヶ国中で第3位、ブミプトラ政策、しかし曲がり角に来ている
 
靖国参拝への新しい論点
靖国神社に関する私の見解
 
「自衛隊飛行禁止判決」と
「再稼働を認めない判決」

集団的自衛権行使で首相のついた「ウソ」は罪深い、私の補足、意見、批判 
東京都議会での女性蔑視ヤジ問題の核心国民投票の結果スコットランド独立せず 「(売春)の理想と現実」 
特定秘密保護法について 福井県議会傍聴報告、大飯原発関連
IFR(統合型高速炉)の悪夢、パンドラの箱? 
太陽熱クッカー
「僕は何度でも、初めての君に恋をする」自由読書画
   
滋賀県甲賀市が給食の放射線量計測器具を導入 アイゼンハワーの「原子力(核力)平和利用演説」は人類的人権無視演説と認定されねばなりません 
武器貿易条約(ATT)
朝日新聞がついに慰安婦記事、福一事故の記事誤報で「謝罪」しました
慰安婦問題で余りにも見苦しい朝日新聞社
書き洩らした記録を掘り起した分の検索欄 
滋賀県甲賀市広報誌に、私のホンモロコ養殖が掲載されました 
                     

    <2011年11月1日、記。ピカソと岡本太郎、>

    「ゲルニカ、ピカソ作(1937年作、縦3.5メートル、幅7.8メートル、在ソフィア王妃美術館inマドリッド・スペイン、この画像は全体)」
    ゲルニカ、ピカソ作
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    「明日の神話、岡本太郎作(1969年 作、縦5.5メートル、幅30メートル、在渋谷駅、この画像は中心の部分)」
    明日の神話、岡本太郎作

    ー・−・−・−・−・−・−・−・−
    <ゲルニカ空爆> : スペイン内戦の最中の1937年4月26日、スペイン北部・バスク州の小都市ゲルニカがフランコ将軍を支援するナチスによって空爆を受けた。
    史上初めての都市無差別空爆と言われる。化学爆薬(ニトログリセリン(ダイナマイトの原料))を使った。

    <ビキニ水爆実験> : アメリカの水爆実験は計算外の大爆発を起こし、第五福竜丸が被曝し(1954年3月)、サンゴ礁を放射化した水爆は死の灰を世界中に撒き散らし2000キロも離れた日本にも死の灰の雨を降らせた。
    ー・−・−・−・−・−・−・−・−・−・

    皆さま、どちらの絵が人類の破滅を警告していると思いますか?
    .........................................................................
    ピカソはゲルニカ市がナチス(旧ドイツ)の空爆を受けた際に「人間の終わり」を予感したのだと思います。

    岡本太郎も水爆の炸裂を知った際に「人間の終わり」を予感しました。ピカソは「化学爆薬」を空から降らせる事に「人間の終わり」を直感したのですが「化学爆薬」は空から降らせなければ「平和利用」が可能です、土木工事や石炭採掘用爆発物として「平和利用」出来ます。

    .........................................................................
    しかし、岡本太郎は直感的に「水爆と核エネルギー平和利用(原発)は両立しない」と感じこの絵でそれを訴えています。私は渋谷駅でこの絵を2回見てこの事をぼんやりと感じました。「核」の中のエネルギーは「太陽」の中のエネルギーと同じで人間の制御力の外にあります。「核エネルギー」を「平和利用(原発)」する事は不可能なのです。「太陽の中のエネルギー」を地球上の空間に閉じ込めて「平和利用(原発)」することは無理なのです。

    ー・−・−・−・・−・−・−・−・
    ナチスがスペイン内戦に介入しニトログリセリンで空爆した時代には石炭を使った発電が既に普及していました。しかし、ゲルニカでの大量破壊エネルギーを見て 「ニトログリセリンで発電を!!」 という発想は生まれませんでした。
    これに反し、
    日本がアメリカに戦争で負けた後、アイゼンハワー大統領は国連で 「核エネルギーの平和利用を!!(原子力で発電を!!)」 と呼びかけました。日本人はこの演説を特に歓迎し漫画「鉄腕アトム」は少年をとりこにし、哲学者の中でこの風潮に「反対」する人は居ませんでした。しかし、画家岡本太郎はビキニ環礁水爆実験で「反対」の意志を表明しました。同時期に哲学者である武谷三男が「反対」の立場を表明しました(朝日新聞)。
    職業と言う言葉で物を考えるならば「哲学者」は最初からアイゼンハワーの「核エネルギーの平和利用を!!(原子力で発電を!!)」に「反対」と言ってほしかったと思います
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    今、私達滋賀県民が日夜北隣の県の原発銀座におびえて過ごす原因は「哲学者の怠慢」にあると思います。「画家」の直感と「哲学者の先見性」が同時期だったことは日本民族の「恥」だと思います。「哲学者の先見性」はもはや信じられません。自分の直感を信じる事のほかに生き残る方法はありません。

    註 : 武谷三男は最後まで「原発完全否定」論者とはなりませんでした。技術の発達によって「核エネルギー」はいずれは人間が自在に制御出来ると考えていました。ついでながら、有名な科学者である西堀栄三郎もそのように考えて生涯を終わったことは残念なことです。

    ー・−・−・−・−・−・−・−・−
    皆さまはどう思いますか?


    <2011年11月4日、記。アムネスティ・インターナショナル(国連との協議資格を持つ非政府組織人権団体、NGO)はアイゼンハワーの「原子力の平和利用を!!」演説を「人類の基本的人権無視演説」とすべきです>

    アメリカ大統領アイゼンハワーが国連で「原子力の平和利用を!!(原子力で発電を!!)」と演説(1953年12月)した事は「人類の基本的人権」に反する最重要事件として扱って欲しい。

    理由は次の通りです。
    (アイゼンハワー発言を人類的人権侵害事件とする理由)
    「核力(核を安定させているエネルギー)」を人類の制御可能なものであると宣言した罪は極めて重い。国連では「核力は破壊にのみ使う事の出来る最悪の力であり核力を建設的エネルギーとして使う事は不可能である!!」と正直に演説すべきでした。

    アメリカ大統領アイゼンハワーが地球上の人々を騙(だま)した罪は償われなければなりません。

    アムネスティ・インターナショナルは一般的な「人権」侵害を問題視する前に上記の通りの人類規模の人権侵害をこそ問題視し正しい結論を出すべきです。
    アムネスティ・インターナショナルの存在意義は「良心」の実行であると思います。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    日本における「核の平和利用」運動拡散の様子は 2011,11,11 の記事で分かります。皆さんはどう思われますか?


    <2011年11月11日、記。「私は『平和利用!』『平和利用!』『平和利用!』で広島を塗りつぶして見せます」と言った人>

    『平和利用!』『平和利用!』『平和利用!』

    何と!! 1956年に広島の原爆資料館で「原子力平和利用博覧会」が開かれたのです!! すべての費用はアメリカ持ちで!! アメリカは1945年のヒロシマ・ナガサキと1954年の遠洋マグロ漁船被曝事件を何としても「原子力の平和利用(原子力での発電)」ム−ドで覆い隠したかったのですね。

    アメリカ側の言った次の言葉は私にとって衝撃的です。

    「私は『平和利用!』『平和利用!』『平和利用!』で広島を塗りつぶして見せます」

    金の力に物を言わせてメディアを買収すれば人類被爆第1号地の広島人の無念さも遠洋マグロ漁船被曝人の無念さも日本の主婦達の危機感(このまま核実験の死の灰を浴び続ければ日本民族は絶滅するという危機感)も覆い隠す事が出来るとの絶対的自信をうかがい知る事が出来ます。

    思えばこの時期の日本人の関心は「死の灰」であったはずなのにまんまと「平和利用お祭り」ムードに呑み込まれ新聞社達もそのムードをあおった事が分かります。
    中華人民共和国が1980年に最終の大気圏核実験を終えてからは空から「死の灰」が新しく降り注ぐ事は無くなりましたが日本では1969年に敦賀で日本初の商用原発が誕生し、以後「死の灰(核廃棄物)」は自国で処理されることなく地上に蓄え続けられています、現在も。


    <2011年11月30日、記。甲賀市が給食の放射線量計測器を導入、甲賀市の先見性とそれを引き出したお母さん達を高く評価します>

    甲賀市は時代の最先端を歩いています
    甲賀市は1台=\250万の食品放射能測定器(NaIシンチレーション方式)を3台、1台=¥100万程度と思われる測定器を市内各保育所18カ所に導入することを決めたそうです(合計21台)。
    お母さん達数人が信楽町在住のある市会議員さんにお願いに行ったところわずかな時間でこの決定がなされたそうです。

    私が甲賀市役所に電話で確認したことを記入しておきます。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (確認事項)
    1)、食品放射能測定器の管理、安定ヨウ素剤等の確保・管理を行なうのは「危機管理課」である。
    2)、「危機管理課」は他の諸課とは独立しており「市長直轄の行政組織」である。
    3)、「甲賀市危機管理課」の電話番号は 0748−65−0665


    <2011年12月8日、記。原発建設計画を火力発電建設計画に変更する案についての対話例>

    大間原発計画の現状
    .......................................................................

    森本⇒皆さま
    私はここ(大間)に優秀な火力発電所を建設すべきだと思います。

    本日の朝日新聞によると(添付図)大間では全住民が「原発賛成」だそうです、 国会にまで出かけて「どうぞ原発を作って下さい」と頼んだそうです。

    国会にまで頼みに行った人達の「豊かになりたい」と言う切実な気持ちは伝わっ てきますし「豊かになりたい」と言う人びとの「人権」は当然のことです。

    私は、現地に原発を作らないで豊かになる方法について次の通り提案します、ご 一考下さるようお願いします。

    (大間を豊かにする方法(案))
    1)、建設計画のうち「湯を沸かす部分(MOX原子炉)」を「火力炉」に取り 換える
    2)、発電所建設のための労働力は原発建設のための労働力と同じ量とし、質の 面でも高い労働力とする
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (上記の利点について)
    1)、については、発電機、変電設備、送電設備、送電線等はそっくりそのまま 利用できる。炉の出力についてはガスタービン&蒸気タービン方式の発電を行な えば原発138万キロワットとほぼ同等の電力を産むことが出来る。
    2)、については、出力138万キロワットのガスタービン&蒸気タービン方式 の発電装置を作ることは原発建設よりも難しいかもしれません、良質な労働力を 長期間必要とします。

    皆さんはどう思われますか?
    .......................................................................

    この呼びかけに Aさん、Bさん、が応じて下さいました。つぎの通りに
    ........................................................................

    Aさん⇒森本、

    ふと疑問に思ったのですが、原子力には交付金がつきますが、 その他、火力発電等には交付金はつかないのでしょうか?

    原発を誘致したい自治体の共通点は、田舎で雇用が少なくて 地方税の財源が少ないところが多いですよね。

    リスクを承知で原発を誘致したいのは雇用と財源確保(交付金)が目的ですよね、 では、火力発電や風力発電にも交付金をつければどうでしょう。 どうせ、総原価方式で電気代として上乗せされるのは同じことですから、 リスクの少ない発電で交付金を同額にできないんですかね!?
    ...........................................................................

    森本⇒Aさん、

    > その他、火力発電等には交付金はつかないのでしょうか?

    私は詳しく知らないので
    http://www.nuketext.org/yasui_koufukin.html を見ると2003年まではついていたそうです。

    > どうせ、総原価方式で電気代として上乗せされるのは同じことですから、 確かに毎月の電気代明細書に「もんじゅ維持管理費」「原発建設維持管理費」 「核廃棄物処理費」「核燃料再処理施設建設費」等の費用負担明細書の記載はあ りませんね、

    太陽光発電促進付加金=¥12 は記載がありますが。

    国の「原子力政策大綱」の抜本的見直しの中に「原発の新設禁止」「老朽原発か ら順に廃止」が入れば火力発電への立地交付金も復活するかもしれませんね。

    まあ、立地交付金が無くても雇用を生み出すことが出来豊かな電力で平和産業が その地に育ち人々が「安心」して暮らすようになればその地は豊かになると思い ます。
    ...........................................................................
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    Bさん⇒森本様、みなさま

    Bです。

    原発じゃなくて火力発電所、というのは一次しのぎで、大間のため にはならないと思います。(もちろん地球のためにもならない)

    今後、太陽からのエネルギーを電気に変換して使うという自然な 形の発電が増えてくれば、火力発電所は無用になり、また沢山の 人が職を失うことになるでしょう。

    お金は、そこに実態があって初めて本当に豊かになるのであって、 実態の無いものに支払われる「交付金」に頼った社会作りは、 それが崩壊した時に何も残さない(むしろ全て奪う)と、今の大熊町 (会津若松に避難中)の人達を見ていてそう思います。 そしてそんな社会は、永続するはずがありません。

    大熊中学校の先生は、これまでが金銭的に恵まれすぎていた分、 普通の学校にとっては当たり前のことも出来ないとおっしゃって いました。お金に困らなければ、知恵を使う必要がないのです。

    大間は原発さえ誘致できれば全てのことが解決出来るという幻想を 抱いてしまって、それにすがってきたのではないかと思います。 そして大間には、一生懸命ふるさとを守るために活動している人が 居ます。
    ちょうど空想の森の田代監督のブログに出てました。
    http://www.soramori.net/2011/12/01/7874.htm
    全員原発賛成なんて、きっと嘘なのに、新聞に書かれると、それが 正しいと思ってしまう。恐ろしいことです。

    原発誘致のために使ってきた労力(もしかしたらお金も?)が 実を結ばずに終わるのは受け止めがたいことかも知れませんが、 その労力を本当に地域を豊かにするために使い始めることが 本当に大間のためになることだとおもいます。
    これまで何でも一部の人のお金の損得勘定だけで決められてきて しまいましたが、福島の原発事故以降、その流れは変わってきて います。
    原発建設がこんなに注目されることも無かったですもんね。

    長文失礼致しました。
    .....................................................................
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    森本⇒ Bさん、

    「一次しのぎ」を計画的にやってはどうかと思っています。大出力(138万キ ロワット)プルサーマル原発を作るよりはましではないでしょうか?

    原発を作るに際しては必ず故障や定期点検対応のために同程度の出力の「火力 発電所」が別の場所に作られると聞いています、もしそれが本当ならばそちらを 先に「廃止」して本命の原発を火力発電所へと計画変更してはどうでしょうか?

    「太陽からのエネルギーを電気に変換して使うという自然な 形の発電が増えてくれば、火力発電所は無用になり・・・」

    はその通りだと思います。無用になるまでは天然ガスで発電してはどうでしょ うか?

    大間を地勢から見る限りでは風力発電もやれるのではないでしょうか?

    プルサーマル原子炉の危険性はウラン原子炉よりも高いと言われていますし一 旦出来てしまうと「廃止」は極めて困難です。原子炉は「湯を沸かし水蒸気ター ビンだけで発電する」低効率な装置であるにもかかわらず「廃止」が難しい。 300種類くらいの原子炉由来放射性物質を残しますからね。

    火力炉はガスタ−ビン且つ水蒸気タービンと言う高い効率(原発の約2倍の効 率)のものであるにもかかわらず「廃止」は簡単です、冷やして解体すればよい のですからね。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    「廃止」する時期をいつにするか始めから決めて計画的に「一次しのぎ」をや ったらどうかと思うのですがいかがでしょうか?
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    <2011年12月8日、記。事故調査委員各位へ届けたお願いメールの内容は次の通りです>

    註 : 「東京電力福島原子力発電所事故調査委員会」は本日発足しました。国会内に設置、来年6月までに報告書をまとめる。活動費は政府事故調の6倍(15億円)。

    『溶融』を使い続ける事は日本国民を、「今回の事故は核燃料が『水に溶けた』程度の軽い事故という暗示にかけ続けます」 と言う内容のメールを昨日下記の3名各位に届けました。

    黒川 清 様  kiyoshikurokawa.blog@gmail.com・・・・元日本学術会議会長
    田中耕一 様  http://www.shimadzu.co.jp/products/opt/contact.html・・・・・島 津製作所フェロー(ノーベル化学賞受賞者)
    田中三彦 様  http://7016.seesaa.net/article/229687285.html・・・・科学ライ ター

    文面は

    ...................................................................

    ○○○○ 様、はじめまして。森本和征と申します。

    私(滋賀県在住一般人)は、貴殿がこの度「東京電力福島原子力発電所事故調査委 員会」の委員に就任されたことを喜ぶ者の一人です。

    つきましては、

    私は、「炉心が『溶融』した」という日本の漢字表現は漢字用語上間違っており 『熔融』 と ヒヘン で書かねば真実は伝わらないと考えます。以下で理由と危 惧について一言します。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (理由)
    1)、『溶融』では炉心が「水にとけた」という意味になります。
    2)、『熔融』は2800℃の高温で核燃料が液体金属となった、その液体の様子は、 真っ赤な色で流れ動いている。
    3)、英語由来の日本語「メルトダウン」は『熔融』の意味です。また今回の事故 について漢字文化圏のマスコミ報道を「百度(バイドウー、中国のインターネッ ト検索)」で調べると全て『熔融』を使っています。

    (危惧)
    『溶融』を使い続ける事は日本国民を、「今回の事故は核燃料が水に溶けた程度 の軽い事故」という暗示にかけ続けます。

    私にとって重大な 危惧 を委員会で解決して欲しいと思います。
    .....................................................................


    <2011年12月18日、記。関西電力の原発の廃絶と揚水式発電所の将来>

    原発の廃絶と揚水式発電所の将来
    関西電力の原発11基が次々とストレステストや定期点検のため運転を停止し、本日からは高浜3号機1基だけが動いている状態となり、来る2月20日にはこの原発も定期検査に入るため2012年2月20日以降は稼働原発数はゼロとなります。私達は再稼働を許さずこのゼロの状態を維持しなければなりません。
    皆さん、原発が無くなることはもはや時間の問題となってきましたね。 原発に投じられた無駄なお金(例えば”もんじゅ”に1兆円)は揚水式水力発電に投じられた無駄なお金と連動している事を知りましょう。

    揚水式水力発電所は今冬次の通り127万キロワット分の施設が遊ぶ事になります。(70+48+48+18-57=127)。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    理由は次の通りです。
    (揚水式水力発電所が遊ぶ理由)
    1)、揚水式水力発電所には 上のダム と 下のダム があります。原発は夜間に発電を止める事が出来ませんので原発の「持て余す電力」としての夜間電力を使って 下のダム→上のダム へと 「揚水」し、電力の不足がちな昼間に 上のダム→下のダム で発電しています。揚水式水力発電所=巨大な蓄電池(巨大なバッテリー) と考える事が出来ます。
    2)、原発が1基だけ(高浜3号、出力57万キロワット、プルサーマル炉)になれば上の計算の通り127万キロワット分の揚水式水力発電所は遊ぶ事になります。

    揚水式水力発電の本質と将来について、次の通り考える事が出来ます。
    揚水式水力発電所は「原発に寄り添う影」の存在であり、原発が消えれば「影」も消えますので原発に投じられた「富」の喪失は常識で把握出来る 額の2倍(原発分+揚水発電所分)となります。

    揚水式水力発電所を将来に向かって生かす方法は今のところありません。広大な上下貯水ダムと発電施設が放置されることとなります。近畿地方2府4県にある関西電力の「水力発電所」は全て揚水式です。これらがすべて無駄になるのです。私達はこの現実を知っていたでしょうか?
    関西電力グループ CSRレポート 2011★註 : ( 2021,5 現在このファイルの展開は不可) には「揚水式発電所」と言う文字は使われず「主要水力発電所」に含めて説明されています(P3)がこれはウソです。

    註 : 黒部ダム第4発電所は関西電力が発足したての頃に社運をかけて建設された「一般水力発電所」です、映画まで出来発電所は観光客でいっぱいですがその発電実力はたったの34万キロワット弱、最も非力の喜撰山揚水式水力発電所(47万)よりも低く、奥多々良木揚水式水力発電所(193万)の5分の1もありません。

    ちなみに原発の能力と比較すれば、原発でウラン 1キログラム(私の握りこぶし半分くらいの量)を燃やせば黒部ダム第4発電所の 1.5日分 の電力量を賄えます。計算の根拠は私のホームページ
    情報源一覧 の NO.81 を見て下さい。 


    <2012年2月24日、記、福井県議会傍聴報告、若狭湾岸でただ一つ動いていた高浜3号機が定期点検のためこの2月20日で停止したので若狭湾岸で動いている原発数はゼロとなりました、関西電力は大飯原発3号・4号の第1次ストレステストを済ませ、IAEAの査察も受け早急にこの2基を動かそうとしています、福井県議会がどう結論を出すかを傍聴しました>

      (2月24日、時間経過での様子)
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    1)、10時過ぎに山本太郎氏が現れる、ピンクのパーカーのまま、寒さをものともせずに、ウチワのような形のプラカードを持った10人くらいの支持者に取り囲まれて。プラカードには 「あわてて再稼働を決めないで!! 私達は見ています」 と書かれていました。

    2)、15分間ほど黒山の報道陣に取り囲まれたまま静かにポーズを取っておられた。

    3)、彼は大きな声は一言も発せずに一般傍聴者の長い列に加わった。私の後ろの後ろが彼だったのでまるで私に写真のフラッシュが集中的に飛んでくる錯覚に陥った、私は振り向いて彼に笑顔で会釈した。

    4)、傍聴が始まるまでの空白時間に地元の権力者風の男性が私達に暴言を吐いた 「わしらは命をかけて都会に電気を送っているのや!! 県議会は野次馬の来るところでは無い!!」 この暴言は地元の人によってなだめられ収まった。

    5)、議会は出席議員数35名、知事の演説で始まった。

    6)、西川知事ははっきりと 「新しい安全基準を国が決めるまでは再稼働はさせない」 と言った。

    7)、約1時間の知事演説で傍聴は終わりとなりその後の議事は傍聴出来なかった、「そういう決まりになっている」 とのことだった。

    8)、傍聴終了から退場までの時間内に権力者風の男性が再び山本太郎氏に向かって暴言を吐いた 「芸能人が出る幕では無い!! 芸能人は演技で原発反対を言っていれば済むがわしらのやっていること(原発推進)は演技では無い、命がかかっているのだ!!」

    9)、山本太郎氏は議会の表玄関のところで再び黒山の報道陣に囲まれて話をしていたが私は彼の声を人だかりを越えて聞き取ることは出来なかった。

    10)、傍聴者数約200名、傍聴席は満杯、報道陣の数は約30名
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私の印象)
    1)、山本太郎氏は過激な言動の人ではなく、無口で終始笑顔、物静かな人物だった。
    2)、胸に乳児を抱きかかえたお母さんが4名ほど参加していた事に感動した。
    3)、NHKの若い女性記者が私に話しかけてきた、私は 「滋賀県、ネットワークあすのわ の代表、一人でも多い参加を目的に」 と答えた。
    4)、有名な山崎隆敏氏が来ておられ、私は面識があるので会釈を交わした。
    5)、隣席の石川県からの人が「石川発 オピニオン・リーダー 世論の底上げを目指して」と言う自費出版冊子をくれた。


    <2012年3月5日、記。食事に関する祈りの比較、日本の浄土宗と日本のカトリック教会、浄土宗では「いただきます」「ごちそうさまでした」と唱和するのに対しキリスト教(カトリック教会)では食前も食後も「アーメン」と唱和します>



    (浄土宗の食前の祈り)
    「ほんとうに生きんがために今この食を いただきます」「与えられたる天地の恵みを感謝、いただきます」 南無阿弥陀仏の念仏を10回唱えたあと、「いただきます」と1回唱和する

    (浄土宗の食後の祈り)
    南無阿弥陀仏の念仏を10回唱えたあと、「ごちそうさまでした」 と1回唱和する

    (カトリック教会の食前の祈り)
    「父よ、貴方のいつくしみに感謝してこの食事をいただきます」「ここに用意されたものを祝福し、私達の心と体を支える糧(かて)として下さい」「私達の主イエス・キリストによって」と言ったあと「アーメン」と1回唱和する。

    (カトリック教会の食後の祈り)
    「父よ、感謝の内にこの食事を終わります」「あなたのいつくしみを忘れず、全ての人の幸せを祈りながら」「私達の主イエス・キリストによって」と言ったあと「アーメン」と1回唱和する。

    ・−・−・−・−・−・−・−・−
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私の仮説)
    仏教・・・・感謝の気持ちを食前食後に表明するが、表明する相手は「神と人」である
    キリスト教・・・・・感謝の気持ちを食前食後に表明するが、表明する相手は「神」である


    <2012年3月21日、記。保養キャンプ用の 実践用名簿1例>

    保養キャンプ用「実践用名簿の1例」
    私は、滋賀県で初めて、民間で行なう 福島原発事故内部被曝児童保養キャンプ(びわこ 1・2・3(ワン・ツー・スリー)キャンプ) に参加する事になりました。

    対外部交渉には全く役に立ちませんが短期集団生活での全体把握については多少の経験もありますのでアイデアを提供しています。その中で私が最も重要であると認めている点は「実践用名簿」です。

    実名を出すことは人権上問題なので現代有名人の名簿から抜き出した氏名を一部加工して使いました。

    一人の児童を多角的にきめ細かく把握するのに適した名簿が出来たと思いますので公開します。

    一人の児童を多角的にきめ細かく把握する事は、短期保養事業では必要不可欠の条件です。

    児童集団も世話者集団も突然発生して出くわし、いちから互いに人間関係を築かねばなりません、その場合世話者の方が先に児童名を覚え児童の抱える問題性を早めに知っておかねばなりません。


    <2012年4月11日、記。大震災瓦歴対策、布と畳が厄介物>

    鎮魂防潮堤と布・畳
    コンクリートくず活用の 「鎮魂防潮堤」 事業はこの6月から仙台平野の沿岸部で始まるようです。
    「鎮魂防潮堤建造事業」や「埋め立て事業」や「リサイクル事業」や「バイオマス燃料化事業」は震災地元に数十年にわたり雇用をもたらすでしょう。

    布、畳は厄介物の様です。「布」の内で最も厄介なのは「布団」だと思います。
    「布、畳」に限定した焼却処分方法の発明が必要と思います。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    <2012年4月14日、記。福島第2原発の敷地を核のゴミ捨て場にする案は良案>

    小出裕章氏の一般人向けの本は具体的で分かりやすいのでここにその広告を載せます。 事故から1年、小出氏の提案

    <2012年5月2日、記。身近な放射線源 コバルト60>

    コバルト60を使うご近所会社
    コバルト60の出すガンマ線での滅菌(菌を殺す、消毒する)を業務としている会社が 「甲賀市議会だより、VOL.30」 に載りました。

    原子炉の中で放射線を出さない コバルト59 に中性子を当てると ベータ線 を出すコバルト60を得る事が出来ます。
    コバルト60はベータ線を出して、放射線を出さない ニッケル60 に変りますがその際にエネルギーの低いガンマ線(エックス線(レントゲン線)に似た放射線)を出しますのでそのガンマ線を滅菌に使っています。
    コバルト60を作る原子炉の所在地についてはこの会社のホームページには出ていません。

    コバルト60による事故についても全く触れられていませんが、最近次のような事故が起きていますので要注意です。
    以下、ウィキペディアより引用)。
    「身元不明線源となったコバルト60が鉄屑に混入して一般人が被曝する事故がしばしば起こっている。

    台湾では、コバルト60の混入した鉄屑から鉄筋が生産され、その鉄筋を使って建てられた台北市および周辺の鉄筋アパートの住民らが被曝したことが1992年に発覚した。約1万人が1983年以降に年平均20ミリシーベルト被曝し,平均累積線量は400ミリシーベルトであった。その後20年の調査で住民約1万人のがん死亡率が激減したことが報告されたが、台湾国立陽明大学による詳細な調査(2008年)では、がん発症の減少傾向は観察されなかった。

    タイでは、2000年に、廃品処理場にコバルト60が放置され、廃品処理場の作業員や近隣住民が被曝した。

    メキシコとアメリカ合衆国では、1983年から1984年にかけて、コバルト60を含む医療機器が盗まれてスクラップ業者に売り払われ、鋼材に再生される過程で、数千人以上が被曝した。

    2012年にはブリヂストンサイクルが販売した自転車の中国製前カゴのステンレス材からコバルト60が検出された。」

    感想 : 厳重に管理されているはずの産業用放射線源ですら音も匂いも熱も無いのでこの様な事故につながります。したがって原発事故で放出される放射線源(死の灰)の管理は不可能であると感じます、せめて産業用の放射線源だけでも人間の力で完璧に管理しなければなりません。


    <2012年5月14日、雨水利用における悲しいニュース、メーリングリスト「あすのわ」への投稿控え>

    皆さんおはようございます、森本です。

    違う角度からの悲しいニュースです。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    「雨水市民の会」の最新号(no.58 April 2012)に B5 の号外が挿入されていました、★註 : 2021,5 現在ネットにはありません、概要は下記のとおりです。

    記、「緊急メッセージ 放射能禍での雨水活用について」 です

    1)、3月末に横浜市が学校の雨水利用施設における雨水利用を暫定的に停止し た。
    2)、理由は底に溜まった「沈砂」を清掃しても捨てるところが無い、「沈砂」 は放射性物質を吸着している。
    3)、「沈砂」処分方法確立を待つ事が必要。

    (心配事項)
    水洗トイレへの雨水利用は学校等公共施設で徐々に浸透し、href="http://www.eonet.ne.jp/~morikama/toire.htm">

    個人でも設置
    する動きが定着しつつある時期に放射性物質が事故原発から出続けると言う事態に遭遇 しました。

    一時は66年前にヒロシマ・ナガサキ で降った「黒い雨」風評まで飛び交いました。雨水利用が危機に瀕しなければ良いが・・・・・・・。


    <2012年6月4日、東日本大震災放射性物質被害児童・生徒の当地での夏休みショートステイ事業計画に参画> 夏休みショートステイin信楽 2012年
    20家族(50名)を当地(甲賀市信楽町)の育児サークル、なちゅらる・まま が社会福祉法人しがらき会の、高齢者・障害者世帯居住安定化賃貸住宅紫香楽ヴィラ を2週間借りてこの事業を行なう事を決定しました。

    協力を申し出たところ「安全管理責任者」という大役をいただきました、まず、広い庭の芝生刈り、危険な川べりへの進入防止柵作りから始めました。


    (追伸)<2012年8月15日、「夏休みショートステイ IN 信楽」 の結果、大成功でした> 夏休みショートステイin信楽 2012年、結果
    私のこよなく愛する地域(信楽)で催された保養事業(夏休みショートステイ IN 信楽)は8月9日で終わったのですが、何があったのかについて報告する人がまだ居ませんのでとりあえず私が例の通りの「断片切り取り報告」をします。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (断片切り取り報告)
    1)、迎えたのは「若いお母さん達とその子ども達」で迎えられたのは同じような家族構成の「若いお母さん達とその子ども達」でした。両者がはたと出会いごちゃごちゃといろんな事をしている間にアット言う間に2週間が過ぎていました。
    2)、生まれたての赤ちゃんにおっぱいを飲ませながら、また、ぐっすりと寝ている赤ちゃんをそばに寝かしながら迎える側の務めを果たしている人が数名いました。朝、お腹をすかせて集まった子ども達に「おにぎり? それともサンドイッチ?」と問いかけてせっせと朝食の世話をしていたのは赤ちゃんをおんぶした若いお母さんなのでした。
    3)、私は春の1・2・3(ワン・ツースリー)キャンプよりももっと「ただいるだけ」でした。一緒に食事さえしない「単なる協力者」でした。野外活動にも参加しませんでした。私がした主な事は、「草刈り」「物資の運搬」「水遊びの環境作り」「遊びの見守り」等でしたが充実した毎日を送る事が出来ました。
    4)、信楽町婦人会の方々が食事作りのボランティアに入って下さいました
    5)、フィリピンや韓国やアメリカの人達数名がお国の料理をふるまって、歌もうたって下さいました。
    6)、学校の生徒(中・高・大学)のボランティアはゼロで、私が「貴方は高校生ですか?」と声をかけた人は何と 23歳の 未婚女性でした。
    7)、私は自分の 4歳 の頃の母を思い出し、母の素晴らしさを思い出す事ができた事を感謝しました。当時、日本は太平洋戦争末期で、食料は配給制でした。母はめったに手に入らない「乾燥台湾バナナ」を自分は一口も食べず、「貴方が全部食べなさい」と言いました、私は 「こんなにおいしく甘いものをなぜ母は全く食べようとしなかったのか」 不思議に思ったものでしたが、今回、お母さんがお母さんを助けて共に子どもを育てようとする姿を見て納得がいきました、私もこのようにして大切に育てられたのだ と。



    追記、2012年9月4日、記、甲賀市広報に掲載されました>

    広報 あい こうか 9/1 NO.173
    表紙の写真は ショートステイ IN 信楽 への参加児童が 山田牧場の牛に乗っている場面です。 また、広報の18ページにはこの場面の解説が次の通り出ています。
    初めての搾乳・乗”牛”体験



    <2012年6月26日、請願書「大飯原発の再稼働をみとめず、・・・」> 請願書「大飯原発の再稼働をみとめず、・・・」
    平成24年(2012年)5月18日付け提出の「請願書」は6月22日の本会議で可決され国への意見書もこの内容のまま上げられる事となりました。

    甲議会第153号 平成24年(2012年)6月26日付けで甲賀市議会議長 岩田孝之氏から、「採択と決定した」旨の通知書が届きました。
    ▲▲先頭へ▲▲▲


    <2012年6月29日、傘式太陽熱クッカー実験成功> 傘式太陽熱クッカー実験成功
    保温器内部温度が 69℃ となった。

    要した時間は30分、

    条件は晴れたり曇ったり、晴れた時間をとらえて実験した。

    先端の小さな円盤は太陽に向かって鉛直であるか否かを判定し傘の角度を調節するための部品、傘の軸パイプの空洞に差し込んである、日時計をイメージしていただければ理解しやすい

    この日時計棒に添って左側から差し込まれている物は棒型100℃温度計(この写真では見にくい)

    傘の大きさは直径110センチ、内側にキッチンアルミショート(80×45センチ)4枚分を張り付けてあります

    下部については、土台はのぼり旗台、斜め右に見えるのは棒型100℃温度計収納ケース、フレキブルチューブは直径20ミリ用の水道工事用の部品

    出費は実質でキッチンアルミショート分¥400、フレキシブルチューブ分¥500?、傘は廃棄寸前の物、その他も手持ちのもので間に合わせました。

    (欠点)
    1)、風に弱い、微風でも装置が動き、弱風で大きく位置がずれる。
    2)、保温器(加熱・保温器)の中心を傘の柄が貫いているので 80ミリリットル 位の物しか加熱出来ない。



    <2012年9月3日、韓国の異常な心理を示す例−1>

    サッカー試合を観戦する韓国の観客

    http://hamusoku.com/archives/6109079.html

    27日に韓国で行われた、ACLの全北現代−C大阪戦で、韓国のファンがスタンドで東日本大震災を祝福した日本語で書かれた旗を掲げていた。

    抗議を受けて前半だけで下げられたが、この写真を日本のスポーツ紙スポニチが 28日(2011/09/28(水) 22:04:54.49ID:???付け)で報じた。

    試合は全北現代が6−1でセレッソを下している。

    ...............................................................................
    http://shibabechi.web.fc2.com/fsinsaiwoiwau.jpg

    これをカーソルで青くしてから左上に現れる矢印マークをクリックしてグーグル検索にかけその画面で引き続き「画像で検索」にかけると沢山の貴重な情報が現れます、韓国の異常性に関心のある人はこの方法で知識を深める事が出来ます。
    ........................................................................................



    <2012年9月3日、韓国の異常な心理を示す例−2>
    http://search.wn.com/?results_type=videos&language_id=1&search_type=expression&search_string=liancourt+rocks+dispute&sort_type=-pub-datetime&template=cheetah-search-adv%2Findex.txt&action=search&corpus=current
    日本国旗を踏んで通勤する韓国大学生
    韓国の大学での日常風景、大学の入口に、日本の国旗そのままのじゅうたんが置いてあり登下校する大学生が日の丸を踏んで通過します。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    韓国には2005年に施行された 「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法(親日罰則法)」があるのでもし日本国旗を踏まないと「親日」の罪に問われますので皆踏みます。

    また、この法律はしつこく過去を問い、過去に親日だった事の証拠が見つかれば全財産を没収されると言う法律なのです。

    この法律に基づいて幼稚園から日本を憎む授業が行なわれ、幼児は日本人を殺す絵を描かされています。

    私はもう 7年 も前からこの様な異常が韓国で実行されているとは夢にも思わず自分の不明を恥じています。

    もし、オリンピックで 日本サッカーが韓国に負け「竹島は韓国の領土」と言うプラカードが韓国コーチから選手に手渡されその選手がそのプラカードを掲げて走るという異常さ、
    韓国サッカー連盟会長以下多くの観客が「竹島は韓国の領土」の旗を振り熱狂的に叫ぶ姿の異常さ、

    韓国大統領が「竹島」に大統領として初めて上陸した異常さ、さらに、韓国大統領が「日本の天皇が韓国に来たいのなら来ればよい、膝まづいて過去の罪を謝るなら許してやる」と言った事の異常さ、

    これらの異常さを見聞きしなければ韓国世界で極めて破滅的な道徳崩壊が進行していることに気付かなかった事でしょう。

    では、私は今後この現象に対しどう対処すべきなのかを考えました、もはや韓国を友好国とする事は出来ない、気の長い次の行動によって少しでも韓国民衆の目を覚まさせようと。

    (気の長い行動とは)
    1)、日本国内のハングル語案内標識を全て取り去るよう政治に働き掛ける。
    2)、韓国人の経営する店(例えばイオン)には入らない。
    3)、880で始まるバーコードの商品は韓国製なので買わない。
    4)、韓国製のドラマなど芸能を見ない
    5)、パチンコはしない
    6)、全く視点を変えて韓国為政者を次のとおりの目て見る、すなわち、この人達を常識のある人と見る事は止める、この50年「常識のある人々」という前提でお付き合いしてきてもイミョンバク大統領が竹島上陸・天皇侮辱をするようでは発想の転換をしなければならない。次のように。

    (発想の転換)
    韓国為政者たちは「自分の国」という意識を持つことが出来ない、「自分の国の歴史」というものが無い、なので隣国の日本に無理難題を吹っ掛ける以外に「自分の存在感」を実感する事が出来ない、このような人達を理解してあげねばならない、
    憐れむのではなく理解するのです、あたかも隣人に精神障害者がいるかのように。

    隣人の精神症状としては「政治」と「歴史」についてのみ判断力にかけるけれどもそのほかの日常生活は正常。
    7)、その他

    ▲▲先頭へ▲▲▲
    ...............................................................................
    http://shibabechi.web.fc2.com/fhinomaruhunde.jpg

    これをカーソルで青くしてから左上に現れる矢印マークをクリックしてグーグル検索にかけその画面で引き続き「画像で検索」にかけると沢山の貴重な情報が現れます、韓国の異常性に関心のある人はこの方法で知識を深める事が出来ます。
    ........................................................................................


    <2012年9月24日、記、ふるさとを追われた人々 について>
    福島原発事故のように「ふるさとを追われた人々」は日本の歴史上かつてあり現在に続いています。
    満州国やサハリン(南カラフト)へと移住した人々の場合は完全に帰れませんが福島原発事故で「ふるさと を追われた人々」に良く似た立場に置かれているのは千島列島を生まれ故郷としている人々の場合です。「いずれそのうち帰れる」のですから、よく似ていると思うのです。 http://shibabechi.web.fc2.com/fchisimamandai.htm

    <2012年9月25日、記、日本の原発ゼロは地球全体の政治バランス如何?>
    日本の原発ゼロ政策を妨げるものの正体が分かってきました。それはアメリカを中心とする政治秩序。

    理由は、
    1)、日本がゼロになったら中国、ロシアからのアジア・中東への原発輸出加速が考えられる
    2)、核兵器不拡散の優等生としての日本を失う事は 核の世界秩序にとって損害
    3)、アメリカにとって強力な核ビジネスパートーナーを失い、高い核技術力も失う
    4)、アメリカは34年ぶりに原発を2か所4基作ろうとしている、今後も作る方針、日本をアメリカのペースに引き込みたい

    以上等を本日の朝日新聞が報道しています。

    (感想)
    日本の原発ゼロは地球全体の政治バランスによるところが大きいとするならば私 は個人としてどう動けば良いのか? 
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    <2012年9月26日、記、敦賀原発事故 岐阜県が最悪事態を分析、本日の朝日新聞>
    敦賀原発事故 岐阜県が最悪事態 北からの
    が愛知県方面に吹いている状態で敦賀原発が爆発事故を起こした場合は岐阜県よりも滋賀県米原町の被害が最も大きいと分かります。

    また、敦賀半島先端には

    1)、敦賀原発1・2号機(日本原子力発電)の外に

    2)、”もんじゅ”(日本原子力研究開発機構)、および、

    3)、美浜原発1・2・3号機(関西電力)

    がありますので、大きな地震によってこれら3つの会社の全ての原発が一度に爆発したらこの最悪事態を想定外に大きく上回る核災害が起こることを想定する事が出来ます。


    <2012年10月23日、記、東・南アジアの歴史を知る必要性について> 大人が歴史を学ばねばならない

    子ども達に歴史を教える前に大人達が最低限度の「近現代史」に関する自分なりの見解を持たねばならない、この主張は当然だと思います。 「近現代日本史」と「近現代世界史」を統合すると言う考え方も当然です。

    東アジアだけを重視すると言う考え方には反対します、「東・南アジア」の中に「東アジア」を含めて考えるのが良いと思います。

    歴史を知らずに、もし紛争が起きる事を考えたら恐ろしい

    「日本は侵略戦争で東・南アジア諸国に迷惑をかけた」「日本は悪い事をした国」というのが一般の若い人々に浸透しています。「戦争」=「喧嘩」であってどちらが「悪い」という現象では有りません、双方が「政治」に失敗して暴力に訴えどちらかが負けたという現象であるにすぎません。太平洋戦争において「日本だけが悪かった」と若い人々が思っている事は日本の教育の失敗であり、これは恐ろしい事であると思います。人間としての誇りを失っているからです。

    誇りを失った人間はどこまでも堕落して行きます。アット気が付いたらどこかの国に知らぬ間に占領されていたと言う事は、現代の日本の若い人々(70歳未満)を見ているとあり得ます(私の直感で、証明する事は出来ませんが)。



    <2013年5月16日、記、テロリスト撲滅の方法について、 「国際連合警察部隊」の創設が必要であると思います

    日本で暮らす私の感覚では、テロ(政治的な目的を達成するために暴力および暴力による脅迫を用いること)への対応に自衛隊が出動する事はありません。例えば、日本赤軍が起こした浅間山荘事件(1972年)や松本ちずお(麻原しょうこう)が起こしたオウム真理教事件(1989年)に自衛隊が出動したでしょうか?

    両方ともに「警察部隊」が解決しました。 これにならって国際社会でも筋を通して「テロには警察」を徹底すれば地球規模の混乱は収まってい行くと思います。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    この方向と全く異質な「テロには軍隊」を流行させた張本人はアメリカのブッシュJR大統領です。2001年9月11日にアフガニスタン系テロリストにかなり広範囲なテロ攻撃を受け「報復!!」と叫ぶ民衆の言うがままにひとかけらの理性も無く「テロとの戦争!!」と国内外に呼びかけました。理性的であるべきアメリカマスコミもこれに同調し民衆を「戦場」へと煽りました。アフガニスタンを空爆した時には報道関係の記者も「実況中継」しました。

    この事をきっかけとして「戦争」と「テロ対応」との区別がつかなくなりました。 「反政府活動」を「テロ行為」と名前付けさえすれば軍隊という破壊力で一気に解決する事が流行となりました。しかし、「テロ」は各地でますます強力且つ悪質となりました。

    力で押しまくって相手を殺せばテロは無くなるとするアメリカ流の「侵略好き方法論」は限界にきているのです。「侵略好き」のアメリカの兵士たちもさすがに「もう人を殺すのはいや」という雰囲気に浸るようになりました。

    ではどうすればよいのか?

    それは、国際連合警察部隊 を創設し長期計画でこれを育成して行けば先に光明が見えて来ます。どの国がこれを発議するのが適当でしょう? それは日本です。日本には日本赤軍が起こした浅間山荘事件や松本ちずお(麻原しょうこう)が起こしたオウム真理教事件解決の実績があるからです。


    <2013年8月6日、記、「中華人民共和国」とのお付き合いのキーワードは「冊封体制」>

    みなさん、こんばんは、森本です。

    中華人民共和国理解のためのキーワードは 「冊封体制」。

    昨日のNHKは、日・中 世論調査の結果は双方とも「90%の国民が相手国を 嫌っている」と報じました。

    自称「暴走老人政治家」の小説のような「話」がもたらした両国の関係不全は今 後危険です。

    私達日本人は先ず、相手国を人類史の観点から理解しようと努めなければなりま せん、両国の「危険度」が深まった段階で 「私には責任が無い」 と言い逃れ る事は許されないからです。

    今の「危険度初期」の段階に相手国を理解しましょう、そのキーワードは「冊封 体制(さくほう体制、さっぽう体制、さっぷう体制)」です。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    人徳高い、強い 「天子」 が周辺国(東アジア)を治めました。「天子」とは 中国地方を入れ替わり立ち替わりしつつ政治的に支配してきた国の王様の事です。 日本国も一時(足利時代)「天子」と形式的な主従関係を持ちました。

    「冊封体制」は隋国建国(AC589年)から清国滅亡(1911年)まで続き ました。

    日・中 間の危険度を低めるにはこの 1322年間にわたり、中国地方政治家 のDNAに浸み付いた 「プライド・誇り」 を尊重する事が必要です。

    この「プライド・誇り」は人類史上 小規模国・新興国の ニッポンにはとうて い持つことのできないものです。

    中華人民共和国の人々は「尖閣」にこだわっています、それを理解するキーワー ドも「冊封体制」なのです。

    何故か?、それは、清国滅亡(1911年)前夜の1895年、中国地方政治家 の「プライド・誇り」がズタズタになっていた時期に、国際社会の新秩序である 「条約体制」にすかさず乗った日本が「尖閣」を「日本領」と宣言したからです。
    「尖閣」は古来、東アジアの人々が海洋活動上の「目印」として利用して来ました、どこの国も「領有」という概念をこの島にあてはめるつもりはありませんでした。

    国際法(「条約体制」)という「理論」では日本の政治家が正しいのですが情緒 的には中国地方政治家の方が正しいと言えなくもないのです。

    私は、政治の一寸先は「闇」と思っている者です。どちらが正しいか否かは政治 では問題になりません、情緒的に正しい方向に政治が動く可能性はなきにしもあらずです。

    人類史の端境期(はざかいき、変化の時)に一歩乗り遅れた(「冊封体制」→ 「条約体制」に乗り遅れた)国に対し「乗り遅れた」恥ずかしさをさらに恥ずかしめる事は厳しく自制しなければならないと思います。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    そう、「90%の中華人民共和国民が日本国民を嫌っている」という問題を解決 する事の出来るキーワードは
    .........................................................................

    「冊封体制」です。
    .........................................................................

    私達日本人は「冊封体制の記憶の中に封じ込まれている」「プライド・誇りのD NA」を理解する努力をしなければならないと思います。

    皆さまはどう思われますか??


    <2013年8月14日、記、日本での韓国人老女処遇例>

      日本での韓国老女処遇例

    ヘイトスピーチ(在特会の街頭スピーチ、在日韓国人を口ぎたなくののしる)や「アメリカの公園に慰安婦像設置」というような政治の世界の外では‘新日本婦人の会’の‘ナムヌの家’慰問事業は続いていますし大阪ではこの記事の通りの在日1世の介護施設「さらんぼん」でのきめ細かいお世話が続いています。

    ヘイトスピーチや「慰安婦像設置」で政治的な対立をあおる風潮に動揺しないだけの歴史事実を知りましょう、これら「互いの優しさの歴史」をもっともっと積み重ね、政治的対立をあおる動きを封じましょう。



    <2013年8月16日、記、蒋介石「以徳報怨(徳をもって恨みに報いる)」「日本軍は日本に返す」>

    蒋介石の「徳」
    蒋介石は日本で2年間の軍事教育課程を修めた後、1910-11の1年間日本陸軍に勤務し、野戦砲兵隊の隊付将校として実習を受けた経歴の持ち主です。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    中国地方に住む人々の精神的DNAには「天子の徳」という概念があります、隋国の時代に生まれ清国の時代まで続いた「冊封体制」を支えた概念です。「徳」が高く「強い」天子(支配者)が10回くらい入れ替わり立ち代わりつつ周辺諸国を治めて来ました。

    民主主義という概念には「アヘン戦争での9票差開戦決議、イギリス」で不信感を持った中国地方の人達にとっては「徳」は懐かしい概念です。

    日中戦争は日本軍がしかけた戦争というよりも毛沢東が夜陰にまぎれて発砲し、しかけました。日本軍を中国戦線の奥深くに誘い込む作戦に日本軍がはめられた戦争です。

    蒋介石軍と毛沢東軍とは当時戦争状態にありましたので蒋介石は昔懐かしい「徳」の概念で中国地方に住む人々を引き付け勝機を見出そうとしたのだと思います。

    蒋介石は毛沢東に比べて国際性と教養に於いて勝っていたと言えます。それは毛沢東の晩年における権力欲(文化大革命による中国伝統文化の破壊)と性欲(自分がどこまで老いているかを知るために若い女性との性交を重視していたと言われています)によって証明する事が出来ます。

    ▲▲先頭へ▲▲▲


    <2013年8月25日、記、「終戦」という言葉について>

    終戦の意味は「永遠の戦争終結」
    日本人の戦争被害実例を挙げれば太平洋戦争の最中に、 「 鬼畜米英 」 や 「 米英撃滅 」 を叫びつつも、東京大空襲では一晩に 10 万人の焼死者を出しました。

    焼夷弾を積んで無差別絨毯爆撃空爆をする B29爆撃機 は夜間は高度2000メートル、昼間は4000メートルの高度で襲撃し、高射砲弾は B29 には届かず、日本の戦闘機が近ずくと銃弾で打ち抜くのでは無く戦闘機の近くで「爆発風船」とでも表現すべき特殊爆発物で戦闘機をばらばらに壊しながら編隊を組んで日本国の都市上空を通過しつつ焼夷弾をまき散らし都市を焼き尽くしました。

    市民は「空襲警報」が鳴ると消火班と避難班(防空壕へと避難する班)へと分かれて B29 に対抗しましたが防空壕への直撃弾も多く、消火班からも避難班からも多くの死者を出しました。

    私は当時、横浜市に母と二人で住み、5歳でした。勤務地にいる父の帰還を待ちわびながら逃げまどいました。母は生後間もない妹を背中にくくりつけ私の手を引いて防空壕に逃げていまたが、ある日私に次のように言いました、「赤ちゃんを見て頂戴!!あまりにも大人しいので死んでいるのじゃないか!!」と。私は妹の顔を触ってみたら顔を動かしたので「生きてるよ!!」を叫びました。

    全国200を越える都市が焼け野原になっていたのです。 国民の本音は「勝つ」事よりも「終わる」事でした。すなわち「終戦」を望んでいたのです。 もう戦争は嫌だ、しかし、本音を言えば軍人に殺されると思っていました。

    天皇が終戦の玉音放送をした時日本人のほとんどは心の底からほっとしたのです。

    従って投書者の言う「終戦」の解釈は深い意味を持ち、死者の気持ちを代弁する優れた解釈だと思います。

    Wikipedhiaによると、
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9C%AC%E5%9C%9F%E7%A9%BA%E8%A5%B2

    空襲は1945年(昭和20年)8月15日の終戦当日まで続き、全国(内地)で200以上の都市(大きな都市のほぼすべて除広島 [広島は核爆弾投下実験のため一般の空襲から除かれていた、長崎は核爆弾も一般空襲も受けた] )が被災し、死者は33万人、負傷者は43万人、被災人口は970万人に及んだとのことです(筆者註 : この数値には核爆弾被害は除かれています)。

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    <2013年9月3日、記、今回の国政選挙の投票率(50%前後)草の根交流は相手国の国策に精通した上で行なう必要があります>

    草の根交流は相手国の「国策」を知った上で!!
    草の根交流は大切ですが「国策」の方が大切です。また 他国との国策衝突 を回避する事を目的としたただ楽しいだけの「草の根交流」は「政治」に利用されます(相手国に「今の国策のままでよい」と誤解させます)。

    私が大切に思うのは国民が個人の次元で「国策」に関心を持ち、「国策」について深い自分の見識を持ち、「国策」をより良い方向へと導く事です。

    ところが、今回の国政選挙の投票率(50%前後)を見ると「国策」への個人次元関心は極めて低いです。この事は「国政選挙」は「国策」を決めるためというよりは「政党間の勢力争い」です。

    また、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」という憲法前文には「自分はどうなのか」という自己省察の視点が抜け落ちています。

    (抜け落ちている視点とは以下の通りです)
    1)、国策への関心
    2)、自分の身の安全
    3)、他国の国策

    (これを説明しますと以下の通りとなります)
    1)、国策への関心 について
    プルトニウム高速増殖炉は核兵器を作るための物でありますがこれが「国策」としていまだに予算が付いています。国政選挙無関心の結果です。
    2)、自分の身の安全 について
    性犯罪が多発しています、若い女性は男性を性的に挑発はしますが、男性は「公正と信義」に満ち溢れている人ばかりと思っています。私は性犯罪多発の原因は憲法前文にあると思います。
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    3)、他国の国策 について
    他国との「草の根交流」を深めるにはその国の国策を深く研究し自分なりの「見識」を持たねばなりません。特に日本を「憎む事」を法律で決めているような
    危険な国(韓国)については、「草の根交流」の時の会話で話題にしなければなりません。楽しく交流を終わるだけでは「誤解(日本を憎めという政策は正しいとの誤解)」を持ったまま韓国へと帰り、韓国政府の日本を憎む国策はますます激しさを増すでしょう。

    日本人は一般的に「事を荒だてたくない」「和を大切にする」人が多いのですが、韓国人に対してだけはこれを実践すると逆効果となります。韓国人は今やアメリカの全ての公園に「慰安婦像」を建てようとしています。韓国人に優しい態度を取れば事態はどんどん悪化します。従って韓国人と「草の根交流」を行なう場合には「韓国人慰安婦強制連行は無かった」「河野洋平官房長官談話は間違いだった」との話を交わしつつ行なう必要があります。

    (この投書への私の見解
    1)、まず、「諸国民」には「諸国の政府要人・官僚」が含まれる事を指摘しておきます。「政府の行為=国民の行為」であり、国民は戦争責任を「政府」に押し付けて自分は知らぬ顔をする事は倫理上許されません。
    2)、憲法前文は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」と「性善説(人は生まれながらに 善 、次第に 悪 を覚えて行く)」で格調高くうたい上げられていますがこれでは「国策」が「性善説」に偏り過ぎて行きます。「性悪説(人は生まれながらに 悪 、次第に 善 を覚えて行く)」も同時にうたい上げるか又はこの様な「両論併記」は一切やめて、ただ「平和を目指す」とのみ書いた方が良いと思います。

    簡潔で分かりやすく、

    「我々は平和のための外交を行ない国際社会に貢献する」

    と記すのが前文にはふさわしいと思います。

    皆さんはどう思われますか?
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    <2013年10月2日、記、「焚火で発電」の実動模型実演、地元文化祭のフリーマーケットで、10/27 実演の申し込みを行ないました>

    「焚火で発電」の実動模型実演の場 「焚火で発電」の実動模型実演時のパンフレット


    私の住む集落(300戸)では毎年秋に 文化祭 と フリーマケット を実施します。昨年までは「ホンモロコの佃煮」をフリーマーケットで販売して来ましたが今年は趣向を変えて「焚火で発電」を売店で実施すべく申し込みを行ないました。ほぼ100%の確率で許可されるとの見通しを持っていますので早々と公開します。

    三井寺で5月に、アースデイしが2013、の時に実演したものに改良を加え(送風は火吹き器具をやめて「うちわ」とする、ヤカンは1個とする、煙突は細くする)、常時 0.3W の赤色光をともす事が出来ます。

    計画ではもう一段改良度を高めた炉を使う予定でしたがいろいろな事情があって上記写真の段階の炉で実演します。実際の実演体裁はここでは載せませんが「物語性」のある実演となります。

    物語性とは、次の通りです、燃える物なら何でも 炉 に突っ込んで燃やし、スターリングエンジンを動かすと同時に 湯 も沸かします、エンジンは発電機を回して電気を起こし、1.5メートルの電線で電気を送り赤色光を「灯台の光」のようにともし、炉 の上に載せたヤカンでは湯を沸かし、湯はお風呂に注いで子どもが湯船で遊ぶ。「灯台の光」は未来を照らす「光」。

    あと10年もすればこの集落でも「伐採適期」の材木が採れるようになります、その時期に合わせて上記のような「模型実演」が「現実的実演」になるという夢を持ちましょうというメッセージを発したいのです。
    注 : ここには 第2回公開実演 としてのより詳しい書き込みがあります



    <2013年10月5日、記、小泉元首相の原発(核力発電)ゼロ論>

    註 : 小泉氏は後日ここでも公的な発言している
    小泉氏のゼロ論

    毎日新聞の本日の社説によると、小泉純一郎元首相は「原発ゼロ論」「原発ほどコストの高いものは無い」との主張を始めたようです。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    政治世界の1寸先は『闇』と言われていますが、裏を返せば「政治世界の1寸先は『光』」という事も出来るのです、『光』とは具体的に言えば彼の実行した「拉致被害者の帰国」です。

    「拉致は無い」と主張する野党(旧社会党、現社民党)を無視した政治の水面下交渉が実を結びました。政治の1寸先は『光』でもあり、拉致を巡る政治議論は空理空論だった事を国民は知り、革新系政治家の没落が始まりました。

    政治の1寸先に『光』をもたらした中心人物が 小泉純一郎元首相、その弟子が安倍晋三現首相です。従って小泉純一郎元首相が主張し始めた「原発ゼロ論」は政治の水面下で実行に移されている可能性があります。

    政治が「拉致ゼロ」の旗印を掲げて果敢に北朝鮮との間で水面下交渉を進めているように「原発ゼロ」の旗印(国策)が掲げられるかもしれません。原発ゼロには空理空論・議論百出よりも「実行」が必要です、すなわち「多数決」よりも「決断と実行」が必要だと思います。

    私は彼ら(小泉純一郎氏と安倍晋三氏)に原発ゼロの実行を期待しています。

    註 : 2002年、キム・ジョンイル(金正日)と小泉純一郎氏が会った時安倍晋三氏は同席していました。

    追伸 : 2013,10,17 毎日新聞の記事「『原発ゼロ』国民の説得可能」によれば、小泉純一郎氏は千葉県でつぎの通り演説したそうです。

    ..................................................................................................................
    「原発が必要だという論理で国民は説得出来ない。むしろ、ますますゼロにすべきだということならば説得は可能だ」
    「野党はだいたい原発ゼロに賛成だ。政府・自民党が自然を資源にするエネルギーを日本は取るべきだと言って政治的方向を示せば、国民は協力してくれるのではないか」
    ..................................................................................................................



    <2013年11月6日、記、「お上にあらがう以上、(お上)の世話にはならぬ」というジャーナリスト>

    社会派報道写真家の気慨

    福島菊次郎さんは、「お上にあらがう以上、(お上)の世話にはならぬ」と国家からの年金を受け取らず国家のいい加減さを暴き続けている「社会派報道写真家」です。

    福一事故については「国民の命と大地を奪ったのに、誰も責任を取ろうとしない。なれ合いの日本社会」、国と一般民衆を告発しています。

    先の大戦に関する「自責の念」の強い人でもあります。「軍人が悪かった」「国家が悪かった」と言わず「自分も悪かった」言っています。「自分も悪かった」が福島さんの行動を律しているようです。

    私は福島さんの気慨をただ感心するにとどめず、自分なりの方法で「反骨の気慨」をネットに上げていきます。

    ▲▲先頭へ▲▲▲


    <2013年11月21日、記、IFR(統合型高速炉)の悪夢>

    IFR(統合型高速炉)の悪夢
    機械工学英和和英辞典によれば、

    EBR-2 (experimental Breeder Reactor NRTS Idaho power reactor 62.5MW (th))
    実験増殖炉(米国原子炉試験場アイダホ動力炉62.5メガワット(熱出力))

    田中伸男氏は2013年2月7日に、日本原子力学会誌、Vol.55,No.4(2013)に、「インテグラルファーストリアクター(統合型高速炉、IFR)の物語」と題する「時論」を寄稿している人物です。

    彼の結論は
    1)、福1事故を教訓にすべきである。
    2)、IFRに関する世界の英知を福島に集める。
    3)、福島を原子力技術開発の拠点としてこそ福島の将来はある。

    私の批判は次の通りです。
    (批判)
    1)、福1事故を教訓にすべきである点は賛成します。
    2)、IFRは”もんじゅ”系列の高速中性子反応炉を中心に据えた炉です、彼が夢の様な「物語」をかたるためには ”もんじゅ”をちゃんとしてからにしてほしいと思います。
    3)、IFRは「液体金属熔融燃料」を再処理(化学処理)して高レベル廃棄物を減少(軽水炉の場合の1/100)させる施設を併設している点で「統合」された優秀さがあるとの主張を展開していますが、
    燃料電池車・リニア新幹線のおごり
    D-D核融合のおごり
    に書き込んだとおり「科学のおごり」であると思います。
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    「統合」とは具体的に言えば「もんじゅ+燃料電池車+D−D核融合+リニア新幹線」です。

    「おごり」を集約させて「核力」を制御するという思想は「幼い子どもの夢ものがたり」「科学のもてあそび」「科学至上主義」です。

    単純な疑問として、2013年2月に
    ロシアに落下した隕石
    の直撃を受けた場合「統合」された「核力発電機構」は地球に致命的な損害を与えますが、田中伸男氏はこの疑問にどうこたえるのでしょう?

    皆さんはどう思われますか?

    <追 記> 
    「パンドラの箱」の神話は「人類の精神的脱皮」には節目があることを示唆した神話であると思います。

    ...............................................................................................
    大辞林 第三版の解説.Kobank.jp より、
    【パンドラの箱】 ギリシャ神話で,ゼウスがすべての悪と災いを封じこめて,人間界に行くパンドラに持たせた箱。パンドラが好奇心から開けたため,人類は不幸にみまわれるようになり,希望だけが箱の底に残ったという。
    ...............................................................................................

    「パンドラの箱」から飛びだしたのは、人類に関するあらゆる災い、例えば 病気、悪意、妬み、怠慢、憎しみ、偽善、うぬぼれ、保身、悲しみ、不注意、天災、飢え、暴力、狂気・・・等人間存在に随伴するあらゆる災いなのであって パンドラのせいで私達は苦しみを背負った人生を送る事になったのです。

    福一事故によって、パンドラの生きた時代には無かった「核力制御不可から来る災い」が加わったとの論調ならば納得できます。

    しかし、彼の論調では「核力制御不可から来る災い」とは正反対の論調でこの神話を利用しています。すなわち「核力は制御可能」であると。彼の論旨の行き着くところは「核力は制御可能なので人類に最終的な希望をもたらす」です。

    福一事故事故に関連させてこの神話を利用するのならば次の通りにしなければなりません、すなわち、
    「パンドラの箱」に残った「希望」とは「核力を使わないでも生きていける」という「人類の精神的脱皮の希望」であると。

    私は、福一事故を切っ掛けとして地球上から「核力利用発電」が徐々に消えて行くことを願っています。



    <2013年11月30日、記、「地球規模外交」には靖国神社への参拝はなるべく控えた方が良いという驚くべき論文(アジア的見識)の紹介、大武健一郎、2013,11,30 毎日新聞、「経済観測・短文」>

    靖国参拝感覚・西欧人・東洋人
    大竹健一郎氏の観察は鋭いと思いますので書きとどめます。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    1)、一神教=ユダヤ教、キリスト教、マホメット教(イスラム教)=欧米人。
    2)、多神教=自然崇拝教・先祖崇拝教(やおよろずのかみがみ)=東洋人。

    「『地球規模外交』には靖国神社への参拝はなるべく控えた方が良い」の 論点

    (論点)
    1)、靖国参拝は従来からアメリカに不快感を与えている、アメリカは一神教なので本心では「処刑された戦争犯罪人」を「神」としてあがめて欲しくないと思っている。この不快感が高まれば日米同盟を弱め、中国の日本征服計画を有利にする。
    2)、ベトナムは中国と1000年以上にわたり戦い(現代戦ではベトナムが勝っている)、祖国を守ってきた。(グロ−バル化が進む中、「神」をどうとらえるかに成功して初めて「外交」が正常化する)。
    3)、日本とベトナムは考え方・感じ方、および(中国との付き合い方)の基本が似ている。
    註 ; ()内は森本の挿入文言です。

    所 感
    私は「極東軍事裁判」は「国際法違反」の裁判であり、アメリカの残虐性を覆い隠すためのものであったと思っています 。
    当時の国際法では「戦争犯罪」という「犯罪概念」は存在しませんでした。日本を裁くのならアメリカの「原爆(核爆弾)投下」「日本への200都市空襲・無差別市民虐殺」も裁かれねばならなかったのです。
    「東京軍事裁判」は「日本のみ」を裁く裁判でした、この裁判中も南アジア(ベトナム等)では植民地からの独立戦争が戦われていました。フランスとアメリカがベトナムの植民地支配を続けるべく裁判をしながら戦争していたのです。
    もしフランス・アメリカがこの独立戦争に勝っていたらもう一つの「極東軍事裁判」が行なわれホーチミンは「戦犯」として絞首刑になっていたでしょう。
    実際は先ずフランスが負け、アメリカも枯葉剤を撒いたにもかかわらず負けたのです。

    「東京軍事裁判」は「極東国際裁判」として、ベトナムでの犯罪(枯葉剤散布)も取り上げて、将来「裁判のやり直し」がなされねばならないと思います。

    裁判結果は今でも明らかです、すなわち「アメリカが東南アジアを征服しようとした戦争責任は重い」です。太平洋戦争で、日本はアメリカを征服するつもりは全くなかったにもかかわらずアメリカはすでにペリーの時代(160年前)からアジアを武力で征服する計画を立てていました。

    太平洋戦争の責任は客観的に見て明らかにアメリカにあるのです。
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    今は、大武健一郎氏の見解は正しいと思います、しかし、将来のいつの日か、子孫たちは歴史を詳しく勉強し、大竹氏の論点を見直してほしいと思います。



    <2013年12月7日、記、日本の ひらがな(平仮名) の文字としての優秀性>

    日本の ひらがな の文字としての優秀性 大武健一郎氏は東南アジア(特にベトナム、カンボジア)の現状についての情報を提供して下さっています。 論点を次の通りに抄録してみました。

    (論点)
    1)、複雑なクメール文字(カンボジア古来文字)を理解した知識層がポルポト虐殺政治によって殺されてからカンボジアの識字率は低迷している。

    2)、各地方の古来文字は一般的に「庶民性」に欠け、古来文字を自由に使いこなす事が出来る人は知識層に偏る(メソポタミア文字、漢字)。

    3)、ベトナムの場合、中国との戦いで指導者層が殺された時期の歴史が残っていない、漢字を自由に使いこなしていたのは指導者層だけだったから。

    4)、日本古来(中国伝来)の漢字を元にして ひらがな を発明した、この事が識字率を高め、庶民の文化性を高めた。

    5)、グローバル化は英語の普及のみによって為されるものではなく ひらがな の ような発明もともなわれなければならない(私の意訳)。

    私達は日本の ひらがな がいかに優れた「発明」であるかを知ることが出来ます。

    私も、「話し言葉の音(おん)を各地方古来文字を元にして、日本の ひらがな に相当するような覚えやすく使いやすい文字を作り出す」

    ことの方が識字率向上・文化性向上に貢献するのではないかと思います。

    「カンボジアの現状を見る時、日本が平仮名という覚えやすい文字を発明した事の意義に気づく」

    に同感します。

    ▲▲先頭へ▲▲▲


    <2013年12月8日、記、特定秘密保護法 について>

    本日、特定秘密保護法 が成立しました。

    私は、どちらかというと「これで良かった」と思っています。家庭経営でも他人に知られたくない「秘密」があります、例えば誰と親しいか、財産の量、預金口座の状態、パスーワード、戸締りの方法などなど。

    国家経営でも外交・防衛に関する「秘密」があって当然です。

    問題意識の強い革新派政治家・ジャーナリスト・学者たちは大勢且つ大声で「反対!!」と叫んでいますが果たして一般民衆はどこまでこの法案に関心があるのかは疑問です。

    法案を決めたのは衆・参両院ですが、両院の議員を選んだのは一般民衆であり、その半数は選挙を「棄権」しています、すなわち、最近の国政選挙の投票率は 50% を下回っています。

    「反対!!」と叫んでいる人々はもちろん「棄権」していない人々ですが国民の意思を反映しては居ません。

    国民は政治的に堕落しています。この様な状況に於いてはどのような無謀な法案でも通る可能性があります(平和ボケ・衆愚政治)

    ごく一部の政治家が概念のはっきりしない法案を決め、ごく一部の革新派政治家・ジャーナリスト・学者たちが反対しても法案が決まり、一般民衆は「どうでもいい」と思っています。

    革新派政治家・ジャーナリスト・学者たちの最も大切な仕事は先鋭的に国政を批判する事ではなく「民意の質の向上」「投票率の向上」の仕事を行なうべきだったのです。これからは地道に本来の仕事をしてほしいと思います。


    <2014年1月10日、記、靖国神社に関する私の見解>

    1)、「戦死したら靖国神社で会おう!!、神社の桜を共にめでよう」と互いに言い合って、死んでいった若い軍人・兵士達は靖国神社信仰を持っていました。 国の命令に従って「国を守るために死んでいった者達」が寄り集まる所であると信じて死んで行きました、この人達の信仰は大切にしてあげねばなければなりません、私達はこの人達によって生かされて来たのですから。

    2)、私は、人間には「神」を意識する本能があると思っています、人間には「結婚式」や「葬式」に「花を」供える本能があるように。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    3)、どんな人間にも本能的にその人固有の「神」を持っています。自分は「無宗教である」と宣言している人でも「結婚式」や「葬式」に「花を」を供える人であれば自分の「神」を持っている事を公表した事になるのです。

    4)、哲学的には「神」は「存在の第1原因」とされています。個人が「存在の第1原因」に いのち を感じた時に「信仰」が芽生えます。

    5)、靖国神社に「存在の第1原因と いのち 」を感じ、靖国神社を信仰しつつ国を守るために死んでいった若者たちに何かお礼を言おうとする場合、靖国神社に出向き、その若者たちに向かって感謝の気持ちを表明(参拝)したいと思うのは本能です、あたかも先祖代々の墓地に出向き亡き祖父に向かって感謝の気持ちを表明するのと同じです。

    6)、靖国神社の判断を基に合祀された人でも「靖国神社信仰」を持っていなかった人もいます、その人達は靖国神社に来て「参拝」して欲しいとは思っていませんが、もしその人がその人なりの「信仰」を持って葬られている場所が分かるのならば、私達はそこへ出かけて行って「参拝」しなければなりません。

    7)、国の意向に従って戦争を指導し、「誤判断」のために内外の人々を「戦死」させてしまった人でも、「反省」の気持ちが認められるのならば、また、歴史の大きなうねりの中でのやむを得ない「誤判断」ならば本人の希望に従って靖国神社に祭られます。

    8)、「信仰」が政治駆け引き、外交駆け引きに利用されないよう政治家は未来志向の賢明な判断(政治と信仰の分離の原則に従った判断)の上「参拝」の形を決めてほしいと思います、公式行事として靖国参拝がとり行なわれたとしても全ての「国を守るために死んでいった者達」への「感謝」と「不戦の誓い」にはなりません(6、の場合の信仰は無視されてしまいます)、政治家は公職にある間は 靖国参拝 は神社へと出向くのでは無く、自宅で、靖国神社等の方向へと顔を向けてその人なりの「参拝」をするのが「国を守るために死んでいった者達」への感謝表明方法ではないでしょうか?


    <2014年4月22日、記、「自衛隊飛行禁止判決」 と 「再稼働を認めない判決」、毎日新聞記事、2014,4,22 「余禄」氏>

    二つの画期的判決 (私なりの要約)
    1)、大津事件は 100年前のロシア帝国極東南下政策に怯える日本の姿を思い起こすと同時に、現在のロシア連邦の「力=正義」で隣国(ウクライナ)を侵略する姿への深い理解につなげましょう。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    2)、ロシア連邦が今回取った措置は、国際司法を無視して「ロシア連邦の『国益』」を優先したものでした。司法が国益に負けたのです。100年前の日本は、これとは反対でした、すなわち 司法が国益に勝ったのです。当時の国際社会はこの日本の態度を高く評価し、日本の信頼を高めました。それに比し、100年たったにも関わらずロシア連邦は 国益優先・司法無視 の立場をとりました、これではロシア連邦の国際的信用は地に落ちた事になります。一言で言えば「ロシアは無法国家」。
    3)、本日2つの判決が出ました、いずれも前代未聞の判決です、「司法の独立」を国民に知らせました。 1つ目は、「神奈川県厚木基地での自衛隊機夜間飛行禁止」、2つ目は、「関西電力大飯原発(核力発電所)2基(3号機、4号機)の再稼働禁止」
    4)、1つ目の「神奈川県厚木基地での自衛隊機夜間飛行禁止」については、基地航空機の飛行禁止は全国初。住民の被害や不安に添った判決でした。
    5)、2つ目の関西電力大飯原発(核力発電所)2基の再稼働禁止」については住民の運転差し止め請求を全面的に認めた画期的判決。福1事故後、原発(核力発電所)差し止め訴訟での初判決でもある(初判決が住民側勝訴判決だった)
    6)、基地と原発(核力発電所)という「公益」を、法の正義という光の下で断じた「司法の独立」でした。平成時代の今は明治時代の「元勲」(伊藤博文のような)は居ませんので「元勲」と言われるような「権威者」に判決の意味を伝えて貰うのではなく、私達一人一人が自らこの判決の重みを理解しなければなりません。

    (註1、1つ目の判決事情): 

    ..........以下は「神奈川県厚木基地での自衛隊機夜間飛行禁止」にかかわる事情です..................................................................................................

    1)、横浜地裁での判決。夜間の自衛隊機の飛行禁止・騒音に賠償命令。しかし、米軍機の飛行差し止め請求については、「国が米国に使用を許可するという行政処分は存在せず国内法令にも規定は無い」
    2)、「騒音の大半は米軍機によるものであるが自衛隊機の騒音も自主規制しているにもかかわらず全く無いとは言えない」
    3)、睡眠妨害の被害は相当に深刻であると認める。
    4)、厚木基地の外にも、横田基地(東京都)、小松基地(石川県)岩国基地(山口県)で運行差し止め訴訟が起こされている。
    5)、国は、控訴する方針である。

    ..........以上は「神奈川県厚木基地での自衛隊機夜間飛行禁止」にかかわる事情でした..................................................................................................

    (註2、2つ目の判決事情): 
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    ・・・・・・・・・以下は「関西電力大飯原発(核力発電所)2基の再稼働禁止」にかかわる事情です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    1)、2014年5月21日に、福井地裁がこの再稼働禁止判決を出した。
    2)、大阪地裁と大阪高裁は住民らの大飯原発(核力発電所)2基の再稼働禁止仮処分申請は却下している、(2014年4月16日、大阪地裁仮処分決定、「合理性がある安全上の基準を満たしている」。2014年5月9日、大阪高裁仮処分決定「原子力規制委員会の判断がまだ出ていない」)
    3)、福井地裁の差し止め判決理由は、想定以上の地震の可能性有り、想定内の地震でも外部電源や給水機能が損なわれる恐れがある、事故後に放射性物質が敷地外に出るおそれがある、大飯原発(核力発電所)から250キロ圏内に居住する者に危険が及ぶ、半径250キロ圏と言えば、東は山梨県、西は広島県、南は高知県、北は石川県能登半島先端。
    4)、関西電力と地元住民は「想定外の判決」と受け止め、速やかに控訴すると言っている(追記、注 : 実際に控訴し、名古屋高裁金沢支部で審理されている(2015,4,15 現在))。
    5)、政府方針は、「原子力規制委員会の安全審査を経た原発は再稼働させる」(菅義偉官房長官)

    (後日、山田孝男氏は、毎日新聞、風知草、2014,5,26で)福井地裁の出した大飯原発(核力発電所)2基の再稼働禁止判決理由の中で次の文言を高く評価している。
    「当裁判所は、極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と、電気代の高い低いの問題等とを並べて論じるような議論に加わったり、その議論の当非を判断する事自体、法的には許されない事であると考えている」
    「このコストに関して国富の流出や喪失の議論があるが、原発停止で多額の貿易赤字が出るとしても(それは国富の流出などではなく)、豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富であり、これを取り戻すことができなくなることが国富の喪失である」

    ・・・・・・・・・以上は「関西電力大飯原発(核力発電所)2基の再稼働禁止」にかかわる事情でした・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    (私の見解)
    1)、米軍機が騒音規制の対象とならなかった事は片手落ち。日本政府はアメリカに対し行政処分権限を持つべきである、「共同防衛」体制は生活に密着した所から生まれ出るものであり、生活者が知らない間に世界規模の戦争に巻き込まれる「集団的自衛権行使」で生まれ出るものではない。これでは日米の「共同防衛」体制は名ばかりである。
    2)、福井地裁の差し止め判決理由の中に「半径250キロ圏内」が入っている事を高く評価します。半径250キロ圏と言えば福1事故の場合「神風」が北西から南東へと吹いたからこそ「東京都」は無事でいる事が出来ました。福1原発(核力発電所)の半径250キロといえば、東は三陸沖漁場、西は佐渡島、南は東京都、北は秋田県。

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    <2014年4月23日、記、「集団的自衛権行使で首相のついた『ウソ』は罪深い」、毎日新聞、2014,4,23 コラム、発信箱 「守ってあげる」 福本容子氏、森本は「ソマリア派兵」に言及、福本氏への批判>

    首相のウソ

    (私なりの要約)
    つい先日、安部首相は「母子の絵」を見せながら「集団的自衛権行使」の必要性をテレビで全国民に解説しました。このコラムは一刀両断に首相を切り捨てる論調ではなく実に分かりやすく首相のついたウソを暴いて見せてくれています。

    このテレビを見た多くの人は「ウソ」を見破ることは出来なかったでしょう。

    論者は、「憲法と戦争の論議で現実離れの「絵」を見せての説明は「罪深い」と結んでいます。


    1)、「赤ちゃんを抱いた日本人女性が、紛争国からアメリカの艦船でアメリカ人たちと逃げてくる途中、船が攻撃される」話は「ハリウッド映画のストーリー」と言っても良いほどに現実離れした「絵空事(えそらごと)」である。
    2)、日本国外務省の「安全マニュアル」には「高齢者、婦女子、病弱者等は、政府の退避勧告が出る前の段階で急ぎ民間機による帰国を!」と出ている。
    3)、アメリカ国務省の「危機時ガイド」には、「米国民でない友人や親せきをアメリカ政府のチャーター機や非民間の輸送手段に同乗させられると思わないで下さい、米国民の脱出も民間機使用が原則です」と出ている。
    4)、憲法と戦争の論議で現実離れの「絵」を見せての説明は「罪深い」

    (私の意見)
    「集団的自衛権行使」が「憲法9条」に関連させて論議されていますが、果たして私達「平和ぼけ」した人間たちに「論議」する資格があるのでしょうか?

    ソマリア沖への自衛隊派遣(2009年3月14日開始、2014年5月現在も続いています)
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    私達日本人は「国益を守るために自衛隊を使ってはならない」という「憲法9条」に違反する行為を既に2009年3月14日からズーッと本日現在に至るまで行なって来ています。

    「国際益」を守るためにアフガニスタン後方支援、イラク派兵、を行なった後にいつのまにか「国益(石油)」を守る事へと一線を越えてしまったまま5年間も来ている事に私達は気がついているのでしょうか? いまさら、「集団的自衛権行使」反対!! と叫んでも遅いのではないでしょうか?

    ソマリア沖への自衛隊派遣の是非を問う世論調査では 国民の63% が賛成しています、今回もし「集団的自衛権行使」是非が世論調査に掛けられたとしても、ソマリア派兵の既成事実と罪深い世論操作によって調査参加率は50%くらい、そのうちの 70% くらいの人が「賛成」するのでは。

    この状態を正すには「国民各位」の「歴史認識内面化を深める事」が真っ先に必要です。

    (私の福本氏への批判)
    現実離れの「絵」のような「あり得ない」「想定外」の国際紛争は、人類史を見れば、いくらでも起きています。
    赤ちゃんを抱いた日本人女性が、紛争国からアメリカの艦船でアメリカ人たちと逃げてくる途中、船が攻撃される」話は「あり得る」として法整備をしておく方が安心だと私は思います。



    <2014年4月28日、記、「(売春)の理想と現実」、毎日新聞、2014,4,28 コラム、発信箱 「理想と現実」 小倉孝保氏>

    売買春

    (私なりの要約)
    1)、スウェーデンは1999年、世界に先駆けて買春を禁止した。買う側を罰する政策は以後スウェーデン方式と呼ばれている。
    2)、ニュージーランドは2003年、売買春を合法化した。履歴書にも「売春婦」と書くことが出来る。カナダも合法化した。「売春婦の根絶」は不可能、合法化して女性に社会保障や医療、安全を提供する方が人権擁護につながる」と判断している。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私の意見)
    1)、「人類発生とともに存在し始めた最も古い商売」と呼ばれる「売買春」の合法化は人類進化を遅らせるのではないか? 人間は本能的に「理想」に向かうので「理想」に先ず光を当てなければならないと思います。
    2)、しかし、「不運な女性発生」は必ず起こるし、「被害女性救済」は絶対的に必要なので「法」によるこれら女性の発生防止・保護は必要だと思います。



    <2014年6月24日、記、東京都議会 「女性蔑視のやじと笑い声」、毎日新聞、2014,6,24 コラム、発信箱 夕刊編集部 小国綾子氏、>

    卑劣なやじ
    (私の意見)
    1)、東京都議会がこれほどまでに 劣化 しているとは思いませんでした。この状態は東京都民の道徳性を反映していると思います、道徳性の低下した東京都民がオリンピックを無事に実施出来るのでしょうか? 不安です。
    2)、一人は遅まきながら名乗り出ましたが、一人ではなく数名だったと思います。
    3)、数名に同調して 「笑った」 人物が大勢いた事が最も重要な点です。コラム氏は「味方が誰一人居ない心細さ」と表現しています。精神の荒廃した寒々とした議会の雰囲気を的確に指摘しています。
    4)、たった一人でもいいからこの 卑劣な議員 たちを睨みつけ、叱りつける議員が居て欲しかった。
    5)、日本人の美徳であった「正義感」「自覚したものが責任を取る」という「こころいき(信念)」は東京都からは消え去ったのでしょうか?
    6)、福1事故は未だにコントロールされておらず、これからまだ何が起こるか分かりません、国際競技場の設計すら「デザイン優先、崩壊の危険」が言われています。世界に向かって襟を正すために「東京オリンピック主催権返上」を宣言すべきではないでしょうか?



    <2014年9月4日、記、「朝日新聞社迷走」、著名ジャーナリストの批判するコラム(短文)掲載拒否、一転して掲載、毎日新聞、2014,9,4 無署名>

    見苦しい朝日新聞
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    (私なりの要約)
    1)、朝日新聞の連載執筆者であるジャーナリスト(時事情報解説者)の池上彰氏は朝日新聞の慰安婦検証記事(8/5 8/6)に付き「過ちをしたら謝罪すべきだ」と朝日新聞の報道姿勢を批判する記事を書いて朝日新聞社に送ったところこの記事の掲載を拒否された。
    2)、その後「載せます」と態度を一転させた。
    3)、池上氏は「一転して載せます」を了承したが今後の朝日新聞への連載執筆意思は未定。
    4)、朝日新聞社内部は混乱状態にあり、記者達の中には「恥ずかしく悲しい」「心底申し訳ない」とツイッターで述べる現場記者が多い。

    (私の意見)
    余りにも見苦しい、現場記者がかわいそうである、朝日新聞社はいつの時点で良心を失ったのかを改めて検証してから一旦解散し、名前を変えて新しい新聞社を起こすかまたは廃業し、現場記者達は他社に吸収されるのが良いと思います。



    <2014年9月19日、記、国民投票の結果スコットランド独立せず、国民投票の結果>

    【ロンドン=日本経済新聞 黄田和宏】2014/9/19 16:36 英北部スコットランドで18日実施した英国からの独立を問う住民投票で、反対票が全体の55%を占め、独立を否決した。投票結果を受けて、キャメロン首相は「全英国がより良く明るい将来に向けて一致団結するときだ。公約した権限移譲を進める」と述べた。  全32選挙区の最終集計の結果、有権者428万人のうち、84.6%が投票に参加した反対は200万票(55.25%)賛成は161万票(44.65%)だった。

    (私の感想)
    1)、4つの地域およびいくつかの海外領土からなるイギリスが分裂しなくてよかった。
    2)、投票率が高く接戦だった事は世界中の「独立を望む地方」特に1党独裁で広い国土と多民族を抱える中華人民共和国への影響は大きい。
    3)、イギリスは政治的に多種多様な経験産業革命の先駆国、過激な奴隷制を流行させた国、アヘン戦争等での帝国主義の元で『日の沈まない国』として世界に覇権を及ぼした国、第1次世界大戦の中心国、アメリカと組んで第2次世界大戦の根本原因を作った国、日本との戦争でアジアの植民地を次々と失った事をきっかけにして衰えて現在に至るをしているおかげで「国際社会を仕切る智恵」がある(2014,9,19 毎日新聞朝刊、金言。西川恵氏)と言われる存在なのでこの国が分裂したら世界の損害だった。今後のイギリスの動きが世界に及ぼす影響はきっとプラスと出る事でしょう。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    3)、「地方への権限移譲を進める」と言うイギリスの生み出す政治の傾向は日本の「地方への権限移譲政策を加速する」と言う好き影響も及ぼしてほしいと思います。

    (この国の特殊性メモ)
    1)、未だに政教分離が出来ていない、イギリス国教会(イギリス聖公会)の代表者はイギリス国王。
    2)、国の名称は「イギリス」の外に2つある、「UK(ユナイテッドキングダム)」、「グレート・ブリティン及び北アイルガンド連合王国」、後者が正式名称。
    3)、自分の事を「ブリティッシュ、又は、ブリティッシュピープル」と呼び「イギリス人(イングリッシュマン)」とは呼ばない。
    4)、未だに海外領土が沢山あり、人口の少ない小さな領土でも主権が侵された時は戦争で取り返す(例えば、フォークランド紛争(アルゼンチンとの領土戦1982年)ではイギリス王子も参加する戦争をした。)
    5)、スコットランドがイングランドに吸収(連合)されたのは1707年。17世紀終わりごろにはイングランドと競争して西インド諸島に近いパナマの植民地経営をしていたが現地のマラリア病に打ち勝つ事が出来ずに失敗し、国力を失いイングランドに吸収(連合)された。
    6)、日英同盟について、
    1902年成立1921年解消、日本とイギリスは「島国」と言う地勢上「海軍力重視」の点で共感し同盟を結び、日本はイギリスを助けた。イギリスは多くの植民地を持ちそれを管理するために日本の海軍力が必要だった。日本はイギリスの海軍技能を学ぶ必要があった。
    WW1では特に地中海でドイツと戦うイギリスを大いに助けた。
    アメリカは世界に覇権を及ぼす必要上イギリスを必要とし、アメリカは日本の強い海軍力を嫌悪していた。
    アメリカの希望に沿う形で日英同盟は解消された。アメリカとイギリスは共同してWW2を企画し成功はしたが、イギリスは日本との海戦によってアジアの植民地を守っていたほぼすべての戦艦を撃沈された。日本はイギリス海軍の実態を知り尽くしていたからです。

    以後、インドをはじめとするアジア諸地域は次々とイギリスから独立しました。当時「戦艦1隻があれば1つの植民地を支配する事が出来た」と言われていたからです。 >


    <2014年10月25日、記、「転機に立つマレーシア」プミプトラ(土着の子)政策が功を奏し繁栄しているが転機に来ている、毎日新聞 寄稿短文 大武健一郎>

    マレーシアの現状

    (私なりの要約)
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    1)、マレーシア政府は1970年代に、マレー系住民や企業を優遇する「プミプトラ(土着の子)政策」を導入、成功した。しかし、民間企業は活気があっても国有企業の変革のスピード派遅い。
    2)、技術者不足・単純労働者不足 の打破のためには高付加価値産業への転換が必要。
    3)、現在は、一人当たり国民総所得(GNI)はASEAN 10ヶ国の中で、シンガポール、ブルネイに続く第3位、失業率も約3%と低く経済優等生だが「人手不足」の転機に来ている。

    (註)
    ルックイースト政策
    日本の集団主義と勤労倫理を学べという、マレーシアの政策である。

    もともとは、1981年7月16日にマレーシアの第4代首相に就任したマハティールが同年の12月15日に提言した内容がそのように呼ばれるようになった(Wikipedia)。



    <2014年12月5日、記、「風力発電・メガソーラーやめて大間原発建設??」「甲状腺ガンは福1事故が原因ではない???」


    風力発電・メガソーラーやめて大間原発建設???
    甲状腺ガンは福1事故が原因ではない??? (私なりの要約)
    1)、福1事故から3年9カ月経って、「あれは大した事故では無かった」とする事故風化現象が見られる。
    2)、日本最大の電力卸会社Jパワー(電源開発促進法に基づく特殊法人として1952年、政府と電力9社の出資で発足)は世界最初のフルMOX核力発電所(原発)で、全ての炉心にMOX燃料を使う点に「核エネルギー新規開発」の意欲をうかがう事が出来る。

    (註 :)モックス燃料はウランだけの燃料の場合よりも制御棒の利きが悪くなる。国内でも九州電力限界原発3号機(佐賀県)は最大でも炉心の1/3に制限されている。日本で溜まっている45トンのプルトニウムは燃やす事を条件に貯蔵が認められているが、”もんじゅ” が動かないので大間のようなプルサーマル炉で燃やす以外に方法は無い。  

    3)、世界初という事は、「大規模実験」の意味を含むので「炉心熔融の危険」と隣り合わせです。
    4)、対岸の函館市は危機感を持っているが地元の大間町には危機感はほとんど無く、工事再開を待ち望む人の方が多い。
    5)、JパワーはフルMOX核力発電所(原発)には熱心だが風力発電やメガソーラー発電には消極的。
    6)、風力発電については、一年中強い風が吹く下北半島は適地のはずだが「送電線の容量不足」を理由にしている、やる気が無いという事である。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    7)、メガソーラー発電も中止。
    8)、福1事故後の甲状腺ガンの発生率は異常に高い(通常の200倍)
    9)、福1事故が原因であると考えるのが常識であるにも関わらず政府は資料も示さず「関係ない」と言うばかりである。
    10)、見え透いたウソで国民を安心させようとしている、「あれは大した事故では無かった」と。

    (私の意見)
    1)、核エネルギー利用の本質について自覚している私達は従来のやり方(抗議活動、裁判等)を変えなければ民意の底上げは出来ません。
    2)、私は次の通りの作戦に変更する事を提案します。
    (1)、用語の変更、「原子力」→「核力」、その理由は「相手の使う用語を使っていては気分が事故前と同じ」だから。相手は気分的には「危機感が無い」、私達は気分的に「危機感がある」。
    相手を私達の土俵に引きずり込む事が大切。日常会話の中で「原子力は間違いで核力が正しいんだよね」と囁き合っていればいずれは「溶岩はおかしい、熔岩が正しいんだよね、だって ようがん はものずごく熱くて海に流れ込むと水蒸気の柱が立つんだよね」。一般的国民の向かおうとしている「危機感が無い」を押しとどめる事が出来ると思います。
    (2)、地道な実践、例えば、「保養事業」はどんな批判があろうと続けること。子供たちが大人になった時に社会が変化する事を確信して。
    (3)、電力は「自分で作って自分で使う」と言う当たり前のことを実践する事、やがて本当に当たり前になる日が来ることを確信して。



    <2014年12月10日、記、「信頼される国民は?」 >

    近隣国同士の信頼度はどこも低い
    近隣国は互いに信頼しない?
    (私なりの要約)
    1)、日本人は世界で最も信頼されている国民
    2)、日本→アメリカ→ドイツ→カナダ
    3)、「日本人を最も信頼する」国民の度合で高いのは、タイ国33%、インドネシア国26.5%、サウジアラビア国26.3%、イラン国26.1%、トルコ国22.5%、
    4)、「日本人を最も信頼する」国民の度合で低いのは、中華人民共和国3.3%、韓国2.6%
    5)、近隣国同士は信頼度が低い、その例は、フランス人を信頼するイギリス人は0.7%、イタリア人を信頼するドイツ人は0.9%、アメリカ人を信頼するカナダ人は0.8%


    <2014年12月13日、記、米海軍がレーザー兵器初運用 >

    米海軍がレーザー兵器初運用。
    レーザー兵器初運用
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    1)、通常のミサイルは1発の発射に要する費用は数万ドルかかるが、レーザー兵器は1発1ドルにも満たない
    2)、米海軍はペルシャ湾でレーザー兵器の運用を開始した(最近、イスラム国と称するイラク独裁者フセインの残党部隊が支配する中東地域が線状に拡大、それへの空爆にアメリカが参加中) 。
    3)、「戦い方を変える」と言われる最新兵器。
    4)、隊員がモニター画面上で目標物を追い、目標にレーザーを照射し、一瞬で破壊する。



    <2014年12月14日、記、無効票投函のすすめ

    この人の発想は非凡で、独創性があり、興味深いです、選挙の質を高めるには、
    無効票投函のすすめ 1票の格差を裁判で決着させると言う「外面的体裁」を整える事も重要ですが、

    同時に「各自の内面を質的に充実させる」すなわち、

    投票はするが、適当な人物が居ないので故意に無効票となるような文字を投票用紙に記入して投函する

    事の方が賢明ではないでしょうか?



    <2014年12月23日、記、米・キューバは国交正常化へ、毎日新聞、経済観測、田中直毅氏>

    原油価格急落が直接の引き金、ベネズエラの原油に依存していたキューバがアメリカと互角に渡り合えなくなった。
    米・キューバ国交正常化へ

    (私なりの要約)
    1)、この所の原油価格急落がキューバに経済支援を続けて来たベネズエラを痛めつけた事が直接のきっかけ。
    2)、ベネズエラの社会不安は国家体制の危機をもたらしている、貧困率は2年前の25%→32%、インフレ率は60%超。
    3)、アメリカ本土のキューバ人の政治資金にも悪影響。
    4)、両国間にカナダ政府が入って外交的な詰めが行なわれ、約半世紀ぶりに「米国の弱小国イジメ」に終止符が打たれる見込。


    (私の意見)
    1)、原油(石油)は国の命運を左右するほどに重油な物質である事がオリンピック(五輪)と関連させた論説からも分かります
    ▲▲先頭へ▲▲▲


    <2014年12月24日、記、ニカラグアに超巨大運河、中国系企業、パナマしのぐ規模、毎日新聞、石原聖氏>

    中華人民共和国が戦略的に米国の裏庭に手を伸ばした。米国がキューバに急接近した遠因の一つ。 ニカラグアに超巨大運河



    <2015年3月10日、記、東京大空襲は一般市民への空爆虐殺だが、アメリカも「戦争犯罪行為」と認識していた、下町に疎開先から子供たちが集まる日に合わせて空爆を行なった 毎日新聞 余禄>

    東京大空襲

    (私なりの要約)

    1)、1945年3月10日、東京大空襲は「東京下町」を砂漠に再現させた予行実験を元に、木造建築物密集地に子供達が集まる日に狙いをつけて焼夷弾投下によって行なわれた。
    2)、アメリカも「戦争犯罪行為」と認識していた。
    3)、一夜にして10万人が死んだ。
    4)、この空襲以後、都市への焼夷弾空爆は日本全国各地に広がっていった。



    <2015年3月28日、記、ベトナムには「平和のインフラ」が先ず必要、大武健一郎氏 経済観測 毎日新聞>

    ベトナムにはまず平和のインフラが必要 (私なりの要約)

    1)、日本の江戸時代、「玉川上水」のような「平和の・日常生活の」インフラよりも政治的に目立つインフラ(「地下鉄」「新幹線」)の整備を欲しているがこれは順序が逆である
    2)、長い間戦争に明けくれたベトナムにとって踏み荒らされた庶民の生活を支える生活鉄道が必要だが未だ単線で1日3本くらい、線路には露天商が店を出す。
    3)、日本のODA援助も派手な政治的インフラ建設に使われている、コクサイセンターミナル、ニャッタン橋
    4)、雨水生活、下水無しの生活が今のベトナム。
    5)、道路にはバイクや自動車がひしめきあっている




    <2015年3月28日、記、歴史的事実の国民的共有論の怪 毎日新聞 メディア 京都大学社会学 伊藤公雄>

    歴史的事実の国民的共有論の怪
    (私なりの要約)

    1)、現在、満州事変以後のアジア太平洋戦争の像を巡り奇妙な状況が生じている
    2)、99%の歴史研究者が認める研究成果と、一般の「あの戦争」のメージが大きくかい離している
    3)、慰安婦を巡っても歴史学的にも日本の司法レベルでも「強制性はあった」で決着しているにもかかわらず、一般世論は明らかに「強制性はなかった」という方向に大きく傾いている
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私の意見)
    1)、満州事変以後のアジア太平洋戦争の像はほとんどの一般人は「自衛的侵略」と認めています、安部首相が言いたいのは、日本がした戦争は全て基本的に「自衛」のためでありアメリカのような世界に覇を唱えようとする侵略戦争では無いという事だと思います。
    2)、歴史研究者は重箱の隅をつつくような末梢的研究で結論を出すから一般とは違う結論に至るのだと思います。歴史は先ず人類史と言う大局的な観点に立ってから研究を深めるべきです。大きな広い世界から日本のした戦争を見るならば「窮鼠猫を噛む(追いつめられたネズミが猫に反撃した)」で、この感覚は一般的であり研究者が言うような「覇権侵略」ではないという方向で一致しています。
    3)、慰安婦については、根本原因に「朝鮮民族の南北対立」があり、日本はその内紛に巻き込まれ、日本は「やつあたり」され続けて来たと言うのが事の真相です。個々の「判決文」で歴史を「解決済み」とする狭い学問は今後は通用しないと思います。
    4)、慰安婦の強制性につては戦争中だったのですから当然あったでしょう、しかし、重大なのは、国際社会が慰安婦をナチスドイツのユダヤ人強制連行・性奴隷と同じだったと誤認する危険性です。京都大学の教授たる者がこの点を見落とした論評するとは学者も質が落ちたものだと感じます。
    5)、京都大学の教授が「事実」の共有化を課題に取り上げるのならば朝鮮民族に向かって「いい加減に内戦はやめよ!!」を叱りつける論調を展開した後に我々一般人に「共有」を語るべきではないでしょうか?
    6)、歴史認識について屁理屈の展開や「言葉あそび」をしないでほしい。



    <2015年4月18日、記、ベトナム社会とわいろ 毎日新聞 経済観測 大武健一郎>

    ベトナム人はタダでおカネや物をもらう事をとても嫌がる (私なりの要約)
    1)、ベトナムには未だ「ボランティア」が根付いていない
    2)、ベトナム人はタダでおカネや物をもらう事をとても嫌がる
    3)、もらえば必ず「お返し」をせねばならないと思っている
    4)、公的な事業をしてもらった場合でも「お返し」の金銭が必要であると考えられているらしい
    5)、タダでお金や物をあげるのは、下心があるにちがいないとの警戒心が働くようである
    6)、家族の中では「お金無しの 好意 のやりとり」はあるが一般社会「ギブアンドテイク」で成り立つと考えられている
    7)、賄賂(わいろ)は社会発展の障害となっている



    <2015年6月4日、記、「食べ物に毛虫!」とネットに書いた人が批難される社会 毎日新聞 街角から 春日孝之記者>

    食べ物に毛虫!
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私なりの要約)
    1)、ミャンマーの有名なレストランのヌードルスープに「毛虫」が入っていた事をインターネットで書いた人が居た。
    2)、そのレストランは「謝罪」をネット(フェイスブック)に掲載した。
    3)、この事件はフェイスブック上で話題となり多くの書き込みがなされた。
    4)、文明先進国ならばこういう場合、レストランへに批難が殺到するでしょう(最近、マクドナルドは異物混入批判事件で大損害を受けた)、しかし、フェイスブック書き込みの論調は「たかがそれくらいのことで大げさな!!」だった。
    5)、食べ物に無視が混入していたぐらいで怒っていたら、この国では生活できない、大病院の手術室にハエや蚊が飛び回っているのが実情なのだから。
    6)、ミャンマーで、「食べ物に毛虫の混入はけしからん!!」となる日はまだ先のようだ。


    <2015年7月11日、記、「国産木材の活用を!」 毎日新聞 経済観測 大武健一郎氏>

    国産木材の活用を!

    (私なりの要約)
    1)、日本の木造住宅で生活したことのあるベトナム人は、日本の住宅は素晴らしいと言う。
    2)、湿度の高い国々では木材住宅か適しており、日本の木材建築技術の輸出もあり得る。
    3)、木材その物の輸出もあり得る、作今の円安によって国産材の価格は輸入外材よりも安くなった。物流体制が整えば経済的に成り立つ。
    4)、1960年代の拡大造林のおかげで日本の山林には伐採期が到来した人工林が十分に育っている。
    5)、日本は資源の無い国と言われるが国産材を活用すべき時が来ている
    6)、国産材という資源の活用を今後図って行くことが求められる

    (私の意見)
    全く同感です



    <2015年8月1日、記、「カンボジアの人材育成」 毎日新聞 経済観測 大武健一郎氏>

    カンボジアの人材育成

    (私なりの要約)
    1)、日本企業の進出と日本への研修生が増えているため次第に日本語の学習熱が高まっている。
    2)、国として教育に熱心になりつつある。
    3)、良質な人材は国の経済発展には欠かせない。
    4)、問題点は次の通りである、小中学校の教員の給与が民間における最低賃金よりも低いので先生のなり手が無い、先生自身も読み書きが十分にできない人がいる事。



    <2015年9月9日、記、「デジタル時代にそぐわない経済統計」、毎日新聞 経済観測 稲葉延雄氏 毎日新聞>


    ▲▲先頭へ▲▲▲ スマホと経済統計

    (私なりの要約)
    1)、コンピューターがもたらす豊かさ(国の富)は経済統計には反映されていない。
    2)、このデジタル国富がGDP(実質国内総生産)数値に計上されなければならない。今の統計数値は正確に「富」を表していない。
    3)、製品の価値評価を市場価格で評価し続けている事態を卒業してゆかねばならない。
    4)、要するに、品質向上による価値の増価を統計作成に適切に反映させねばならない。官民挙げてこのことの実現を急がねばならない。

    (私の意見)
    1)、論者は「スマホ」の便利さを全面的に肯定されていますが、私は「スマホ」には危険要素が大きいので入れたくありません。デジタル化を経済上肯定的にとらえるのは、32ビットコンピューターと携帯電話とタブレット端末の段階での「デジタル化凍結」が必要で、その段階で品質向上による価値の増価を統計作成に適切に反映させる事が良いと思います。
    2)、理由は、止め処の無い民事デジタル技術革新は単に「軍事技術デジタル化の反映」にすぎないからです。
    スーパーコンピューターがとめどなく発達する理由は「軍事的安全保障」のためですが、人類は今、軍縮に向かおうとしていますので、「スーパーコンピューターの開発凍結」に合わせて民事の分野でも「スマホ直前で凍結」に持っていくべきだと思います。



    <2015年10月10日、記、「将来を見据えられない若者たち」 毎日新聞 経済観測 大武健一郎氏>


    将来を見据えられない若者たち

    (私なりの要約)
    1)、カンボジアでもベトナムでも「その日に必要な金を稼げばよい」との風習がある
    2)、3年以上先のことは戦争が起きるかもしれないし、何があるかわからない。だから大切なのは「今」だけ。
    3)、日本にもこの風習が広まり始めている、かつては、「先憂後楽」という風習があり、人々は「今」よりも「将来」を重んじていた のに残念である。
    4)、日本の学生も「将来」の幸せよりも「今」すなわち目先の損得を重視しているのではないか?
    5)、学生の多くは就職時の給料や休日取得などを第1に考えて勤め先を選ぶ。
    6)、日本でも、将来に夢を抱けず、努力しても報われないと考える人が増えているように思われ、残念である。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私の意見)
    1)、右肩上がりの経済成長が失われて(1990頃)から久しい、この頃に生まれた育った子供たちが今就職しようとしている、経済に活気のない状況下で育っている。
    2)、経済に活気を取り戻すには、再び、「自然破壊」や「人間破壊」をせねばならない。
    3)、日本の職人風習として伝統的に、「宵越しの金は持たない」がありました、カンボジアやベトナムの「大切なのは『今』だけ」とよく似ていると思います。
    4)、私は、「自然破壊」や「人間破壊」をせずに生きてゆく知恵の一つとして、若者たちの風習を「是とする(良いとする)」必要があり、大人たちは、平和な社会を3年以上保つ義務があると思います、皆様はいかがでしょうか?

    <2015年10月29日、毎日新聞、オピニオン、武器貿易条約(ATT)の経緯と日本の動き>

    武器貿易円グラフ
    1)、武器貿易条約(ATT)の経緯と日本の動き
     (1)、2013,4 国連総会でATT採択
     (2)、2013,6 日本がATTに署名
     (3)、2014,4 日本が「防衛装備移転3原則」を閣議決定
     (4)、2014,5 日本がATT締結
     (5)、2014,12 ATT発効
     (6)、2015,8 メキシコでATTのだい1回締結国会議
     (7)、2015,9 日本経団連が「防衛産業政策の実行に向けた提言」を発表
     (8)、日本、2015,10,1 防衛装備庁が発足

    2)、2010-14 年の世界の武器取引の国別シェア円グラフ
     (1)、輸出は、アメリカ31%、ロシア27%、中国7%、ドイツ5%、フランス5%、イギリス4%、スペイン3%、その他25%
     (2)、輸入は、インド15%、サウジアラビア5%、中国5%、アラブ首長国連合4%、パキスタン4%オーストラリア4%、トルコ3%、その他60%

    ★註 : 日本は2015年現在では 輸入 に於いて 「その他」 に入っていますが今後は 輸入国 として記載されるでしょう。

    ▲▲先頭へ▲▲▲

    <2016年3月4日、記、「技術力を過信してはならない(高浜4号連続事故、投書)」 毎日新聞>


    高浜4号

    (私なりの要約)
    1)、40年の老朽原発再稼働には政治力が働いている。原発(核力発電所)は中止すべきだ。

    (私の意見)
    1)、原発(核力発電所)中止という意見は日本人なら誰でもが心の底に抱いていると思います。なぜ「中止」が出来ないのか? 投書氏は政治力のせいにしておられます。同感です。

    2)、日本では「政治力」が「経済的理由」を好むので、「中止」を正論として認めながらも、福一事故後5年が経っても「継続」されるのだと思います。

    3)、「中止」という言葉から私が連想するのは「中絶(人工妊娠中絶)」です。Wikipedia によれば、終戦直後(1955)の「中絶」数は 117万件あったそうです。この数を激減させたのは「家族計画国民運動」でした。しかし、母体保護法(1996)成立後も「中絶」は「経済的理由」を根拠にして「継続」され、豊かになったはずの 2000年でも 34万件あります。

    4)、原発(核力発電所)を「継続」する政治力は「経済的理由」です。これを理由にする限りいつまでたっても原発(核力発電所)は「継続」されると思います。

    5)、ではどうすればよいのか?私は「中絶」を激減させた「家族計画国民運動」に相当する「国民運動」が必要だと思います。

    それは「再生可能エネルギー発電開発運動」です。 日本国は「再生可能エネルギー発電開発」に国の命運をかけるべきだと思います。困難と戦い「技術力」の全てを注いで開発するのです、「再生可能エネルギー発電」開発に注がれる技術力は投書氏のいう「技術力」とは「質」が違うのです。

    なぜならば、その「技術」は「既成技術」だからです。「既成技術」は「高レベル核廃棄物」を生み出しませんし、使いこなせば、安心・安全 を確保しながら作業が出来ます。
    施設が天変地異による破壊を被っても「施設を再生」出来ます、これは日本特有の再生力で、古来日本人は「火山噴火」「地震」による「施設破壊・人命喪失」と立ち向かい、獲得した再生力なのです。
    ===============
    (書き洩らした記録を掘り起したもの)

    ▲▲先頭へ▲▲▲
    広報 あいこうか(滋賀県甲賀市広報誌) 、平成22年(2010)6月1日号、「元気なまちかど」特集に、「庭先でモロコを養殖」という表題で、私のホンモロコ養殖の様子が紹介されました)2016,8,29 記


    ===============



    <2016年9月3日、記、「東南アジアの高所得層」労働人口が増え豊かになって来た 毎日新聞 経済観測 大武健一郎氏>



    (私なりの要約)
    1)、ホーチミン市では1杯¥750の旭川ラーメンが飛ぶように売れている、プノンペンでは1杯¥250のコーヒー店には多くの学生が入り、無線LANを楽しんでいる、それらの店の横を高級車が走っている。
    2)、東南アジアではどこの国でも高所得で豊かな生活をする人が増えている。
    3)、10年前に比べると今の学生は豊かになり、女性はきれいな服を着ており、化粧もするようになった。
    4)、日本では社会に活気をもたらした「団塊の世代」は現在では「年金生活者」となり、それにとってかわるだけの労働人口は無く、年々労働人口は減っている(毎年100万人減)
    5)、今後の日本はASEAN 諸国と共栄する事が望まれる。

    註 : 「団塊の世代」が引き起こす社会現象としての後期高齢者増加現象についてはここにも載せました。 

    (私の意見)
    1)、今後、日本企業の東南アジア進出が望ましい。



    <2016年9月24日、記、「原発事故の避難は困難 毎日新聞 オピニオン、松岡 彰氏(65歳)>




    (私なりの要約)
    1)、先日、四国電の伊方原発で避難訓練があったが天候の悪化で船の使用が中止された。

    2)、地震や津波が加わると非難は不可能になる。避難が出来なければじっと被曝を待つのみである。

    3)、自然災害と違って、核力発電所(原発)事故は予測困難であるため避難訓練は無駄なことである。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私の意見)

    1)、事故発生確率で核力発電所(原発)の安全度を語ることは出来ない。発生確率は極めて低いとされていても今の瞬間に確率200万分の1の事故が発生するかもしれません。

    2)、隕石の衝突の可能性は現実的で、2013年の、 ロシア、チェリアビンスクでの隕石落下は日本で、明日起きるかもしれません。



    <2016年10月3日、記、トモダチのために、放射性物質プルーム(煙)の中助けてくれた米兵が」、今、後遺症で苦しんでいる、助けてあげなければ。毎日新聞、風知草、山田孝男解説委員>




    (私なりの要約と意見)
    1)、東日本大震災の直後、福島沖へ急派され、救援活動にあたった米空母「ロナルド・レーガン」と随伴艦の兵士400人超が体調を訴え、白血病などで死者も出ている
    2)、空母艦隊は2011年3月13日から17日にかけて断続的に放射性プルーム(放射性物質を含む煙霧)の中で活動をつづけた
    3)、元兵士たちは米政府に訴えた、「医療費補助」などで助けてくれと。
    4)、この時、日本政府の助言者は「被曝は米軍の責任であり日本政府の責任はない」と非常識な発言をした。
    5)、義侠心に富む 小泉純一郎元首相は細川もりひろ元首相らと救援の募金を開始、有名建築家安藤忠雄氏が強力に応援し来春迄に 1億円 を集める。
    6)、小泉氏は日本記者団に批判された次の通りに、「科学的な根拠を示さず、放射線被害をいうのは無責任ではないか」と。
    7)、これに対し、小泉氏は次の通りに答えた、「現に苦しんでいる米兵が居る。支援するのが私の常識だ」と
    8)、さて、皆さんは 記者と小泉氏とどちらを 応援しますか?
    9)、私は、「被曝は米軍の責任」と言い放った日本政府助言者の社会感覚の異常性を無気味であると感じます、また、このことを異様である感じないで「科学的であるか否か」のみにとらわれている日本の 記者 の社会感覚麻痺を無気味と感じます。



    <2016年10月29日、記、「スーチー氏来日を歓迎」ミャンマーは国政に日本を重んじている 毎日新聞 経済観測 大武健一郎氏>


    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (私なりの要約)
    1)、スーチー氏は選挙で軍事政権から政権を奪って顧問となってから、現実路線で軍部との対立を避けつつミャンマーを発展させている。
    2)、ヤンゴン(首都ではないが経済的に最大都市、首都は軍事都市のネピドー)では長期にわたる経済制裁の影響が残っている。
    3)、スーチーの父親は先の大戦で一時親日路線を敷いていた、東京大空襲で日本の劣勢を知り、日本から離れたが今では親日度が回復している。
    4)、50人以上もの日本人専門スタッフがすでにミャンマー政府の手伝いを始めている。
    5)、ヤンゴン管区大臣は、ミャンマーの経済支援は日本にやってほしいと言っている。



    <2016年12月15日、記、「ミャンマー人気質」は本人と似ている 毎日新聞 経済観測 宮本雄二氏>



    (私なりの要約)
    1)、ミャンマー人は日本人に似ている気がしてならない。
    2)、ミャンマー語の文法は日本語に近いのでミャンマー人の日本語の上達は早いという気がする。
    3)、欠点も似ている、国際舞台で遠慮し勝ちである、上手に自分の立場を主張することが不得手でありついつい黙り込んでしまう点で似ている。
    4)、アウンサンスーチー氏は有能で国軍との関係を上手に処理した。外に向かっても上手に自国の立場を説明してバランスのとれた外交を心がけているように見える。
    5)、日本人と 「馬があう」 ミャンマー人たちを励ましたい。



    <2017年3月31日、記、「赤字1兆円を計上する東芝」多くの難題が待ち受ける 毎日新聞社説>




    (私なりの要約)
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    1)、巨大企業 東芝 が経営危機に陥っている、赤字は1兆円を超えている。
    2)、原因は買収経営していたアメリカの原発会社(核力発電会社) WH社(ウエスチングハウス社)の破産の底が知れないこと、東芝は WH の陥っている経営不振の実態に気が付かなかった、気づいたときには想定の2倍に膨れ上がっていた。
    3)、東芝はとりあえず、半導体事業の切り売りと WH 株売却で一時的に危機をしのいだがこれで解決したわけではない。
    4)、東芝はこれまで、半導体事業(フラッシュメモリーなど)と原発(核力発電)事業の2本立てで利益を上げてきた。現在の危機克服に失敗すると本業の半導体事業(フラッシュメモリーなど)まで手放すことになりかねない(東芝という会社の消滅)。
    5)、原発(核力発電)会社 WH の売却は赤字額と経営の質に問題があるため、買い手が無い。
    6)、東芝再建のためには本業の半導体事業(フラッシュメモリーなど)事業を2兆円前後の価格で売らねばならないが買う企業の見当がつかない。
    7)、フラッシュメモリーは軍事転用が容易なため政治問題が発生する恐れもあるので売りにくい。

    (私の意見)
    (a)、「核力利用」は「軍事産業」の牽引力が必要、「核の軍事利用」の占める割合は極めて大きく「核の平和利用」の占める割合はごく小さい、アメリカは核の軍事利用を進め続け、その間に平和利用技術も向上させてきた。日本には「核の軍事利用」の文化は無いので「核の平和利用」は進歩してこなかった。
    (b)、 WH 社を買収した時の技術水準は「中古状態」だったと思われる。「中古状態」の原発技術(核力発電技術)を東芝から買う会社は無いと思います。
    (c)、今後どうするかについてですが、「核の平和利用(核力発電=原発)」からの完全撤退。これだけは何が何でも実現せねばズルズルといつまでもアメリカが日本を食い物にするでしょう。
    (d)、東芝の特徴である「新技術の発明力」を発揮して、人類の想像力を超えるような生活密着分野での発明、例えばかつてソニーがトランジスタラジオを発明し世界の市場を独占したような発明をすることからやりなおす必要があると思います。

    ▲▲先頭へ▲▲▲


    <2017年4月24日、記、「共謀罪 わかる?、」 、毎日新聞 風知草、山田孝男>




    (私なりの要約)
    1)、この法案は名称が数種類あります。(1)、「組織犯罪処罰法改正案」  (2)、俗称「共謀罪」 (3)、公称「テロ等準備罪」

    2)、2003年以来3度国会で審議されたが「戦前回帰(治安維持法に似ている)」「思想を処罰する政府方針」との批判を受けて廃案とされてきた。

    3)、この法案は、日本国内法という印象をマスコミは広げているが実は国際的な差し迫った必要に応じるために成立させねばならない法案である。

    4)、2000年に国連で採択された「国際組織犯罪防止条約(パレルモ条約)」はすでに日本でも2003年に批准済(国会で承認済)

    5)、ではなぜもめるのか? それは日本の刑法には「参加」を罰するという考え方が無いから。「参加」を国内法で新たに罰して良いか否かを論議したことが無いのでもめているのです。

    6)、思想の自由に保障されて集会に「参加」 している人々が逮捕されないようにするにはどうするかに焦点を絞れば議論が進むのにも関わらず、マスコミは「法務大臣」の資質を問題として盛んに報道するために問題の核心が見えなくなっています。国民はこの法案を 「分かる?」 と疑問に思っています。

    7)、パレルモ条約には北朝鮮も含む187の国・地域が参加、未締結国は日本を含む11ヵ国。組織的な犯罪集団への「参加」や「共謀」「資金洗浄」を罰するというのが条約の基本的な考え方。「共謀」と「参加」の概念整理をする段階でもめているのだと思います。

    8)、外務省は 「参加」 の概念整理をするためには「新法」が必要と判断しています。この判断は民主党政権の時の判断と同じです。


    (私の意見)
    (a)、最近のマスコミは朝日新聞誤報道が象徴しているように 「政府の欠点を強調して国民の不安をあおる」「ニュース性を最重要視し、真実を報道する を2の次にする」 姿勢が不愉快です。

    追記 : この法案(「組織犯罪処罰法改正案」)は、2017年6月15日、成立しました。

    <2017年4月11日、記、「共謀罪、乱用の恐れは払拭されたと思う」 、桜井よしこ氏 聞き手 : 森本英彦、毎日新聞>

    註 : 4月20日現在では、公称法案名が 「テロ等準備罪」法案 に変更されています。
    ▲▲先頭へ▲▲▲


    (私なりの要約)

    1)、今国会で論議されている共謀罪法案(テロ等準備罪法案)は成立の時期が来た。
    2)、対象犯罪を277に絞り込んで武器購入や下見など条件付けが適切であり、法の乱用の恐れはない。

    3)、戦前の 治安維持法 を引き合いに出して反対する人は自分の知識をひけらかしているに過ぎない。
    4)、十数年前に比し、地球規模で、テロの脅威が増している、国家規模でテロを行う恐れのある国まで発生している。

    5)、187の国・地域が連結している国際組織犯罪防止条約に日本も加わるべきだ。


    (私の意見)

    (a)、この意見に全面的に賛成します。

    追記 : この法案(「組織犯罪処罰法改正案」)は、2017年6月15日、成立しました。


    <2017年4月15日、記、「諫早湾堤防閉め切り20年」 、クローズアップ現代、毎日新聞、中尾 池田 加藤 平川 記者毎日新聞>


    (私なりの要約)
    1)、1952年頃からに日本各地各地で食糧難克服のために浅瀬を埋め立て農地とする構想が実施された、滋賀県では 大中の湖(だいなかのこ)、諫早では1970年ごろから事業目的が変質し「企業誘致」構想が現れた。1980年代に入ると再び事業目的の変質があり、災害防止構想が現れた。結局災害防止構想が勝ち、1997年には南北二つの通水柵が閉鎖され、さらに2007年には 堤防が道路とされた。
    2)、1997年には南北二つの通水柵が閉鎖された時の様子は 「ギロチン」 と呼ばれ、鉄板が水しぶきを立てて連続的に落下した。
    3)、猟師と農家の対立は立派な横断道路の印象とは正反対の醜い対立状態にある。
    4)、司法判断も、地裁と高裁が正反対の判断を出し、混迷が深まっている。

    <2017年6月13日、記、「豊島(テシマ)の産廃 処理完了 13年9ヵ月で 91万トンを無害化」 、毎日新聞、植松晃一記者>



    (私なりの要約)

    1)、香川県土庄町(トノショウ、瀬戸内海の小島)豊島(テシマ)に不法投棄されていた産業廃棄物中間処理が12日に完了、汚染土壌1万3千トンを含む91万トンの産廃類の無害化作業が終わった。

    2)、直島にある 熔融炉 でスラグ化してきた、スラグは今後セメントやコンクリートの原料とされる。

    3)、豊島(テシマ)への不法投棄は、香川県が 1978年に業者に産廃処理業を許可したことで始まった。90年の兵庫県警の指摘でストップ。

    4)、想定を超える種類や量の産廃が見つかったため処理作業完了は4年も遅れた。

    5)、今後は豊島(テシマ)での汚染地下水の浄化などが続く。

    ▲▲先頭へ▲▲▲

    <2017年10月14日、記、太地町の捕鯨を巡るドキュメンタリー映画監督、佐々木芽生(めぐみ)さんが 「おクジラさま 二つの正義の物語」 を完成させた、毎日新聞、(文)村瀬優子 (写真)菅和美>




    (私なりの要約)
    1)、映画の題名は 「おクジラさま 二つの正義の物語」 
    2)、動機は次の通り、すなわち、2010年にアカデミー賞を受賞した米国映画 「ザ・コーヴ」 は 「日本の猟師への理解に欠けている」 と感じたから。
    3)、太地町に押し寄せた外国人活動家は猟師を 「殺し屋」 とののしり、 「いくら払えばイルカを開放するのか」 と猟師に迫った。(日本の猟師はののしり返す事はしなかった、一方的な 正義 のおしつけ)
    4)、外国人の中には良識のある人間も居て、こう言った、すなわち、
    「絶滅の危機にあるのはイルカではなく、こうした小さな町」と。「欧米の価値観(正義感)と相入れない、ローカルな文化や伝統が押しつぶされている。太地の出来事は世界の縮図」と。 
    5)、異なる価値観を持ちながら、共にある事の大切さを伝えたい。

    (私の意見)
    (A)、私は、ユーゴスラビア・ボスニア紛争で 「民族浄化」 行為が行われたことを思い出しました。 
    (B)、 「民族浄化」 とは、自分たちの地域に住む 自分達と相いれない宗教や習慣を持つ他民族の絶滅を目的とした行為です。
    (C)、かつてナチスドイツのヒトラーが、ユダヤ人とスラブ人の絶滅政策を実行に移した事も思い出しました。ヨーロッパ人はなぜこういう極端な 「他者を無視する行為」 をすることが出来るのかを追究し、その原因を明らかにしなければなりません、私の知る限りでは、こういう人達の中に、多くの知識人(医者や弁護士や教育者等)が存在しているとのことです。この映画が 「原因究明」 のキッカケとなるよう期待しています。この映画を私も見られるようになったら自分のホームページで紹介したいと思います。
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    <2018年1月11日、記、「原発ゼロ法案」 小泉元首相ら 超党派提案目指す」 毎日新聞、>

    (私なりの要約)
    1)、原自連(原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟)が「原発ゼロ法案」の骨子を発表した。小泉元首相、細川元首相、吉原毅城南信用金庫元理事長。
    2)、稼働中の原発(核力発電所)の即時停止、再稼働禁止、核燃料サイクル事業からの撤退、原発(核力発電所)輸出禁止、自民党を含めた全政党に賛同を呼び掛けた。
    3)、自然エネルギーの電力比率を2050年までに100%とする。法案審議が国民的な議論を喚起するはずである。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    5)、菅官房長官の「安全性が確認された原発のみ、地域の理解を得ながら再稼働を進める考えに変わりはない」という自民党の姿勢や原発(核力発電所)をベースロード電源と位置づけていることは自民党公約 「原発依存度低減」 違反なのでこのままでは野党にこの点を突かれるという恥ずかしい事態を招く。
    6)、立憲民主党も同じ法案を作成中なので自民と立憲が連携して広く国民運動を展開したい。

    (私の意見)
    1)、現代核科学者の良心を問い詰める事から始めてほしい。そうすれば地に足が就いた国民運動になるでしょう。しかし、このことを抜きにして運動を行っても政治ショーと勘違いする人が多いでしょう。
    2)、理化学研究所がニホニウムという人工高レベル核廃棄物を作る姿勢を正す事から始めてほしい。

    註 : 小泉氏はここでも公的な発言している

    <2019年1月27日、記、「僕は何度でも、初めての君に恋をする」からの自由絵画 読書感想画コンクール滋賀県段階での優秀賞 毎日新聞 濱弘明 記者>

    (私なりの要約)
    1)、第29回読書感想画中央コンクールへ出品する滋賀県段階の審査が行なわれた。
    2)、704点の応募中14点の優秀賞が中央コンクールに送られる。
    3)、14点のうち中学校の「自由読書」の部での優秀賞は嶋田和奏 君の「出合い」という 絵画 だった。この絵画は 「僕は何度でも、初めての君に恋をする」 沖田円 作、スターツ出版文庫
    (私の感想)
    1)、私はパッと新聞を開いたとき、この絵画が目に飛び込んで来ました、少女の大きな右目の瞳に男の子の全身が樹木と共に写っているのです、まるで鏡に映った姿のように。女の子にとっては 今のこの瞬間の男の子 が連続して存在し続けるのです、男の子はこの瞬間を数秒で忘れても女の子にとっては 「決して忘れない」 存在。 
    2)、中2の今のハナ(男の子)は「事故」で 「記憶障害」 になったのですが、事故は 「いつ、何歳の時」かははっきりしない点が不満(私の読み落としかもしれませんが)。
    3)、作者は現代社会の冷たく素早い世相にあって、真逆 の世界を作り出し、感動させます。暖かい体温と、きめの細かい恥じらいと、セイ(女の子)の勇気ある決断が描かれています。
    4)、1日しか記憶がもたないハナは次第に悪化し、最終的には2年間で数秒しかもたなくなる。
    5)、ハナにとってはいつも新鮮なセイだがセイにとっては別離の原因となる 「記憶障害」 なのにもかかわらず、セイはますますハナの優しい魅力にひきつけられてゆく、なぜか? それは 「何時も新鮮」で汚れていないから、それに比べて過去をいつまでも引きずって両親の不和に不満ばかりの自分の汚さを思い知らされるから。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    6)、結局、ハナの家庭的な優しい雰囲気に感化されたセイは自分から両親に話しかけるようになる、その結果は両親の離婚、自分は父と暮らす、そしてハナと付き合い続ける。
    7)、ハナの優しさの発生源は、事故以前(小学校6年まで)に極めて強く深い愛情を受けて育った事にあるのだろうと想像しています。将来は、ハナが 育児・家事 をして セイ が外で働くのかもしれないとも思いめぐらせています。

    <2018年3月27日、記、地磁気逆転の痕跡地層、チバニアン>

    地磁気の逆転現象についての(私なりの要約)、出典は、Wikipedia をはじめとする、インターネット上の信頼できると直感するページ。
     
    地磁気の逆転とは、北極と南極が入れ替わる事。
    45億年の地球史に於いて、この現象は約 30万年 に1回の割合で発生しこれまでに 11回あったとされている。
    最後に在ったのは約80万年前なので現在の地球は、地磁気の逆転現象 がいつでも(例えば数時間後)起きる可能性がある。起きれば 100年くらい逆転状態が続いた後もとに戻る。
    過去11回での生物への影響はどうであったかについては 「神話(旧約聖書)」 にすら全く記載が無い。それほどまでに 「人智」 とかけ離れた現象。大きな身体を持つ人類に及ぼす悪影響は 「科学」 で数値化することが不可能。多分人類はほぼ半減するに近い打撃を受けて 100年 を経て もとに戻るときにもまた壊滅的打撃を受けるだろうとの想像も成り立つ。 
    チバニアン地層 について
    地磁気の逆転現象の日本での痕跡は 千葉県市原市田淵地区の地層に在り 磁極が正反対となった約80万年前の地層として最近(2017)発見された。 「チバニアン地層」、と、国際地質学会で命名される可能性が出ている。

    <2020年1月18日、記、地磁気逆転地層 [チバニアン] と正式命名、出典は 2020,1,18 の毎日新聞>

     

    (私なりの要約)、

    1)、17日、韓国で開かれた国際地質科学連合の理事会で決まった

    2)、千葉県市原市の川沿いの地層「千葉セクション」が、中期更新世と前期更新世の境界を示す代表的な地層として認められた、
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    3)、地球の歴史を117に分けた地質時代に、日本の地名が付くのは初めて。

    4)、地球はN極とS極が入れ替わる自然現象「地磁気逆転」を直近の360万年の間(新生代第四紀から現代までの間)に 11回 起こしてきたが、養老川沿いの露出した地層「千葉セクション」は最新の 77万年前 の様子がスポットライトを当てたようにわかる地層である。


    <2018年10月24日、記、中共国へのODA終了へ、毎日新聞報道、秋山信一、満田宗義 記者>




    (私なりの要約)
    1)、中共国へのODA(政府開発援助)終了へ。40年で3.6兆円 「役割終えた」 日中関係は新たな連携の形を探ることになる。
    2)、「世界第2位の経済大国にもはや支援の必要は無い、ODAは役割を終えた」 「今後は中共国と、第三国への開発支援や人道支援で協力する」
    3)、ODAのうち、大型インフラへの円借款(有償資金協力)は2007年度に終了しており、それ以降は医療専門家の派遣と言った技術協力や、学校建設などの少額の無償資金協力に絞っていた。
    4)、事実上の 「日中戦争賠償」 とも位置づけられてきた対中ODAの終了後は国際的規模での開発援助で日中両国が協力する時代が来るでしょう。



    ★ : 追記、2018,10,27 毎日新聞によると、
    円借款援助事業例 : 上海の空の玄関口 浦東国際空港建設、上海市宝山地区の石炭・鉄鉱石を扱う港湾施設建設、その他、道路や発電所建設。
    無償援助事業例 : 中日友好病院建設。


    2019年1月21日、記、、毎日新聞社説、ロシアの北方領土外交の姿勢批判、「外交も自国中心主義」 「第二次世界大戦の結果として北方4島はロシア領となった」 では取りつくしまもない


    (私なりの要約)
    (A)、「第二次世界大戦の結果として北方4島はロシア領となった」 論拠は国連憲章107条だが、ロシアはこの条項をゆがんで解釈し間違っている。

    (B)、第二次世界大戦の当時、連合国の一員であったソ連は「領土不拡散条約」 に署名しているにもかかわらず北方4島を侵攻し領土を拡大しようとしたことは国際法違反である。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    (C)、「領土不拡散条約」を無視するなら外交交渉は成り立たない。

    (D)、ロシアに自国統治のゆとりが無いのならば、日本は交渉しない方が良い。

    (E)、ロシア国内では、民族主義が渦巻き、「クリミア侵略(2014,2)で成功したと同じ方法すなわち 国民投票 で決めればよい」 との動きが始まっているが、無理難題を日本に押し付けている、日本人は居住していないのだから、ロシアが勝つに決まっている事を実施するのであれば自己中心な野蛮国である事を示すことになり、このようなロシアが通商を求めて来ても商売相手とはならないでしょう。

    (私の解釈)
    1)、国内に、クリミア侵略問題民間航空機撃墜問題対ウクライナ宗教問題毒殺事件1(事件2を含む記事)毒殺事件2(事件1を含む記事)毒殺事件3毒殺事件4毒殺事件5中距離弾道ミサイル制限条約違反クリミア橋建設問題クリミア軍艦拿捕事件シリアへの応援問題、ほか雑多な難題をかかえすぎた結果、国内をまとめきれなくなってただひたすらに 「スラブ民族主義」 という大衆意識にすがりついた政治が見えてきます。

    2)、スポーツ界もドーピングでオリンピック出場不可になる選手が多発しています。この国には共産主義革命が失敗してから (1991〜) はドーピングを秘密に出来なくなりました。オリンピックを国威発揚の機会ととらえる国のままのようです、共産主義政権時代にはドーピングによって多くのメダルを獲得してきましたが宗教が復活しても人々にスポーツの純粋性は戻らず 国家主義 民族主義 のもとでの、国威発揚に変わっただけのようです。選手はドーピングが原因の病気によって短命で、世界的な批判を浴びています。このような国とのお付き合いはやめておこうと考えるのが国際社会の常識だと思います。

    3)、国内に何か些細なことを原因に内紛が起きればたちまちのうちにパニックが起きるでしょう。それでも放置し、日本を含む先進諸国は知らぬ存ぜぬで押し通すのも一つの方法だと思います。この国の 「モンゴルのくびき(タタールのくびきとも言われる)の240年間」 で形作られたゆがんだ自信過剰癖は治しようもないと思います。広大な領土を抱え最先端核武装や超音速ミサイルやプルトニウム増殖炉で武装しても、人口はアメリカより少なく日本よりやや多い程度なので、到底守り得ないと思います。自国を守るのはあくまで 「友好」 であることを早く自覚してほしい。 

    4)、ロシアはアメリカにおびえています。アメリカがNATOに加盟していることを恐れているのです。だからと言ってNATOと真っ向勝負して勝つはずがありませんので、日本に八つあたりしてうっぷんを晴らしているのでしょう。
    1991年にロシアが政治体制崩壊を来たして、たまたまシベリアに埋蔵天然ガスが見付ったおかげでBRICS (ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ) という発展途上国から離陸しようとしていますが、この国特有の 自信過剰癖 が災いしてあたかも世界のリーダーとしての国力があるかの如くふるまう態度は滑稽です、軍事力だけが突出して高い国をどうして信頼することが出来ましょうか。

    ▲▲先頭へ▲▲▲

    2019年2月5日記、、毎日新聞、土居和弘記者、障害者 ⇒ 障がい者 ⇒ 障碍者 、常用漢字表の柔軟運用に関する朗報 於宝塚市、全国初の試みである


    (私なりの要約)
    1)、心身の不自由な人を意味する表記は数十年前までは 「障害者」 だった。「害」 は人格権を侵すので 「がい」 に替えられ現在では 「障がい者」 と表記されるのが一般的ではあるけれども、外国人が日本語を習う時、漢字列の中に 突然ひらがなが交じる表記は 日本語句 とは言えないので何とかしなければと思われてきた。 

    2)、心身の不自由な人の人権を侵さないようにとの配慮が逆効果(以前よりも目立つ差別や反感 [自分本位の権利意識を主張との批判] を誘発する)となってきた。
    3)、「害」⇒「碍」 とすれば日本語の意味を変えることなく 「字句」 を目立たなくすることが出来る。

    4)、宝塚市は、「碍」 が常用漢字表に無いにもかかわらず、市の判断で公文書、表彰状、ホームページ、公報誌などを順次 「がい」⇒「碍」 に変更して行く方針である。

    (私の意見)
    (A)、「嵐」 や 「俺」 が常用漢字表に採用されてゆく経緯を観察すると、そこには大衆におもねるポピュリズムが見られ、このことで公的機関への不信感を抱いてきた私にとって宝塚市が 良識 を持って敢えて公的機関に反省を促す行為に出たことを高く評価します。

    (B)、この流れが日本文化の正常化の誘い水になることを期待します。

    (C)、私がこれまで問題視してきた高温化学分野での異常な用字用語の改革もなされる事を期待します。高温化学概念のうち サンズイヘン の 「溶融」「溶岩」「溶鉱炉」 は日本語としては間違っているにもかかわらず、戦後一貫してそのままである事は漢字を使用する国として恥ずかしいことですから、この機会にこれらの字を 「熔融」「熔岩」「熔鉱炉」と変えねばなりません。

    (D)、このことについての詳しい説明は 短文例3 で核科学分野での用語変更 「溶」 ⇒ 「熔」 等の必要性を提案しています。


    2019年7月14日記、昔はあった 「暗黙知」 今は 「数値化知」。 暗黙知 の時代背景は 集落・里山・奥山、 数値化知 の背景は欲望のままの収奪・金銭勘定、人間の「奥ゆかしさ・第六勘」は通じない。本題は 「人を見る目」置き去りに」毎日新聞、時代の風 長谷川眞理子 総合研究大学院大学長

    (私なりの要約)
    1)、昔はあった 「暗黙知」 その時代背景は 自然と共存することを当然とする生活、日本文化の本質はこれであるとよく言われるが、日本人の「自然との共存思想」 は時代背景と共に変わってしまった。
    2)、集落・里山・奥山、奥山は野生の鳥獣のために取っておく、電気の工場もない状態で日本人はずーっと自然と共調して暮らして来た、奥ゆかしさや暗黙知という精神は今は無い。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    3)、高度経済成長時期にあっさりと日本人らしさを捨て去った姿からは 日本人の本性は 「自然との共存」であるとは言えない事を証明している 
    4)、自然との共存は 言語化された 論理・思想では無かったのに比べ現代は 「金銭」 というはっきりした論理・思想があり、 「暗黙知」 に裏づけられた自然との共存感覚は 論理としての明確さが無かったためにいきなり姿を消して。お金が儲かるという話に乗って行きやすい。限り無く欲望は刺激され、欲すれば明確な形で計られ且つ得る事が出来る。数値化の社会が実現された、それもあっという間に。 
    5)、「科学は数値化現象」 であり、科学が人間的判断を下すことは出来ないのでこの先どうなるか心配である


    2020年2月1日、記  オーストラリア森林火災 非常事態宣言、毎日新聞、シドニー共同

    地図画像は TABIRECO のサイトよりいただきました

    (私なりの要約)
    1)、オーストラリア首都圏キャンベラ周辺周辺で森林火災が悪化、非常事態宣言が出た。
    2)、「猛暑」「風」「乾燥」 の組み合わせでキャンベラ南方の郊外が危険にさらされている。
    3)、2019年9月以降森林火災が続いておりすでに日本の面積の半分近い17万平方キロ以上が消失、30人以上が死んだ。
    4)、動物(カンガルー、コアラなど)にも甚大な被害が出ている。
    5)、ニューサウスウェールズ州でも今週末、熱波による森林火災の悪化が懸念されている。
    (追記、2020,2,16 毎日・余禄)
    1983年、南部ヴィクトリア州で起きた山林火災では人間も75名死亡。2009年にも人間が179人焼死、


    2020年7月25日、記  オーストラリア森林火災 非常事態宣言、その2追記 ネコが生態系の破壊を加速する>
    オーストラリアの森林火災後には、ネコが生態系の破壊を加速する

    科学的・客観的に見て、ネコという生物は地球にとって極めて“有害”と言える。野良猫になったイエネコは毎年、米国だけでも37億羽の鳥と207億匹の哺乳類を殺している。爬虫類や両生類の被害はそれよりもっと深刻だ。この点で、ネコはこのうえなく有害な生物なのである。
    ▲▲先頭へ▲▲▲

    そしていま、史上最悪の森林火災に襲われているオーストラリアでは、ネコはその生態系の危機をさらに悪化させようとしている。森林火災の直後に生き残った動物の多くは、けがを負ったり体力が落ちたりしている。その隙に野良猫に襲われていることが、これまでに科学者によって示されているのだ。

    WIRED NATURE  2020.01.19 SUN 10:00 記事の要所を抜粋掲載 さらに下の記事を転載させていただきました。

    地球規模の環境異常をもたらすとする関連警告を同時に発しています、
    画像付きの記事を見る場合は、Yahoo などの検索サイトで、以下の文字列に隠れているURLアドレスを使って見ることが出来ます。
    ★註 : 以下のオーストラリア森林火災関連サイトは見ることが出来ない処理がなされています。  
    オーストラリアの森林火災は、この地球の未来を“予言”している
    オーストラリアの森林火災は、「さらなる気候変動」という悪循環をもたらすのか?
    オーストラリアの森林火災は、コアラやカンガルーがすむ独自の生態系まで壊滅させる
    オーストラリアの森林火災は、危険な「火災積乱雲」を生み出している(動画あり)


    2020年2月2日、記  アルゴリズムとは何か
    以下は、Oiita https://qiita.com/   https://qiita.com/drken/items/f909b79ee03e679c7142  のサイトに出ていた記事を私なりに単純化した答えです。

    【答え】
    アルゴリズム とは、「原理的には分かっているはずの答え」 を人間自らが探求して見つけるのではなく、すでにある 「方式(計算方法)」 や 「機械(コンピューター)」 などに見つけ出させる 主義 のこと。

    <2020(令和2年)年4月24日「ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ!、武村政春著 さくら舎 の要点抜粋ブログ をそっくり頂きました、なにとぞご了承のほどをお願いします>


    https://ameblo.jp/happy0909/image-12585585576-14735508862.html 堺市ハッピー薬店ハッピー思考塾 橋本亨 氏ブログ より頂きました。 理由は、簡潔に要点を抜粋してあるから。

    (抜粋文言)
    1)、ウイルスは生物ではない
    2)、ウイルスのすべてが病気を引き起こすわけではありません。 むしろ圧倒的多数のウイルスは、人体に入っても病気を引き起こしません。
    3)、いまのところ「生物ではない」ということになっていますが、どういうわけか遺伝子を持っていて、生物の力を借りて(というか勝手に使って)増殖します。
    4)、最初に断っておきますが、地球上の全ウイルスのうち、ヒトに感染して病気を引き起こすウイルスはごくわずかです。ほとんどのウイルスは人間に悪さをしません。
    5)、ナメたり油断してはいけないけれど、ウイルスを排除しようなんてことはできません。
    6)、ドイツにあるブルスゼー湖という湖の水の中には、1mlあたり約2億5,000万個のウイルスがいたそうです。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    7)、感染して細胞に入ったウイルス1個は10万個になるような驚異的な増え方をします。 インフルエンザウイルスに至っては、1個のウイルスが20時間で100万個という爆増ぶり。
    8)、いろんな病気を引き起こすやっかいな存在でもあるけれど、何億年、何十億年というスケールで生物と関係を持っている。 おそらく生物と共生しているウイルスもたくさんいる。そう考えた方が自然です。
    9)、好むと好まざるとに関わらず、億千万のウイルスに触れたり、水が口に入って億千万のウイルスを飲み込んだりしています。 いまこの瞬間も、呼吸によって空気中から吸い込んでいるはずです。 そんな風にして、病気を引き起こさないウイルスは、私たちの体の中にたくさん入り込んでいることでしょう。
    10)、「生物」とは「細胞でできていて、自分自身を維持し続けるために外界から取り入れた物資からエネルギーを作る(代謝)仕組みをもっており、自分と同じ仲間を増やす(自己複製)ことができるもの。
    11)、風邪は基本的にウイルスが原因なので、抗生物質は効きません(生物である細菌には抗生物質が効きますがウイルスは生物ではないので抗生物質は効きません)。
    12)、2018年の初頭、厚生労働省は「インフルエンザの予防にマスクは推奨していない」と、異例のコメントを出しました。インフルエンザウイルスによっては、マスクの布など目の粗いザルも同然、やすやすと素通りしてしまいます。
    13)、「なにがなんでも清潔に!」と除菌を徹底するあまり、共生している常在菌を撲滅してしまうと、かえって不都合が出てきます。
    14)、次亜塩素酸ナトリウムという試薬は、よくノロウイルスの"殺菌"に使われます。タンパク質を変性させてしまう働きをするので、ウイルスは殻のタンパク質が変性して"死んで"しまいます。家庭用の塩素系漂白剤の主成分が次亜塩素酸ナトリウム。
    15)、ウイルスには抗ウイルス薬はありますが、これはウイルスを殺すのではありません。たとえばインフルエンザで処方されるタミフルは、細菌内で増殖したインフルエンザウイルスが、その細胞から外に出ないようにする薬です。だから、初期に飲まないとダメ。
    16)、ウイルスはなんらかの生物の細胞に感染し、その細胞の仕組みを利用して自分を複製します。生物からしてみると、ウイルスに乗っ取られて、せっせとウイルスのコピーを作らされるのですから、たまったものではありません。
    17)、ウイルスに入り込まれる生物のことを「宿主」と呼び、インフルエンザウイルスの宿主はカモなどの鳥、豚、そしてヒトです。宿主の細胞に入らない限り増殖できません。
    18)、"いきていく"のに当たって、とことんシンプルで効率のいい姿を追究したら究極のミニマリストになった、それがウイルスでしょう。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    19)、身軽で気楽なウイルスとはいえ、目指す細胞にたどり着いて、感染まで到達できるかどうかは運任せです。
    20)、ウイルスの場合、「この細胞に取りついてやろう」と狙ってくるわけではありません。浮遊していてたどりついた場所が侵入できる細胞であれば良いけれども、そうでなければ、またふらふら旅を続けるしかありません。
    21)、細胞への吸着も、ウイルスは水分子の運動に押されて非常に細かく振動しながら、何回も何回もトライして、カチッと一瞬くっつく、この瞬間、吸着が成立します。
    22)、本来、ウイルスは宿主を殺しません。 感染しても病気にならずに「ウイルスと共存共栄している」のが本来の宿主です。
    23)、コウモリはエボラウイルスに感染しても平気で暮らしていますが、たまたまヒトに感染すると血管や臓器を破壊して、致死率90%という報告もある破壊的な結果をもたらすのです。
    24)、ワクチンとは、細菌やウイルスなどによる病気にかからないために、あらかじめその病原体に対する免疫力をつけておくためのものです。
    25)、「潜伏期間」とは病原体が宿主の体に入って、なんらかの症状が宿主の体に生じるまでの期間をさしています。
    26)、インフルエンザウイルスは潜伏期間の短いウイルスの代表なら、ヒト免疫不全ウイルス(HIV、エイズ病原因ウィルス)は"気が長いウイルス選手権"のチャンピオン候補です。
    27)、HIV(エイズ病)よりももっと潜伏期間が長く、多くの人が持っているウイルスがあります。子どものころにかかる「水疱瘡」の原因、ヘルペスウイルス(私 森本 の目を失明寸前にまで追い込んだ原因となったウィルス)の一種である水痘ウイルスです。
    28)、「ウイルス=病気を引き起こす厄介者」といったウイルス観が、じつは人間が勝手に決め込んだ狭い考え方だったことに、一部の研究者達は気づき始めていて、いまでは「ウイルス=地球生態系になくてはならないプレーヤーであり恩人たち」という位置づけに向かいつつあります。
    29)、いまある生物はウイルスから恩恵を受けてきた可能性が高いのです。
    30)、つまりネコもネズミも、イヌもヒトも、この"レトロウイルス(特殊な酵素を持つウイルス)感染グループ"の子孫なのです。
    31)、私たちが胎盤を持つほ乳類になれて、地球上に繁栄できたのは、祖先が感染したあのレトロウイルスのおかげだった(レトロウイルスによる苦難を克服してレトロウイルスとの共存能力を身に着けたおかげだった、苦難は幸福の入り口だった)。
    32)、宿主の細胞に感染して増殖しつつあるウイルス(増産)工場の状態こそ、「ウイルス(病)の本当の姿」。
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    33)、ウイルス(病)の本当の姿とは「ウイルスに感染した細胞」なのです。ウイルスで病状が悪化するということはウイルスに乗っ取られた細胞がどんどん増加しつつある状態となったということなのです。

    (今後の対策案)
    ウイルスに打ち勝った人体細胞から「抗体」を分けてもらって予防してはどうでしょう、これまでやって来たように。ウイルスを死滅させる方向ではなく、「予防」「共存」の方向性をもって研究者はコロナウイルス抗体発見(ワクチン開発)の努力に全力を投入してほしい。この考え方のヒントは 毎日新聞 「土記、2020,4,18(土) 2020,4,25(土)」 の 青野由利 氏よりいただきました。

    (消毒の意味について)
    ウイルスは生物(食べる、成長する、排泄する)ではないので 「消毒」 しても死にません。強力な増殖能力だけがある 極小粒子 です。 「消毒」 の目的は 「感染直後の細胞」 を殺す事。指の腹側に多くの細菌がくっつきます、例えば、エレベーターのボタンやATMのボタンはげんこつを作ってげんこつの出っ張った部位を使って押すのが良いし、手すりは掌で握らずに腕で持たれかかりながら体を支えつつ移動するのが良いと思います。それでも 「感染直後の細胞」 が指先にくっ付いたら アルコール でそれを殺すかまたは石鹸でそれを洗い流すかすればよい。

    (私が患ったヘルペスウイルス眼病の経緯)
    上記27)、 の補強をします。
    ヘルペスウイルスに大増殖されたブドウ膜細胞が、やがて老朽化、破裂、ウイルスの残骸が一斉にガラス体内部に飛散・拡大、入射光線を遮ったため急激に視力が落ちた。
    こうなった原因は、涙を流して泣くことが多く涙を指で拭っていたためブドウ膜が不潔になっていた、パソコンの使い過ぎでブドウ膜細胞が疲労していた、です。
    「不潔」と「過労」、この二つに注意すれば今後はヘルペスウイルスにカチッとくっつかれることはないでしょう。

    2020年6月30日 新型コロナ感染症の爆発的流行について BBC NEWES JAPAN 新型ウイルス、「最悪はこれから」 WHOが警告 ★註 : 武漢市で原因不明の肺炎患者が発症したのが2019年12月8日
    https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000177337.html
    テレ朝news 新型コロナ 武漢当局 「最初の発症は2019年12月8日」)、春節(1月24日から1月30日まで、7日間)での人々の移動で急激に中共国内外に広がった、2019年10月頃に武漢ウィルス研究所職員が 感染・死亡 していたとのうわさが気がかりです。
     
    https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20200207/pol/00m/010/020000c
    中国政府は同31日(2019,12,31)に世界保健機関(WHO)に報告し、1月7日には遺伝子配列を特定して新型コロナウイルスによるものと発表している。武漢市長の発言を読み解く 浦松丈二・中国総局長 2020年2月8日 


    ▲▲先頭へ▲▲▲ (最近報道の私なりの要約)
    1)、この感染症患者の最初の発見は 2019年12月8日、於中共国武漢市 食道楽者が何らかの野生動物(コウモリ、アルマジロ)を食べたことに端を発すると言われている、しかし、それよりも前に
    2)、武漢市にあるウィルス研究所で何らかの不手際のため、人工ウィルスを作成中に研究所外部へと漏れ出たことに端を発し、新型コロナ患者は2019年夏ごろから発生し始めたとも言われている、中共国政府はこのことを事実として認めていない、しかし、現代文明諸国のほとんどはこの説を「正しい」と認めている。隠さずにもっと早く公表し、武漢市のその研究所を国際的に公表、徹底調査していれば地球規模の感染爆発は防げた可能性があるとするのが定説となっている。この中共国の態度の異常性は、かつてのソ連がチェルノブイリ原発事故を二日間以上経って他国(スウェーデン)によって暴かれた異常性に似ている
    3)、握手、抱擁、口づけ(キス、接吻)等の身体接触が日常あいさつ行動では無い日本に於いては外国に比し極端に死者が少ない
    4)、コロナと名の付くウィルスは過去にもあったが、今回の新型コロナウィルスは外見が似ているだけで本質は非常に悪性で人類が蓄積してきた抗体が全く効かずパンデミック(爆発的流行)状態を押しとどめる方法の端緒さえもつかむことが出来ない
    5)、抗体を見つけワクチンを作り、このウィルスと共存してゆくにはかなりの時間を要し先行きは暗い
    6)、唯一の対処方法はこのウィルスに感染しないようにすること、例えば、人と人の存在距離を2メーター間隔とする、必ず口をマスクで覆う、手指からの感染例が最も多いので、日常生活動作の折り目けじめには必ず手を石鹸で洗う
    7)、クラスター型感染(特殊集団感染、集団の中に一人でも感染者いれば属していた他の一人が感染源となる)と言う前代未聞の感染をするので、たちまちのうちにウィルスは広範囲に広がってゆく
    8)、健康者は自宅から外出しない生活習慣を新しく身につけなければならない、社会的な仕事も 在宅勤務 の形で行わなければならない、保菌者がいるかもしれない場所には行かない、他家、他地域、他県・他国、間の相互移動はしてはならない
    9)、富の流通が出来なくなるので世界的な貧困が訪れることを防ぐ知恵を開発しなければならない
    10)、演劇や、集団礼拝が出来なくなるので個人間の意思の相互伝達は電子情報(IT)に頼らねばならない。
    11)、都市は常にこのウィルス感染可能地域なので、人口の地方分散 IT頼りの情報交換 の方法を開発せねばならない
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    12)、医師・看護師など医療現場での死者が多発している、医療関係者は、治療方法がないので自己責任でこの病気への責任を果たさねばならない
    13)、唯一の希望の光は、時間さえかければ人類の歴史から見て、やがて抗体が出来、ワクチンが出来、ウィルスと人類の共存が得られるであろう


    2020年9月5日 新型コロナ病対策
    2020,9,5 毎日新聞 土記 青野由利氏 によると、
    新型コロナ病流行初期に見つけた特徴は 「感染者の8割は人に感染させず、少数が多くの人に感染させている」だった。対応が難しいこのウイルスの「弱点」として、日本のクラスター対策の根拠となったが、8月の調査でもその傾向は変わらない。ウイルスのこの 弱点 は当初の見込み通りだったわけだ。裏を返せば、武漢由来のウイルスも、欧州由来のウイルスも、ほとんどの地域で一旦はほぼ途絶えた。「日本の対策が感染伝播(でんぱ)を阻止してきたことの表れだが、完全に抑え込むことはできなかった」

    今後の対策は 
    1)、感染者の海外からの流入をいかにうまくコントロールするか。
    2)、もうひとつは夜の繁華街のようにクラスター連鎖の起点となりやすい地域での効果的な感染抑制策。

    [註★ 筆者の疑念] : 2021年8月25日現在になってもこのウィルス病による感染・入院患者は、東京都でも他の都市でも増加している。ワクチン注射は全くと言ってよいほどに効かない、私は、このウィルが 「人工作出」 によるものだった場合、識者たちの言う 自然鎮静 を信じることが出来ません、その理由は、物理学分野での人工放射性物質が毒性を失う場合一般的に数万年かかるから。

    物理学分野での知見は人工生物(人工ウィルス)分野にも及ぶのではないか? デルタ型という派生ウィルスが猛威を振い出したと言われます、私たちが早急にせねばならないことは、このウィルスの作出過程をたどること。中共国の武漢ウィルス研究所は「何か」を隠しているという気がする。 

    2020年9月26日カンボジア内戦後のODA(日本政府開発援助)の具体例・破壊されたカンボジア橋の再建 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/hanashi/story/asia/kanb10.html より要約(2020,9,26 あるYouTube 〔チャンネル登録はこちら♪ https://www.youtube.com/channel/UCSXLYH7kcwGe8XKF0DwIRyQ/ #海外の反応#日本#カンボジア 【日本 ...〕 より具体例としてこのことを知ったので載せさせていただきました)

    〔内戦の概要〕
    カンボジア内戦(1970-1991)があった。ポルポトという毛沢東信奉者が知識人をたくさん殺しながら自己流の共産主義革命を進めた。すでに1966年に日本の援助で完成し大いに利用されていた 「日本橋」 も破壊され、戦後も残骸をさらし続けていた。戦後の統治者であるシアヌーク国王は日本政府に「私の最大の願いはこの橋の復活」と願い出た、その願いは即時にかなえられた、以下の通りに。

    〔この記事(ちょっといい話)の要約〕
    ▲▲先頭へ▲▲▲
    1)、日本橋をまず修復したい
    2)、日本政府は即応し、無償資金・技術援助 を約束
    3)、1994年開通「日本カンボジア友好橋」と名付けられた
    4)、喜んだ住民達は「交通規則」を誠実に守ることで感謝の気持ちを表した
    5)、先進諸国や近隣諸国は日本を称賛した
    6)、現地には以前にも増して経済が活気づき多くの人が平和を満喫した、クメールルージュ(共産主義ゲリラ)は姿を消した


    2020年9月28日「地方分散型社会へ」コラム(風知草) 、「菅(スガ、日本新首相)改革の積み忘れ」 山田孝男 毎日新聞 東京朝刊
    日本は、はっきり意識して「地方分散型」社会への移行を急がなければ未来がないことを示した学者がいる。京都大こころの未来研究センターの広井良典教授(59)=公共政策、科学哲学=である。

    京大と日立製作所のチームは2017年、AI(人工知能 artificial intelligence)を用い、経済、少子化、環境など149の要因を組み合わせ、2万通りの未来予測を分析する研究結果を発表した。

    結論は「都市集中型」の未来より「地方分散型」の未来の方が、持続可能性が高い、である。

    それも地方分散が望ましい――というようなのんきな話ではなく、25年から27年ごろまでに転換を始めなければ、以後は「都市集中型」シナリオから抜け出せず、社会そのものが存続し得ないという展望を明らかにした(広井「人口減少社会のデザイン」東洋経済新報社19年刊)。

    (私の解釈)
    1)、これは基本的に「政治」よりも「個人の自覚」の次元の問題すなわち 「宗教」 の範疇に属する人間問題と思います。 
    2)、人間の精神が神と交流出来るためには自然環境が人間と調和していることが必要です。このことは人類誕生の地球環境を想定すればわかります。
    3)、人類は誕生した時、まず神と交流しましたが、その自然環境は 「人工環境」 ではなく 「自然環境」 でした。  
    4)、人類は「自然環境」⇒「人工環境」へと流れ、文明を発達させながら神を見失ってきました。神との交流能力を高めなければ人間の社会そのものが破滅に向かいます。 
    5)、広井良典教授の哲学によれば、25年から27年ごろまでに各個人の自覚が「人工環境」⇒「自然環境」へと流れ始めなければならない、そうでなければ社会そのものが存続し得ないと述べられている。あと4年くらいの間に「人間存続」と「人間消滅」の分岐点があり、可能性としては「人間消滅」の方向へと向かう、逆転する力は人間各個人に宿っている、私たちは自分自身の内面の声(神の声)が聞こえるように真剣に努力しなければ絶滅への道を歩むことになる。


    2020年10月10日日ソ中立条約の再考
    日ソ中立条約の解説 「世界史の窓」 より要点を抜粋
    私の理解
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    日本外務省はソ連の「延長しない方針」を文字通りに解釈した、すなわち「1年後に満期が来るが延長はしない、あと1年はこれまで通り有効」と。しかし、この条文を熟読すると、ソ連の本心は「本日現在(1945年4月5日)はほぼ1年前(8日早い)である、破棄とは明言しないが本日からは、中立条約は1年後の終了に向かってその効力は衰弱して行くのでソ連をあてにしないでほしい」であることがわかる。モスクワ駐在の佐藤尚武大使はソ連の「延長しない」を「破棄」と正しく判断したが日本の外務省は「あと1年はこれまで通り有効」と解釈した

    1941年4月13日、日本とソ連が結んだ領土保全と不侵略を相互に約束した条約。45年4月5日にソ連は不延長を通告、8月8日に破棄し満州に侵攻した。

    1941年4月13日、モスクワで調印された日本とソ連の条約で、相互に領土の保全および不侵略を約束し、締約国の一方が第三国から攻撃された場合は他方は中立を維持することを約したもの。有効期限は5年とされ、満期の1年前に締約国の一方から破棄の通告がなければ、さらに5年間、自動的に延長されることとなっていた。

    太平洋戦争は1945年4月1日、アメリカ軍が沖縄上陸作戦を敢行、いよいよ帰趨が明確になってきた。それを見て対日戦争に参加を急ぐソ連は、4月5日、モロトフ外相がモスクワ駐在の佐藤尚武大使をクレムリンに呼び、日ソ中立条約は1年後に期限が切れるが延長しない方針であると伝えた。直後にモロトフ外相はワシントンに至急電を入れ、アメリカ政府に日ソ中立条約の不延長を日本に通告したことを知らせた。スターリンはこのように日ソ中立条約不延長を明らかにし、ドイツとの戦争が終わり次第、「ヤルタ密約」に基づいて日本との戦争に入る事を明確にした。

    佐藤尚武大使はこの「不延長」の申し入れは事実上の「破棄」を意味していると見たが、4月7日に誕生した日本の鈴木貫太郎内閣の東郷茂徳外相を始めとする外交中枢は、日ソ中立条約は「なお1年間有効である」ことに期待し、米英への条件付き降伏交渉の仲介をソ連に打診した。ソ連は予想通り仲介を拒否した。一方、米英はソ連の対日戦争参加は表向きには歓迎しながら、戦後に東欧だけでなくアジアでもソ連の勢力が強まることを懸念、ソ連参戦前に対日戦を終了させることを急ぐため、極秘裏に原爆の開発を急ぐこととなった。

    (引用)こともあろうに、間もなく敵国となるソ連に、米英への条件付き降伏交渉の斡旋を依頼するという致命的な外交エラーが、日本の終戦を大きく遅らせ、広島、長崎への原爆投下を含む無残な戦争被害の増大を招いたことは、今日ではもはや火を見るより明らかである。<仲晃『アメリカ大統領が死んだ日』2010 岩波現代文庫 p.105>
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    (私の反省)
    1)、私は日ソ中立条約をソ連が一方的に破って1945年8月9日に突然満州に攻め込んで来たと思い込んでいました。権威あるこの歴史書から、ソ連は条約締結時の約束をきちんと守ったうえで宣戦布告していることがわかりました。ただ、「破棄」とはっきり言わずに「不延長」というあいまいな表現をしているところに、日本の「判断の甘さ」を見抜いていたことがわかります。
    2)、4月でまる1年がくるのですからその時期に「不延長」と言ってきたらそれは「破棄」であると解釈し、その正しい解釈に基づいて外交交渉をするのが国際戦争の常識であるにもかかわらず、「不延長」を「自動的に延長されることは無くもう一度交渉しよう」との意思表示であると受け取ったことになる。ソ連という国を相手にする外交はよほど優秀な状況分析力が必要で、当時の外交は状況分析力に於いて低劣であった。ノモンハン事件(1939年)での対ソ連敗戦後のソ連が、事後処理後ただちに対ドイツ戦へと全力で向かった事は当時からソ連は戦時状況判断に優れていた事を示し、日本はこの時にソ連の戦時状況判断から学ぶべきでした、すなわち、「重工業で武器を改善・量産しドイツに勝ったら直ちに日本を攻めよう」と思っていたのです。


    国体明徴(1935,10,5)(再考) と 天皇機関説 と 天皇統治説
    「国体明徴」とは、天皇[皇室神道の神主=神の代理人]中心の国体観念をはっきりとさせると言う意味(森本の考えです)。
    天皇機関説昭和天皇ご自身の考え方で、その原因は皇太子時のイギリス留学で「国の代表者は君臨すれども統治せず」と学び感激したから。
    天皇統治説(皇道派の説)は大日本帝国憲法(明治憲法)の第1条に「この国は天皇が統治する」と書かれているから。

    この二つの説はとらえ方によっては両方ともに正しいのですが、当時の世界が 日清戦争⇒日露戦争⇒第一次世界大戦 と急激に変遷する中で、日本の陸軍と海軍は両方ともに自信にあふれ、かつ国民も軍隊の重要性に目覚めていたため、この二つの説は、海軍と陸軍との国会での勢力争いの 道具 に使われました。
    両軍部の対立は、力と策略に勝る 陸軍(天皇統治説)がクーデターによって一時的な勝利を収めますが、昭和天皇の判断によって 「天皇機関説」 が正しいとされ全員が死刑となりました。

    その結果、総理大臣は 海軍 ⇒ 海軍 ⇒ 陸軍 ⇒ 閣僚 ⇒ 陸軍 ⇒貴族(近衛文麿、1937〜、3度にわたり総理大臣)と変遷し、第二次世界大戦へと突入します、近衛文麿に外交力は乏しく第二次世界大戦という難局を乗り切るには力不足でした。近衞は和平運動グループの中心人物になり、吉田茂らの民間人グループ、岡田啓介らの重臣グループの両方の和平運動グループをまとめるために積極的に行動した。早期和平 のために日ソ中立条約の利用を考え、モスクワにまで行ったが、スターリンは「条約破棄」とは言わず「条約延長はしない」と返答した、スターリンはヤルタ会談で日本攻撃を約束しており「条約延長はしない」はすなわち「条約破棄」を意味することを理解しないまま帰国、近衞は 米・英・ソ の素早い外交に後れを取り、ソ連は1945年8月9日未明という日本にとって最悪の時期(その日の午前に長崎に2発目の核爆弾がアメリカによって落とされた)。近衛文麿の外交力は未熟だったが政治理想は正しい方向を向いていた、昭和天皇の「国の代表者たる天皇は君臨すれども統治せず」をマッカーサーに伝え、自分がA級戦犯に問われる可能性を知り、自殺した。


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    RCEPの経済効果は?毎日新聞 質問なるほどり 2021年1月3日 東京朝刊 をコピー

    解説  

    なるほドリ この前、ニュースに出ていたRCEPって何?

     記者 日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)の10カ国、オーストラリア、ニュージーランドが11月に合意した自由貿易協定「地域的な包括的経済連携(ほうかつてきけいざいれんけい)」ですね。英語表記の頭文字をとって「アールセップ」と読みます。アジア・太平洋地域の15カ国が工業製品や農林水産品の関税(かんぜい)引き下げ、投資やサービスのやり取りを促すためのルールを決めました。  

    Q どんな経済効果があるの?
     A 各国の国内手続きを経て協定が発効(はっこう)すれば、世界の人口と国内総生産(GDP)の約3割を占める世界最大規模の自由貿易圏が誕生します。三菱総合研究所は、将来、関税の撤廃(てっぱい)が完了すると、15カ国の実質GDPを平均0・5%押し上げると試算しています。  

    Q 押し上げ効果は国によって違うの?
     A 三菱総研の森重彰浩主任研究員は「中国に食い込む力、輸出競争力がどれだけあるか」によって、効果は異なると予想します。半導体などで強みのある韓国は、平均を大きく上回る1・7%増。RCEPでメガ自由貿易協定に初めて参加した中国と、各国との結びつきが強まって生産拠点としての地位が一層強まるASEANは0・3%増と見込んでいるそうです。  

    Q 日本はどうなりそう?
     A 試算によると、日本は0・8%増です。実は、日本が最大の貿易相手国である中国や3位の韓国と自由貿易協定を結ぶのは初めて。電気自動車のモーターやリチウムイオン電池の素材などの関税が撤廃され、輸出の後押しになりそうです。一方、安い海外産食品の輸入が増える懸念もありますが、日本政府はコメや牛肉など特に影響の大きい5品目を関税の削減対象から外して国内生産者を守りました。(経済部)
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    RCEP加盟国
    日本 中国 韓国
    オーストラリア ニュージーランド

     ・ASEAN
    ラオス カンボジア
    フィリピン タイ
    インドネシア ミャンマー
    ベトナム マレーシア
    ブルネイ シンガポール
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